みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

内房総アートフェス

2024年04月07日 | 絵・写真・美術館
ライブのついでに、内房総のアートフェスを訪ねる。
https://100nengo-art-fes.jp/uchiboso/
市原、木更津方面を訪ねるのは初めて。
印象的な作品にたくさん出会うことができた!


市原湖畔美術館にて


月との出会いが多かった・・・。



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月出工舎にて






クォードの森にて
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時間がなくて、里見小学校のカフェでカレーパンとコーヒー牛乳
カレーパンも、そしてすごく久しぶりのコーヒー牛乳の美味しかったこと!






自由の女神なのだそうだ。
まだ製作中とのことだけど、すごい説得力!素晴らしい!
森靖 / Start up – Statue of Liberty

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あと写真はうまく撮れなかったけれど、一番印象に残ったのは、千田泰広(ちだやすひろ)氏の作品。
牛久駅前で見た「アナレンマ」は特に素晴らしかった!
発想が秀逸。静謐、幻想的で光と線が織りなす、宇宙の粒子の世界だった。

里見小学校での水滴と光を使ったインスタレーションも、こんなやり方があるんだな!と唸らされる。
普段、誰もが通り過ぎてしまっている水滴のプリズム。
水滴系アートとしては、豊島美術館も素晴らしいけれど、この、かそけき水滴の光のアートもとても印象に残る傑作だと思う。
この2作品を観るだけでも十分価値があった。

そして、そして、クルックフィールズの作品群が、どれも傑作揃いだったこと!
https://kurkkufields.jp/art/

草間彌生 / 無限の鏡の間 


増田セバスチャン / ぽっかりあいた穴の秘密


ピアノのバイオリンも発見できず・・・。




この鏡の作品・・・、


近寄ると、3Dのような効果で、何がどうなっているのか!脳内は大混乱!
アニッシュ・カプーア / Mirror(Lime and Apple mix to Laser Red)









深く印象に刻まれる、めくるめくアート体験だった。
時間に余裕がなくて、駆け足になってしまったのが残念だったけれど、次回は時間をかけて、じっくり楽しみたいところ。
結局1日半で6~7割しか回れず・・・。

個人的に幸運だったのは、今回、この芸術祭の広報が今一つのようで、どの作品も貸し切り状態で、本当に静かに作品を鑑賞できたこと!
無料の移動バスも貸し切り。
静謐なアートは、静かに鑑賞するのに限るとは言え、運営は大丈夫なんだろうか?とついつい余計な心配をしてしまうぐらいだった。

なんだか、いろいろと出会ってしまった、濃い週末の小旅行だった。
収穫が盛りだくさんすぎて、再びアート趣味の領域拡大の予感!

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<番外編その1>
小湊鉄道!
(このところ鉄道オタクになりつつある・・・。)







レトロな気動車は、揺れに揺れるけれど、乗って良し、撮って良しで、とても楽しめた!
曇天で、桜も満開少し手前だったけれど。


なんて素敵な駅名


そう言えば、急行列車なのに、途中の駅は皆、徐行運転だった。

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<番外編その2>

久々、新幹線アイスは、昔よりも早く柔らかくなった気がした。
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徳岡神泉展

2023年05月07日 | 絵・写真・美術館
何となく、惹かれるものがあって、名都美術館の徳岡神泉展にぶらっと訪ねてみる。
深い精神性の感じられる絵で、見に行って良かった!
わかりやすくて、奥深くて、この画家の芸風は好きだった。
思わず、図録も購入してしまう。
佳きものに出会えて、収穫だった!



