みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

日本昭和音楽村の美味しいこと

2021年04月25日 | ピアノ会
先々週になってしまったけど、先日の御池岳の帰りに、水嶺湖畔@大垣(旧、上石津町)の日本昭和音楽村に立ち寄ったのだった。


ここの記念館のホールは、練習利用でホールのスタインウェイ(フルコンではないけれども)が弾けるので、ずっと気になっていたのだった。




ホールも見学させてもらって、やはり、期待できそう。
公共のホールでは珍しく、現地に行かなくても、Webで予約できる。
予約状況は、電話で確認する必要があるとのことだけど。
公共交通機関の問題で、ここでの開催は難しい気がするけれど、個人的に借りて弾いてみてもいいと思う。
(1人、2人でも有志の方、いられませんかね?)

なにより、併設のレストラン「華ひびき」が良かったこと。





頂いたランチ(芽吹き?)は、一品、一品、どれも、しっかり仕事されていて美味。
1300円也。自宅近くだったら、毎月通いたいくらい。


そして、個人的には、この日のデザートが出色。
和菓子と洋菓子の中間、スポンジケーキとパウンドケーキの中間のような、しっとり、やわらかい生地で、これこそ、自分が探し求めていたお菓子だ!
山から下りた直後だったこともあり、味覚には自信が持てないけれど。笑
(今季も絶賛実施中のケーキ発掘PJの中では、一等賞の美味しさだった。)

思いがけず、美味しいものに出会えて、嬉しい収穫だった。
自宅からちょうど1時間。また一つ楽しみが増えた!

=====

素敵な館内。


珍しいピアノ!どんな音がするのかな?
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◎停滞して、有り難いこと

2021年04月24日 | ヴァイオリン
楽器の練習は、楽しいことばかりではなくて、辛いことも、よくあること。
このところ、バイオリンのレッスンが憂鬱。
レッスンの後、あまりの不甲斐なさ、上達しなさ具合に、意気消沈。心が塞ぎ込んでしまってばかり。
夏の発表会が近づいてきているのに・・・。
このところ仕事も気が重いのに・・・。
投下した資本(時間)の成果が現れず、滞って進まないのは、ストレス。
もがいて、溺れかけている感じ。

10年間、続けているのに、人前で弾ける曲はないし、1曲のレッスンは半年がかり。
ピアノの場合、バイエルから始まって、チェルニー100番、30番、40番・・・、と大量な練習曲をこなしてきたけれど、今のペースで1年で2曲だと、チェルニーの100番を終えるのにも、50年かかる計算。
寿命が500歳ぐらいあれば、今のペースでも平静な心持ちで、取り組めるのだろうけど。

正直なところ、止めた方がいいのかな? 先生を変えた方がいいのかな?とも思ったり。
誰にも相談できないのもつらいところ。

=====
どうも、基本ができてないのだ。
まずは、基本に立ち返り、コツコツ、フォームの改造、矯正。
・弓の持ち方(親指はつっぱらないように)
・弓と弦は常に直角に
・手首の柔軟性
・置いて弾く
・弓の位置

=====
効率が全ての仕事の世界に、知らず知らずのうちに毒されてしまっているのかも?
経済は、2の次、3の次でもいいかも?

ただ、バイオリンが沈滞してることで、一つだけ、いいことがある。
ピアノの有難み、歓びを、つくづく感じられること。
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エバーグリーンから置いてけぼり

2021年04月23日 | 雑記
スエズ運河の座礁事故で船体に描かれていたEVER GREEN、気になっていたのだった。
以前、旅の途中、ある港(多度津だった)で、その巨大な船体を目の当たりにしたことがあったので。
全長は、帝国海軍超弩級戦艦大和の263メートルの5割増しの400メートル。
あれは壮観な眺めだった。

調べてみたら、事故をおこしたのはEVER GIVEN、自分が見たのはEVER GREET(いつまでも挨拶?)で、同型の別のコンテナ船だったのだけど。
(そういうことが、検索して、分かるところが、凄い時代だと思う・・・。)
https://ameblo.jp/fuga1623-0517/entry-12538966397.html?frm=theme
https://funegasuki.exblog.jp/28098056/
全長400メートル、幅60メートル、世界最大級のメガコンテナ船。コンテナが2万個積める。
なんと!巨大すぎて、日本の港には入港できないとのこと。

