みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

霧の霧ヶ峰

2024年06月29日 | 
この土曜日、梅雨の晴れ間、天気はまずまず良さそうだけど、
体調が今一つで、
発表会も近い中、きつい山に行く気にならず、
さあ、どうするべ・・・。
前夜、ネットの情報で、霧ヶ峰のニッコウキスゲが今年は当たり年!のニュースを見掛けて、
そうだ霧ヶ峰に行こう!

家から八島湿原の駐車場まで3時間ほど
(岡谷から直接、八島湿原に上がる道は、上の方がとても細いので、素直に和田峠から行けばよかった・・・。)
8時頃着。雨がかなり降っていたので、上がるまで1時間ほど待って出発
時計回りの周回コースにしよう!


イブキトラノオが出迎えてくれた




野生のオダマキ!嬉しい!


八島湿原
広い!
愛知から一番近い本格的な高層湿原?
長らく訪ねていなかったのは不覚だった。


シジミチョウ



雨に濡れて、カラマツ?若葉は良い風情だった







ゼブラ山(男女倉山(おめくらやま))は残念、五里霧中
雨雲レーダーの予報は外れ。本降りの雨!

山彦尾根から車山乗越はレンゲツツジがポツポツ











バイケイソウ


久しぶりに百名山登頂!
高校の頃以来?かれこれ40年ぶり!


天気は生憎
なんとなくイスラム教的。
40年前は無かったと思う。


車山から下りる途中
何やら、あの辺りだけ黄色に染まっている!


今までにいろんな木を撮ってきたけれど、一際、印象的



クヌルプヒュッテを過ぎ、八島湿原に戻る砂利道


八島湿原 南側の木道


グンナイフウロウ
たくさん咲いていたけれど、綺麗に撮れそうな個体が少なくて難しい




アヤメもたくさん


再びイブキトラノオ


鷲ヶ峰の東南斜面
好きな光景


諏訪湖を眺めつつ


美ヶ原方面


実に気持ちのいい道!


荒船山!


四阿山が見えていた


思い出の鉢伏山!
北アルプスは、霞沢岳だけ雲が取れていた




ニッコウキスゲもポツポツ


八島湿原の駐車場に帰って来た

=====
<番外編 ニッコウキスゲ群生地>
ビーナスラインを15分ほどニッコウキスゲ群生地へ移動!
観光客の人も多かった。




八ヶ岳が雲の中なのが、惜しまれる


イブキジャコウソウ
しまった!香りを嗅ぐのを忘れた!


フジバカマかな?


ウツボグサ


雲の習作


咲き誇ってた!


全体、まだ2分咲きぐらいみたい







ノコギリソウだそうな。白


ノコギリソウだそうな。ピンク

======
ニッコウキスゲは、霧ヶ峰の全体が黄色に染め上がるわけではなくて、ほんの一部の群生地だけだった。
まだ最盛期前だったけれど、瑞々しい花が多くて、十分楽しめた!
レンゲツツジもなんとか持ち応えてくれていた感じ。
6月末・7月頭の時期は両方楽しめて、思いつきでぶらり訪ねたわりには、なかなか良い時期に訪ねたと思う。

霧ヶ峰は今まで、人気の観光地でどうも足が向かなかったけれど、反省
車山の辺りはかなりの人出だったけれど、周辺はそれほどでもなく、いろいろいい場所がありそう!
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霧の高賀山

2024年06月22日 | 
今年は、GW以降、土曜日の晴天率は驚異的!
1週間前の雨予報から大逆転で、午前中は晴れ予報!
とは言え、体調が今一つで、遠征&ロング歩きは気乗りせず・・・、
前夜、YAMAPでいろいろ物色しても、いい山が見つからず・・・、どうするべ???

結局、朝起きて、ヒルの報告がない高賀山へ行くことにする。


登りはじめ、しばらくは大植林帯
なかなかの急登だけど、道がいいのでグングン高度を稼ぐ!


エゴノキ?落下盛ん


自然林がいいな


御坂峠から山頂、整備されたいい道
自然林で、雰囲気よし!




ギンリョウソウ


コアジサイ


コナスビ?だそうな。


山頂は晴れれば、かなりの好展望だろうに、
残念360度、見渡す限り真っ白!