@名都美術館
=====
個人的に、引き続き基本方針
好きなものはネットではなく、時間と身銭を切って、現地に足を運んで稼ぐのだ。
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美術館巡り@都内

2023年05月02日 | 絵・写真・美術館
午後、久しぶりに東京をブラブラする。
階段では足を引きずりながら・・・。

<国立新美術館>
まずは、六本木の国立新美術館へ。




曲線の造形が見事で、すごい美術館だな・・・。
黒川紀章氏設計とのこと。
企画展のルーブル美術館展は時間の都合でパス・・・。
(列を見て、諦めた。一級品は来てない気もして。)

=====
<サントリー美術館>
隣のミッドタウンにあるサントリー美術館へ。
(間違えて、六本木ヒルズに向かいそうになりつつ・・・。笑)


美しそうな何かに出会えそうな気がして、吹きガラス展を覗いてみる。



古代ギリシャの頃から最新のアート作品まで、技術の進化の歴史を辿ることができて、興味深かった!
大昔、はじめは土器や金属器に似せようとしていたガラスの器が、加工の技術的な制約を逆手にとって、ガラス独自に美しく発展していくのが、興味深い!
親離れ? 守破離?
様々な事物の発展、例えば、和歌が、万葉集⇒古今集⇒新古今集と変遷していくこと、
ストレージが、ハードディスクに似せたSDDが、独自のSSDに変遷していくこととか、
との相似が思い浮かんで、興味深かった。

=====
<国立近代美術館>
皇居の北側にある、国立近代美術館へ。


大手町から歩く。堀の向こうの丸の内。
東京に来たなあと思う。
皇居の周りは、ランニングする人たちがたくさん。


重要文化財の秘密展を見学
NHK R1週末文化の歩き方「橋本麻里の美術館で会いましょう」で紹介されていて、気になっていたので。


関根正二 / 信仰の悲しみ
今回、一番、心に残った作品

評価軸の移り変わりが、興味深い。
いつ、どんな作品が、重要文化財に指定されるかで、時代ごとの評価軸の移り変わりが分かるようになっていて、とても興味深かった。
あと、重要文化財指定は、最初にやったもの勝ちであること。
(本当に優れているかどうかは別問題で、「最初」に価値がある。)
賞も時代の雰囲気や流行には逆らえない。


古賀春江の作品
古賀春江を川端康成が評した文章が紹介されていて、素晴らしかった。
以下引用
=====
「古賀氏の絵に向ふと、私は先ずなにかしら遠いあこがれと、ほのぼのとむなしい拡がりを感じるのである。虚無を超えた肯定である。従つて、これはをさなごころに通ふ、童話じみた絵が多い。単なる童話ではない。をさな心の驚きの鮮麗な夢である、甚だ仏法的である。」
(川端康成「末期の眼」「文藝」1933年12月)
=====
さすが、文豪。
どうして、古賀春江作品に惹かれるのか、謎解きをしてもらえた感じ。

なかなかに収穫の多い、GWの文化歩きだった!
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角川武蔵野ミュージアム&サクラダイナー

2023年05月02日 | 絵・写真・美術館
天覧山を訪ねた後、所沢の角川武蔵野ミュージアムへ
千夜千冊の松岡正剛監修、外間守善氏(遊佐未森さんと繋がりの深い、外間隆史氏の父親)の蔵書も収められているとのことで、気になってしまったので・・・。


この外観は凄い!石張り?の建造物、よく作ったなあ!と思う。
隈研吾氏、設計とのこと。
確かに、本の美術館には、石造りが似合う。


本棚劇場
ビジュアル的にはインパクトがあるけれど、上の方に収められた本は、梯子をかけないと、手に取れない。
高所恐怖症だと、読書できない仕組みになっている。
消防署ではしご車の訓練を受けるしかない。
或いは、ボルタリングの特訓を受けて、命綱をつけて、取りに行くしかない???笑
図書機能としては、致命的な設計不具合である。


名文!
さすがは、国木田独歩!
武蔵野に、地の利あり。


いろんなテーマで本が収められていて、趣向の変わった本屋さんと言う感じ。


自分の愛読書が冊か並んでいた棚
読み終わったばかりのデイビッド・コパフィールドがこんなところに!
懐かしい、武者小路実篤の友情も。
和洋の青春小説の傑作の棚!
未読の本は、ツボにはまる可能性大と思われるので興味津々!
なかなかの収穫だった!