空港事情が遅れているのは、よく報道されていたけれど、海運事情も世界の動きから遅れていたか・・・。
物流のコスト面で、不利なのでは?
これからは物ではなく心の時代かもしれないけれど・・・、最新の船が入港できず、世界の潮流についていけない、置いてけぼりなのは、なんだかな・・・。

しかし、どうでもいいけれど、EVERシリーズの船名は、いい命名。
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藤原岳

2021年04月20日 | 
再び、スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)探しに、鈴鹿の山へ。
先週訪ねた御池岳の隣の藤原岳へ。
前に訪ねた時の記憶がほぼ失われていて、初めてのような感じ。


朝7時、平日なので、駐車場はまだ余裕あり。
藤原岳は、人気があり過ぎて、休日は駐車場枯渇が怖くて、行きにくい・・・。


登りは、表登山道(大貝戸ルート)で。
鳥居をくぐって、スタート


ゆずり葉?


ハタザオ?


ヒトリシズカ

大貝戸ルートは、とてもよく踏まれて、歩きやすいけれど、植林帯の中で単調。
花も思いの他、少ない。
つまらないので、英単語の暗唱をしながら歩く。


ケマン?

ようやく、7合目ぐらいから、花が現れてきた!


ニリンソウ


自然林になると、気持ちがいい!


カタバミの開きかけが好き





ハナネコノメにも再会


セメント採掘のブルドーザー道!
花の百名山の藤原岳が、武甲山のようなことになりませんように!
武甲山も花は多いのかな?


スプリング・エフェメラルと言えば、カタクリ


すっかり彼女のファンに・・・。


カタバミは多いけど、雰囲気はとても好き。愛らしい花。


最後の最後の福寿草
遠くに咲いてて、肉眼では黄色い点にしか見えなったけど、望遠レンズは凄い!
「寿」の字の雰囲気と共鳴するような・・・。


アマナ?
久しぶり、嬉しい!


一応、ネコノメさんたちも


3時間ほどで、頂上近くの山荘に到着

最高点の天狗岩に行くことにする。


天気よし、景色よし


バイケイソウ


藤原岳最高点の天狗岩到着
岩がありすぎて、どれが天狗岩?


石灰岩のケルンに、少しだけ参加

午後は、目当てのカフェのランチ&帰って楽器練習!と思っていたので、11時頃、山荘を後にする。




エンゴサク


天気は良かったけど、霞は濃かった・・・。


山歩きで疲れた体には、ミカンはご馳走!

下山は、裏道(聖宝寺ルート)で。


7合目付近、いい感じ。
60歳にしか見えない、82歳の方としばし歓談。
愛嬌のある、素敵な方だった。


森の中で、陽光を受け、彼女はひっそりと咲いていた


聖宝寺ルートの収穫は、リンドウと出会えたこと!


イチリンソウも目撃!
ニリンソウの数倍はある、大ぶりな花





キランソウ


マムシグサ、葉を見事に円形に茂らせるのが興味深い


最近、原宿ドッグがお気に入り(ニチレイのだけど)


歩いていたら、目の前を、スルスル・クネクネと動くものが!
本家のマムシではないか!
尻尾を、チリチリ動かして、さかんに威嚇してくるが、君も怖いんだなあ・・・。
スズメバチに比べれば、マムシは、ちっとも怖くない。
望遠レンズのおかげで、余裕で記念撮影する。


何気ない葉の文様も美しいと思う。


鈴鹿名物の貝の化石にも遭遇


いやな堰堤の登り返したところから


聖宝寺の脇に下りてきた
以前と違って、寺に通り抜け出来なくなってた。


13時半過ぎ、戻ってきた!

その後、目当てのカフェに向かってみたものの、残念、臨時休業!
次回の宿題と言うことで。
宿題と言えば、ヤマレコで調べた感じ、孫太尾根ルートが花が多そう。次は孫太尾根で!

聖宝寺ルートは予期しない遭遇に恵まれたのも、いい思い出になるなあ。
貴重な平日の藤原岳、天気と花に恵まれて、いい気分転換になった!

=====
今回、不思議なことに、足がすごく元気で、下りてきた後、疲労がほとんどない。
これは、靴底の柔らかい軽登山口のおかげ?
=====
帰り道、いなべから海津町に抜ける養老山脈の山越えルート(県道25号)を取ってみるけど、案の定、途中一車線の嫌な山道だった。


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鈴北岳~御池岳 春の訪れ

2021年04月10日 | 
体力不足 & 業務多忙で疲れ気味 & 膝の調子が悪く、行くか・行くまいか迷っていたけれど、うまい具合に、朝4時に目覚めて、
好天の約束された休日に家にいては罰が当たる!と言うことで、行先を考える。
昨年訪ねた、船伏山も魅力だったけど、同じ山では芸がないので、鈴鹿にしよう。
楽ちんコースの鞍掛峠からの、鈴北岳~御池岳なら、大丈夫かな?