何も見えないので、赤く色づく葉が気になる。
カツラ(対生)かマルバノキ(互生)か?
次回、要確認!


山門、フムフム


完全に雲の中になってしまったけれど、時には、こういうのも風情があるわい


下りは加部峠経由
ヒルが出没しそうで、この時期いやな沢沿いの、小さな徒渉を何回も繰り返す。
足元をかなり用心してウォッチするけど、ヒルは確認できず・・・。
(となりの瓢(ふくべ)は、けっこういるみたいなので、ヒヤヒヤ・・・。)


自然に還りゆく廃車


帰って来た。
高賀の森公園の駐車場は広々なのも、ありがたい。


いい感じの周回ルート!
ヒルが怖いので、フルスピードで歩く!
ヒルトレーニング?
ほとんど樹林帯で、曇っていたこともあり、そんなに暑くもなく、気持ちよい山歩きだった!

=======
家から登山口で、高速使わずに1時間15分。
そこそこ標高差があって、登り甲斐あり。トレーニングにも好適。
山頂からの展望も楽しめるはず。
何より、ヒルがいなかった!のが大収穫!

途中の洞戸の辺りは、鮎料理のお店が何軒も目に付き、誘惑されたけれど、
シーズンだからか?お昼前でも、どこも観光客で駐車場はいっぱいで、残念。
次回は、もう少し早起きして、ラッシュになる前に、賞味しよう!
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2024初夏ピアノ会

2024年06月16日 | ピアノ会
この日は、半年ぶりのピアノ会。
10人ちょっとの皆さんと共に、ピアノを弾き合った。
とりあえず大過なく終わって、幹事役としては今回もほっと一安心・・・。

今回借りたピアノは、スタインウェイのフルコンで、素晴らしいに尽きるピアノだった。
タッチが良くて弾きやすい。上品に煌めく音色も絶品!
ホールの練習利用で、反響板が無かったので、音響は今一つかも?と心配していたけれど、さすがはスタインウェイ!まったくの杞憂だった。

今回は、マンネリから脱却したくて、暗譜!の目標を立てて、臨んで、
あと、元ピアニストの知人の助言に従い、徹底的に左手だけの練習もする。
それでも、なかなか思う通りには行かなかったけれど、いつもよりは安定して弾けたかな・・・。

個人的には、この半年間は、かなり怪我に悩まされて、受難期だった。
左手の小指の痛み(オクターブを続けると、すぐ痛くなるいつもの奴)で、何回か週単位で練習中断・・・、
右手の人差し指の指先も妙な痛みに見舞われて、1ケ月中断・・・。(原因が良く分からず、悩んだけれど、結局、腱鞘の問題ではなかった。)
山登りも忙しくて、レッスンも何回行けたかな???
(週末の天気予報が雨だったら、レッスンをお願いするスタイルになってしまった)

思うに、仲間の皆さんのように、譜面を見ながら弾くのは、不器用な自分には無理がある。
であれば、本当に好きな曲だけを暗譜して、いつでも弾けるようにすることを目指すのも良かろう。
せっかく長く続いているピアノなので、残念な反省ばかりではなくて、
うまく折り合いを付けられるよう、自分なりの楽しみ方を探っていきたいところ。

さあてと、ピアノ会向けの練習は終えて、再び、別れの曲に戻るとしよう。
何か新曲にも取り組みたいところだけど・・・、
まずは、来月に迫ったバイオリン発表会の練習、練習!

<演奏曲>
・メリカント / ゆるやかなワルツ(全音のメリカント集に入っています。)
・バッハ(マイラ・ヘス編)/ 主よ人の望みの喜びよ
(そう言えば、一番、時間を費やしたショパンのバラ2は、持って行けず。ソナタ3番終楽章と共にお蔵入り・・・。)

@扶桑町文化会館
====
<写真>
園芸店を覗いたら、あまりにエレガントで連れて帰ってきてしまったペチュニア
ホイップマカロン・モカモンブラン
高級パティスリーに置いてありそうなネーミング!
コメント (4)
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銚子ヶ峰

2024年06月08日 | 
晴天の土曜日、長らく気になっていた銚子ヶ峰へ。
銚子ヶ峰は白山の南縦走路の一番南端の山。
翌日、オーケストラの練習を控えていて、近くて、軽めで楽しめそうな山と言うことでチョイス。
石徹白(いとしろ)登山口から往復。
ほとんど予習なしで訪ねてみたら、展望が素晴らしく、花も多くて、大収穫!