本の他にも、インスタレーションのアートの展示があったりで、本好きなら、かなり楽しめる気がする。
しかし、若者たちの、過激で過剰で尖った演出のアニメーションには、もう、良さを感じられないのだった・・・。

=====
<番外編>

この美術館の最上階に入っていたダイナーで、ランチする。
なんとなく、昼時の時間で、ふらっと入ってみたら、


美味い!
上から食べ進めると、ボンゴレ・ビアンコがボンゴレ・ロッソに変わってゆく、ストーリーのあるレシピになっていて、唸らされる。
生パスタの、モチモチ感も程よくて、美味しかった。
(モチモチ感は、やりすぎると、いやらしくなるので、程よい加減が得難い)

特筆すべき、上にあしらってあったセリ。
(久しぶりすぎて、何の野菜か分からず、店員さんに聞いたのだった・・・。)
あさりの旨味の中、清涼な一陣の風が、吹き抜けて行く・・・。
イタリアンにセリは、すごく合う!
思いがけず、とても美味しいランチに出会えて、僥倖だった!

@サクラダイナー@所沢
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森の卒展へ

2023年02月26日 | 絵・写真・美術館
愛知県立芸術大学の「森の卒展」に行ってきた。

いい天気。風が冷たかったけれど・・・。
運動がてら、長久手古戦場の駅から歩いて行く。




偏向フィルムを使った、電話ボックスの作品
微妙に透過したり、反射したり、色も変化するので、とても興味深い。


こんな電話ボックスが其処かしこにあったら、日本は夢の国になるだろうに!


制作された学生さんの好意で、中に入らせて頂く。
足元は、半ば万華鏡のような、不思議な極彩色の世界だった!
(落ち着いて、電話できなさそう・・・。笑)

写真を撮るときの偏光フィルターは、昔、良く使っていたけれど、偏向フィルムの存在を初めて知る。
表現の幅が広がる、面白い素材だと思う。
思えば、人の眺めている世界も、本人の主観(=偏光フィルター)を通して、眺めているようなの。
ひょっとしたら偏向報道に惑わされて、こんな風に世の中を見てしまっていませんか?ご用心!
(見ているでしょう。真実に近づく努力はしたいものだな。)


その隣は、面白そうな音楽記録装置を使った作品だった。
そのからくりは・・・。


もう一つ、音楽をモチーフにした作品


音から、音が発芽してきそう・・・。


一つ一つの、音の粒には、いろんな表現が施されている。
音楽の世界、美しい響きには、美しい倍音が含まれているわけで、なるほど!と思う。
音楽の世界と二次元や三次元の世界をどうやって行き来するか???


お昼は気になっていた、カフェめぐり膳で、早めにランチ。
アートも置かれて、こじんまりした、なんとなく落ち着く、センスのいいお店。


カレーを頂いた。
写真を撮り忘れたけれど、スープはオレンジ白菜を使ったクリーム、オレンジ白菜は珍しい!
食べていたら、どんどんお客さんが増えて、そうそうに見学に戻る。
次回は、鑑賞後のここでケーキセットを頂こう!


ローテクを使った骨太の作品は好き。
「灯魚暗夜光路」のネーミングも秀逸だった。


並々ならぬ”押し”への愛情あふれる作品だった。
ギャラリー多数で大賑わいだった。
彼の表情が変化するところ、なかなか芸が細かい。
宇佐美上等兵とは漫画の登場人物だったか・・・。
確かに、瀬戸芸で見た森村泰昌「決起せよ!」のと通じるものがある。


面白いフォント作品もあった。


この作品、「キミキメラ」という名前が秀逸
音韻を踏んでいるところ、そして、パーツを組み合わせて遊ぶ仕掛けのことを「キメラ」と表現するところ。
ネーミング大賞、間違いなし!
ちびっこ達の人気も独占していた。


各地で採取した石が並び、石からインスピレーションを受けた文様やら、石への愛が感じられる作品。
なんだか石拾いの趣味に開眼してしまったような・・・。
そうだ!木ノ浦海岸へ行こう!
石拾いをしよう!
(=奥能登芸へ行こう!)