朝6時半。駐車場はほぼ満車。路肩の駐車スペースに駐車。


7時、鞍掛峠ルートでスタート


思い他、花が少ないな。


芽吹きは、あと一歩。疎林の気持ちのいい道


膨らむ


鈴北岳への緩やかな斜面


鈴養湖(れいようこ)、水嶺湖(すいれいこ)方面


見晴らしが良すぎて、気分は最高




この日は、かなり冷えたので、足元のコケに、ところどころ霜が下りてた。
小さな景色も見落とさないぞ!


左、霊仙と、中央は伊吹山。(肉眼だともっと大きく見えているのに・・・。)


鈴北岳は360度の大展望
比叡山、琵琶湖、竹生島、霊仙、伊吹山、能郷白山、白山、御岳山、伊勢湾、一望の元だった。


親父殿曰く、以前は、笹に覆われていたとのことだけど・・・。


馬酔木の海だった


御池岳に向かう


楽しみ


にょきにょき、バイケイソウ


間もなく、御池岳通過
山頂は、かなりラッシュだったので、通過


ボタンブチにて


鈴鹿山脈、主脈の山々が連なっていた。竜、釈迦


さあ、下りよう。周回ルートでコグルミ谷へ。


ネコノメソウ
このあたりまでは、バイケイソウとネコノメソウだけだったけど・・・。


ニリンソウが、一番、可憐でいいなあ




コグルミ谷へ下る道は、ところどころ急
人気の山だけあって、ハイカーが、ぞくぞくと登ってくるので、待ち時間が多め。
山頂は、ますますラッシュになりそう。
11時過ぎたら、バッタとすれ違わなくなって、静かな山に戻ったけど。




ヤマルリソウは、愛嬌があって、好きな花


紅が差していると、誘惑される感じがある





ハナネコノメ
(ネコノメソウとは、似ても似つかない)
はじめ、名前不明だったけど、親父殿に写真を見せて、無事、解決。


王冠(クラウン)と言うか、ティアラ的と言うか、見事な造形!


モフモフ初め、良い感じ




ニリンソウばっかり・・・・。笑


エンゴサク




コグルミ谷の最後で、真打ち登場。いたいた!
髪(花びら)結い中ですね。




コグルミ谷の出合は、鞍掛峠よりも標高が少し低い分だけ、春の訪れが早かった。
コグルミ谷を下りて、正解!


12時頃、クルマに帰還。


====
かえって、いろいろ調べていたら、鈴北岳から鈴ヶ岳に向かう稜線に、福寿草の大群落があるとのこと!
下調べ不十分だと、こういうことになる!(笑)
まぁ、次回の宿題と言うことで!

福寿草は見逃したけど、午前中5時間、とても気持ちのいいハイキングだった!
(体力不足が祟り、翌日、筋肉痛にやられたけど。笑)







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里山、春の訪れ

2021年04月03日 | 
曇り空だったけれど、久しぶりに、いつもの各務原権現山へ。
心もち、しっとりとした風情の中、小一時間、初々しい春を楽しむ。


芽吹きだ!






モチツツジかな?
蕾好き。


アオダモ
(この辺りの山に多く、バットの材料になる木。とてもしなやかなはず、と親父談)




やっぱり蕾が好きだ。


山頂では、なんと!桜が待っていてくれた。
珍しく、人気のない山頂で、静かに花を愛でたのだった。
改めて、日の本の国には、梅よりも、たおやかな桜が似合う。






山肌モフモフが好き




馬酔木も咲き始め


ツツジ、そこかしこ


おしまい

このところ繁忙で、時間のある休日は雨か曇り続き。
事情で、しばらくクルマもなかったので、ここ3週間、山に行けていなかった。
(こんなに間が空くのは、10数年なかったような・・・)

前日、終業間際に急な仕事が入ってしまい、今日も駄目かな?と思っていたけど、首尾よく、午前中で片付いて、
慌ただしかったけれど、値千金の里山ハイキング!

里山にも春がひたひたと押し寄せていた。
少し汗かいて、初々しい春に浸って、予想外にとても、いい山歩きだった!
クルマで30分のところに、こういう山があるのは、恵まれている!

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