銚子ヶ峰までもうすぐ


別山


キンポウゲが咲き乱れていた!


山頂に到着


左から、三ノ峰、二ノ峰、一ノ峰、別山


一番左は、道の無い難関の300名山、野伏ヶ岳!
見てしまったからには登らねば!


御嶽遠望のはず




あの岩も展望良し!


アカヤシオ


イワナシ


アカモノ


ショウジョウバカマ


サンカヨヨウ


ツバメオモト




ヒメイチゲ


ハクサンチドリ!
銚子ヶ峰~一ノ峰の途中で
一ノ峰まで行ってみて良かった!





一ノ峰から銚子ヶ岳






ミツバオウレンは其処彼処





残雪はほんの少しだけ


キスミレ






マイヅルソウも其処彼処
確かに、ピントを合わせるのが難しい


ユキザサ


いとしろ大杉


タニウツギ


返って来た

花の名前、覚えられるかな?
紅葉の頃も良さそう!
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山上ヶ岳~女人禁制

2024年06月08日 | 
晴天の土曜日、三百名山を取りに行く。
大峰山(おおみねさん)@奈良県の山上ヶ岳(さんじょうがたけ)へ。
なかなかに忘れがたい山になった!


女人禁制の山なのだ
女人結界を越えて、登山開始


フタリシズカだそうな


「こんにちは」ではなく、「おまいり」と挨拶を交わすのが新鮮


マンネングサ?ヒメレンゲ?




登山道が茶屋の中を通るのが、珍しい




ここは、陸奥宗光も踏破した大峰奥駆道


奥は金剛山、葛城山
大阪と奈良がすぐ近く


「西の覗き」で展望を楽しんでいたら、修験道の人たちが現れ・・・、
なにやら命綱をつけて、荒行が始めるのだった・・・。
断崖絶壁から身を乗り出してのぞき込む、捨て身の荒行。
半分吊り下げられて、先達の凄い剣幕の「女遊びはするな!」に
「はい!」の絶叫が、谷に響き渡る。




山頂の大きな宿坊


山頂の寺院


なんだか怖そう


山頂


笹原が広がり、すごく気持ちが良かった


奥は八経ヶ岳(大峰山の最高峰)
右は稲村ヶ岳(ここより高い・・・。)
雲が多めながら、満足のゆく展望が得られて、嬉しい!


修験道の山だけあて、急な階段も多かった。


レンゲツツジと思われる
レンゲ辻に下りる途中


ガクウツギだそうな

法螺貝の響き、すれ違う修験者やハイカーと「おまいり~」「おまいりです」の言葉を交わすのはとても新鮮。
女人禁制のおかげで、雑念から解放されて、落ち着いた心持ちで、山を楽しめた。
普段、どれほどか雑念に振り回されていたことか・・・。
こうした環境に数時間、身を置いてみての実感としては、個人的には禁制には賛成かな・・・。
今の時代、いつまで続けられるのか?分からないけれど。

=====
<番外編>

下山後、茶屋でうどんを頂く。
とても美味しい!
でも、きつねは失敗。


帰りは、御在所のSAで四日市トンテキを頂く。
随分、久しぶりで、美味しい!
でも、最後、ちょっと味が濃いなあ・・・。

=====
<個人的なメモ>
前日は、仕事疲れと、夜のバイオリンレッスンで、かなりヘトヘト。
登山天気予報では、雨は降らないものの、ちょっと雲が多そう。長野の方がよいかな?と思いつつ、朝、起きられたら行くことにして眠る。
朝4時に目が覚めて、天気も良さそうなので、急ぎ出発!

登山口(大橋茶屋の駐車場)までは3時間半ほど。(帰りは運転時間4時間だった)
朝8:30登り始めて、14:30下山
下界は30度だったみたいだけど、清々しくて気持ちのいい山歩きだった。
足の調子も良好!

あと、行きの登山口までの道は、よせばいいのに、Googleナビに従って、吉野の金峯山寺を抜けてゆく県道にしたら、生きた心地もしない、細くてグネグネの最悪の道だった。
山歩きよりも、運転の方が、何倍も神経をすり減らしてしまう・・・。
ヤレヤレ・・・。
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