そして、ヒスイ海岸にも!
(礼文島の宝石海岸で、メノウ拾いに興じた思い出が、ムクムク育ってきたかも・・・。)

全体、デザイン系の発表が増殖していたような・・・。
とくに、ビジネスモデルをデザインした作品が多かったような・・・。
学生さんだから、やっぱり就職を意識しているのかな???
デザインの対象はなんでもありで、面白いのだけど、芸術とは何ぞや?と思わなくもない。

日本画は、真面目に精神性や美を追求していて、じっくり眺めていたい感じ。

今年も、いろいろと収穫のあるアート鑑賞になった!
知らないことを知るのは楽しい!
これだからアート鑑賞は止められない。
収穫、収穫!

@愛知県立芸術大学

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岡本太郎展

2023年02月12日 | 絵・写真・美術館
真央君のコンサートのついでに、岡本太郎展を覗いてみる。
グワングワンしてフォース全開?の強烈な世界が繰り広げられていた。
特に印象的だったのは、
・森の掟・・・史上最強に怖いファスナー!
・重工業・・・小さい頃に見た最悪の悪夢(自分が世界の歯車を壊して、世界が崩壊する。怨嗟の渦が世界に満ちる)
 を彷彿とさせるような絵。
 この絵が幼かった頃の夢にやって来ていたのか???あるいは、岡本太郎の絵の世界の予言だったかな???
「明日の神話」が最後に来て、時間配分に失敗して、じっくり見られず・・・。まあ、そういうこともある。

鑑賞中、バイオリンの先生からTELが来て、レッスンをすっぽかしてしまったことに気づき、激しく動揺したのだけど、
(12年レッスンに通って、ついにやってしまった! バタバタしてて手帳に転記し忘れて・・・。なんてことだ!)
こういう動揺した心理状態で眺めるのに、素晴らしく相応しい展覧会だった気もする。

会場は、とても混雑していて、さすがに岡本太郎、人気があるんだなあ!



@愛知県美術館
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六甲ミーツアート2022

2022年10月22日 | 絵・写真・美術館
天気が今一つで、山に行くか?どうするか?迷いつつ、
ノルマは早く片付けておこう!と言うことで、六甲の芸術散歩に。

まず風の教会エリアへ

中島和俊 / 道程
この作品の中を歩んでみて、感じること
目には見えなくても、こうして、確かな足取りで時間は進んでいること


大巻 伸嗣 / そらのあな
今までの風の教会作品で一番印象的?
目には見えないけれど、鐘の鳴るその時に、音の世界では、次元を超えた穴が開いて、
一瞬、人々の心と心が繋がるのかも?




大洲大作 / Loop Line
見えているものって、何だろう?
仕組みが?で、ついつい見入ってしまった・・・。


吉澤 ハナ / conflicts
見えていないけれど、実は・・・。


近くから見ると、猫バスはだいぶん弱っていた。


kammy+OK! / 六甲山の乳搾り
改めて、日々、お世話になってます!


=====
<番外編>

ランチはスカイビラのレストランで
予約なしでも、入れてくれて、ありがたかった。
落ち着いて、食べられた。


牡蠣、美味しい。ごちそうさま


高山植物園の紅葉も、ところどころ、良い感じ


村山 大明 / アセビノ切り株と想望
丁寧に仕事されてて、モノトーンの彼らはとてもリアルで、本当に存在しているみたい。
ぽっかり、不思議な世界を現出していた。




馬酔木は、英語だと、Japanese andromeda と言うことを知る!


岩城和哉+東京電機大学岩城研究室 / 影のかたりべ
木材が少しずつ角度を変えて、形作られる曲面に魅入ってしまう!


サイレンスリゾートにて、ミーツアートの作品ではないけれど・・・、
藤本純輝 / パンジー
このスミレは持って帰りたかったかも・・・。

全般、今年のミーツアートはやや地味な印象だったけれども(生憎の曇空のせい?)、
今年も楽しめた!

