みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

アウラ コンサート

2017年12月24日 | ライブ&コンサート
数年ぶりに、都合がついたので、クラシック・アカペラ アウラのコンサートへ足を運ぶ。
澄み切った美しいハーモニーに心洗れ、演出も楽しくて、ひと時、クリスマス気分を味わった。

今回、メンバーの入れ替えもあって、一段と充実したような気がした。
今までよりも、音域が低めだった気がして、落ち着いて聴ける。
あと、MCが饒舌ぎみだったような・・・。(奥脇さんの会津弁は、半分は聞き取れなかったし・・・)
ただ、その分、人柄と歌声の相関のようなところが、よく感じられて、楽しめた。
少しずつ個性の違った歌声が、一つに溶け合い、美しい調和が生まれるのだなあ・・・。

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個人的な感想も少し・・・。
今回、バロック音楽がテーマだったとのことで、バッハやビバルディの様々な曲が聴ける。
ビバルディの調和の霊感も、パッヘルベルのカノンも、バイオリンで熱心に弾いた、思い入れのある曲なので、やわらかで透明な、たゆたう歌声に身を浸して、聴くのは、格別なものがあった。どことなく、ゆらゆらするところに、不思議と惹きつけられる。

あと、何事も、「大切なものは目に見えない」気がするので、できれば目を閉じて、音に集中したいのだけど(不器用だから)、でも、いろんな演出や振り付けを見ないわけにはいかず・・・、困った感じった。
皆さん美人揃いだから、視覚の誘惑、甚だしい・・・。
リードボーカルはどの方かな?と気になって、ついつい、目を開けてしまい、音楽への集中が途切れてしまう・・・。

個人的には、今回も、菊池薫音(かおりね)さんの歌声が、一番好きだった。慎み深く、得も言われぬ気品があって、凛と響く声。
不思議と惹きつけられるアルカイックスマイルのような歌声。
本当に心奪われる。
何がそう感じさせるんだろか???

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オー・ホーリーナイト
クリスマスソングの中ででは、自分も、一番好きだった。

ユー・レイズミー・アップ
黎明の大草原に、静かに荘重に、勇者の魂が木霊して、浮かび上がるのだ。
ついつい、涙腺が緩む・・・。

ハレルヤ
さながら、天上界に咲き乱れる白百合の花のよう
素晴らしい!
これも、ついつい涙腺が緩むなあ・・・。

それぞれ、1部、2部の締めくくりに相応しい曲だった。
全体、技巧的に難しそうな曲よりも、シンプルに美しいハーモニーに浸れる曲の方が好きだなあ。
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もちろん、半ば寄付の心持ちで、CDも購入。

当日の様子、宗次ホールさんのFacebookから頂きました。






あれだけの歌を、歌いこなされるためには、並大抵でない鍛錬があると思うので、
素晴らしい歌声とハーモニーを届けてもらえた、アウラの皆さんには、心から感謝ですね。



ベストアルバム「ルミナーレ」は、アマゾンでのライト・クラシック部門1位に輝いたとか!
(「ルミナーレ」イタリア語で「明るくする」だそうです。)
ルミナーレ
クリエーター情報なし
toera classics

コメント (2)
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◎ヴァイオリンレッスン ヴェラチーニ2回目

2017年12月17日 | ヴァイオリン
ヴァイオリンのレッスンだった。
オケで忙しくしていたので、1か月ぶりのレッスン。
曲は、スズキ5巻の6曲目、ヴェラチーニのジーグ。
夏の発表会後、取り組んでいた、カントリーダンスとドイツ舞曲は、適当に済ませてしまった感じで
先回からは、この大好きなヴェラチーニに差し掛かる。

とても、いい曲!
ショパンのワルツ14番の時のように、弾き出したら、止まらなくなる、魔性の曲。
発表会で、弾かれるのを聞いて、いつかは!と思っていたけれど、ようやく、たどり着いた!
控えに表現しても、無茶苦茶、楽しい。

だいぶん弾けるようになってきたと思っていたけれど、いざレッスンに臨むと、
指摘事項、てんこ盛りで、まだまだだ・・・。
重音も、とても難しい。
録音を聞くと、ほんとうに酷いし・・・。

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<メモ>
楽譜上の音価を、楽譜どおりに伸ばすのではなく、次の準備を見越して、短く弾く。
短くする代わりに、ビブラートや音の膨らみ、余韻を残すように処理することで、
聴覚上は、音価どおりの長さのように聴こえるようにする。
これは目から鱗だった!
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[suzuki Vol.5]#6 Gigue from F.M.Veracini