=====
<番外編>
その後、天覧台で、夕暮れ時の景色を楽しんで、

大阪湾方面


六甲アイランド・淡路島方面


おやつのパンケーキを頂いて、帰路に就く
随分久しぶりのパンケーキ、ご馳走様!

中国道の通行止めで、行きは予想外に時間がかかってしまったけれど、休日でも天覧台近くの無料駐車場はセーフであることが分かり、
帰りは神戸北IC経由の新ルートを開拓できて、六甲へ通う道が更に太くなった!
六甲のいい休日だった!
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瀬戸内国際芸術祭2022秋~その2伊吹島・丸亀

2022年10月09日 | 絵・写真・美術館
翌日は、生憎の天気だったけれど、伊吹島へ島旅する。
淡島と伊吹島で迷い、乗り継ぎの時間の関係で、伊吹島を選択・・・。


アレクサンドラ・コヴァレヴァ / 海の庭
今回、伊吹島では、この作品が一番印象に残った。
ぽつんと佇む家が、とても詩的。
(右上、写真が良くなくて分かりにくいぞ!)


同じく、アレクサンドラ・コヴァレヴァ /島の庭
島の生活の記憶が呼び覚まされる。


伊吹の樹 / 栗林隆
今回2回目だけど、隣の出部屋~母胎をテーマにしたこの作品は、とても興味深い。


作品に力があって、テーマを知らなくても、大万華鏡として十分に楽しめる。


途中で迷子になって、ウロウロしてる時、元気づけてくれた猫ちゃん
猫が多かった!


伊吹島応援団?!
旗を担いで、猛然と防波堤をダッシュする、おじさんの勇姿は見ものだった。(写真は失敗・・・。笑)
彼らの見送りを受けると、また次も行こうかな?という気になるんだな。

<伊吹島雑感>
伊吹島は、東南アジア、ポリネシア系の作品が多い印象。
イリコの島、伊吹島ならではの漁や海の荒くれとも繋がって、さすがにコンセプトがしっかりしている。
個人的には、やや馴染みにくい感じもするけれど・・・。

あと、さんざん探して、どうしても見つけられなかった作品が、後で、公開中止だったことを知る。
気が利かないと言うか、不親切。
作品の展示予定の場所に、その旨、案内して欲しい!と思う。

あと、あと、すごく道迷いする!最強の迷路島だった。
(グーグルマップのナビが無かったら、遭難しそう)

あと、あと、あと、お弁当を買おうと思ったら、予約なしではNGとのことで、残念。
他に食べる所もなく、途中から雨で、肌寒い感じもあって、ソフトクリームを食べる気も起らず、ランチ難民になってしまった・・・。
食事事情が今一つの印象。
サクッと腹ごしらえできる、おにぎりとかあったら嬉しいのに・・・。

いろいろマイナスなことを感じてしまったけれど、生憎の空模様のせいかもしれない・・・。

=====
その後、多度津に戻り、丸亀へ。


目的地は猪熊弦一郎現代美術館
駅のすぐ横の美術館
前に来たときは、改装工事中で入れなかったので、初訪問!


中は、すっきり、広々。現代的で洗練されてて、とても心地よい空間だった。
展示内容は理解できなくても、訪ねる価値のある美術館だと思う。


帰り道、岡山駅のお寿司屋さんで食べた、さわら丼は、素晴らしく美味だった!
こういう美味しいものを食べると、美味しい海鮮の店を発掘したくなる。

今回も、丸亀駅近くの骨付き鳥のお店にチャレンジしてみたけれど、4時でもかなりの行列になっていて諦めて、そのおかげで、出会えた、さわら丼だった。
やはり、万事塞翁が馬だな。

=====
<番外編>
どうでもいい、個人的なことだけど・・・、

今回、叔父の住む伊予西条の家にお世話になった。
この春、祖母が亡くなり、懐かしい、この家も引き払う予定とのこと。
でも、買い手がつかず、大変とのこと。
空き家になって、草ぼうぼうになると、ますます売れなくなるとのこと。
過疎の進む地方は、不動産が下落して、空き家問題もどんどん深刻になってゆく・・・。
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瀬戸内国際芸術祭2022秋~その1本島・高見島

2022年10月08日 | 絵・写真・美術館
この日は、瀬戸芸を見に島に渡る。
本島、高見島へ。


児島から本島への船は、瀬戸大橋の下をくぐって行く!


スプレーアート(Daisuke氏) 鑑賞


数分で完成!見事だった!


フリッツ・ハンセン庵にて
いろいろ座ってみて、あまりに座り心地がよくて、ついつい長居してしまう。
スワン・チェアとは運命の出会い!
久しぶりに、すっかり、物欲を刺激されてしまう!


本島の「石」をテーマにした作品の数々
いくつかは、とても興味深かった。

午後は高見島に渡る。

時が突き刺さっている。
この作品、3年前に見たときは、なぜ透明の板の淵が発光するのか?まるで気づいていなかった。
今回は、じっくり鑑賞して、なるほど!と思う。






港から少し歩いたところにある突堤から。
この景色は一人締めだった!
犬も歩けば棒に当たるの精神の成果だった。
いい景色は、GoogleMapではなく、足で稼げ!

高見島の作品は、見応えあり!
(なんだか、夏休みの宿題の絵日記を、最後に日に慌てて書いているような雑な感想・・・。笑)

=====
<番外編>
今回、岡山駅でスーパーホテルに泊まる。
このホテルチェーンは、どこもロハスな感じで、落ち着く。
朝食もよかった!(蒜山焼きそば、桃カレー?)
ヒノキの香りのシャンプーもよかった!
あと、きわめて個人的なことだけど、出発前、テレビを付けたら、永作博美が現れて、狂喜してしまった。
テレビなし生活の身には僥倖だった。
どうでもいいけれど、いい旅の思い出。
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国際芸術祭あいち2022@一宮、笠松

2022年10月01日 | 絵・写真・美術館
地元の芸術祭、会期も残り僅か。パスポート券があるので、やっぱり見ておこう!
一宮の会場は、休日の隙間時間に、少しずつ・・・。

@のこぎり二

塩田千春さん作品
お馴染みの糸の作品。




赤い糸に、時間が閉じ込められている。
この地方の織物の記憶が閉じ込めらている。
さすがに彼女の作風とうまくマッチしている!


彼女と嬉しい再会!
この作品は、表情や行動のミラーリングと言う点でも、興味深かった。
ずっと記憶に残る作品になりそう。

@オリナス一宮
すぐ隣町なのに、一宮の中心部を訪ねたのは、初めて・・・。


奈良美智さんの作品


命が生まれる・・・。


お馴染みの彼女

@旧一宮市立中央看護専門学校

近藤亜樹さんの30分ほどの映画の作品を観た後、この作品はより一層、輝いて見える。
映画の方は、STILL ALIVEそのものをテーマにしていた。

一宮会場は、全般、難しい印象。
あまりに分からなさすぎて、消化不良のまま去るのも悔しいので、鑑賞ガイドのツアーに参加してみる。
いろんな人の意見を聞いて、なるほど!と思えたりで、参加して良かった!
現代アートは、美を捨て、領域拡大しすぎて、いろんな予備知識がないと、意味不明の作品が増えている。
歴史、政治、宗教、経済などがテーマにされるので、時事に疎いとお手上げ!状態な作品も多い・・・。

====
笠松会場にも足を伸ばす。

タロイモに思いを馳せる



<番外編>

噂のおいしいパン屋さん
値も張ったけど、さすがに噂になるだけある、実の詰まったパンだった!
時には、こういう贅沢もいいかも。

最後に栄会場に寄って、

本当は最初に見るはずの作品を、最後に見るところが、天邪鬼の自分らしかった。(笑)

全体、見てみて、思ったこと。
テーマのSTILL ALIVE(まだ生きてる?)を意識すると、なるほど!と思えてくることも多くて、騒動が持ち上がった前回よりは、興味深く見られた???

ガイドツアーの対話型鑑賞の試みは、良かった。
自分の頭では気づけないこと、いろいろあるので・・・。
次回も、この試みは続けて欲しい。

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