この方の演奏は素晴らしいけれど、自分の先生の指導からすると、一本調子すぎて、ちょっと物足りない・・・。
もっと変幻自在に!
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●レッスン モーソナK570-3、月の光

2017年12月10日 | ピアノレッスン
オケで忙しくしていたので、2ヶ月ぶりのピアノレッスンだった。
曲は、月の光とモーツァルトのソナタK570(変ロ長調) 3楽章
モーツァルトは2回目。月の光は初回。

モーツァルトは、けっこうノリノリで弾けるようになってきた。
自由奔放で、いかにもモーツァルトらしい仕掛けが、いろいろされていて、楽しい。
変ロ長調の好きなソナタなので、1楽章もやってみることにする。

月の光は、数年ぶりの挑戦。
今年の5月に、あるリサイタルで聴いて、もう一度弾きたいと思い、少しずつ、さらっていた。
この1週間集中して練習して、何とか、レッスンに持っていけるレベルになる、やれやれ・・・。
復活作業に、とても手こずったなあ・・・。

レッスンも有意義だった。
月の光は、先生のお手本演奏を目の当たりにして、なんて、いい曲なんだろう!と改めて思う。
こういう演奏に、近づけますように!
前半の霞の中を漂うな、朧げな部分は、ほんとうに日本人の情緒に適っていると思う。

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<メモ>
●月の光のペダリング
冒頭から中間部まで、時間をかけて踏みかえる。
未知の技術なので、なんとか習得したい!

●同音連打について
・モーツァルトなど古典派では、指を替えない(ニュアンスを替えない、明快に)
・印象派では、指を替える(ニュアンスを替える意味で)

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腫瘍マーカーの失敗

2017年12月09日 | 近況
人間ドックだった。
BMIはジャスト22(今年は、やや太った・・・。)
視力が左右とも低下。ほんとうに運転免許ギリギリになってしまった。
体重も、視力も、現状を死守せねば・・・。

オプション検査の腫瘍マーカーも、追加したけれど、
(数千円で安心料と思えば安いと思い、ここ数年、追加検査していた。)
ちょっと調べてみると、腫瘍マーカーでは、がんの早期発見は難しくくて、
誤判定も多く、意味がないみたい。
来年からは止めよう・・・。
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/59870

訪れたクリニックは、とてもゴージャス。
ラウンジに、ローランドのグランドピアノスタイルの電子ピアノが置かれていて、
自動演奏されていたけれど、音は残念だった。
平板な音を聞いていると、2次元世界と3次元世界くらいの違いがある。
音でも、女性の容姿でも、見た目の良さなんかにゃだまされまいぞえ!
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ピアノ弾き合い会

2017年12月02日 | ピアノ会
この日は半年に一度のピアノの弾き合い会。
いろんな演奏を聞いて、刺激になる。
スタインウェイの音色は、煌びやかで、本当に美しかった。

自分の演奏は、今回も不本意な出来で、内心、肩を落とす。
せめて、あと1週間あったらなあ・・・。
オケ本番の後の1週間で、なんとかしようと思った、判断が良くなかった・・・。

あと、特に思ったことは、人前演奏が、とても苦痛ということ。
拙い自分の演奏を、集まってもらった皆さんに、じっと聴いていてもらうのは、申し訳ない。
オケの練習だと、弾けずに落ちてても、多少変な音を出しても、こういうプレッシャーはなくて、わりと気楽なので・・・。
(目立つことが嫌なのだ。その他大勢の一人が性に合ってる)

いろんな曲を譜面見ながら、すらすら弾くスタイルは、自分のような、不器用者には、不向きで、ちゃんと暗譜すべき?
思うように練習時間が取れない身としては、カラオケ形式で何曲も弾くのは、無理がある・・・。

人前演奏で、嫌な気分を味わい続けて、10数年。
まるで進歩の跡がないのも、とても情けない。
場数を踏めば、いつかは、そこそこ落ち着いて、弾けるようになるかな?という甘い期待はあったけれども、自分には当てはまらない・・・。
今の進み具合で、今のやり方では、一生、嫌な気分を味わい続けるしかない気がする。
それは嫌だ。
人前でピアノを弾くことには、つくづく向いていない。
まだ、何か、いい策はあるのだろうか?
それとも、潮時かな?



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今回、弾いた曲
・ハイドン/ソナタ 50番1楽章
・ベートーヴェン/ソナタ20番2楽章
・モーツァルト・吉松隆編曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス

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@大口町健康文化センター
コメント (4)
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