みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

◎ラ・フォリアへ

2018年07月29日 | ヴァイオリン
発表会を終え、晴れてスズキ5巻を卒業したので、ようやくスズキ6巻に突入。
最初の曲は、コレルリのラ・フォリア。
前の曲はのヴェラチーニは発表会と被り、なかなか卒業できなかったので、8か月ぶりの新曲!
1週間練習して、グングン弾けるようになってきて、練習が面白くて仕方ない感じ。
練習して、一晩寝て、次の日、弾くのが、とても楽しみ。
新しい血を求めていたのだな・・・。
(まぁ、最初は伸びしろMAXだから。イニシャルラッキー期間?(笑)

変奏に次ぐ変奏で、弾き甲斐がある。
最終変奏の重音連続は、難しいけれど、弾けると格別!
スズキメソッドの選曲は、やはり素晴らしい!
そろそろ9年目に入るバイオリンだけれども、続けて良かったなあと思う。
ある人が書いていた、
「年齢のせいにしてチャレンジしない人生を私は選択しません」
は、その通りだと、改めて思う。

祈り - ラ・フォリア Corelli/Suzuki 'La Folia' played by Miho Hakamata and Alan Brown
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サイボーグと楽器演奏の夢もろもろ

2018年07月28日 | ピアノ的雑感
長らくの付き合いの友人と会食する。
目の付け所がシャープな彼からは、時事放談的な面白い話を聞ける。
それで、話は、スマホの次は、何が来る?に及ぶ。
彼が目をつけているのは、Cyberdyne(サイバーダイン)という会社。
https://www.cyberdyne.jp/
体を動かす際に流れる微弱な電流を検知して、作業を支援するロボット、と言うかサイボーグ?を世に送り出している会社。
なんという夢のある、応用範囲の製品だろう!
そして、何より、社長の山海氏が凄い人とのこと。
この画期的な製品を世に出すためには、様々な分野(道路交通法のような法律から、医学の分野まで、etc.)の知識が必要で、それらを皆、勉強して、クリアーしていくバイタリティのある人。
メンバーをその気にさせるカリスマ性の備わったリーダーとのこと。(講演会で人となりに接してみての印象)
人が人を動かし、時代を動かす。
こういう夢のある会社は、ささやかにでも応援したいと思う。

彼は、株主総会に出るのが、ちょっとした趣味なのだが、幾つかの会社の株主総会に出て、飛びぬけて、秀でていると感じた指導者として、任天堂の宮本 茂氏(スーパーマリオブラザースの生みの親。コンピュータゲームの功罪にはいろいろと思うところはあるけれども、間違いなく、歴史に名を残すことは間違いない。)を挙げていた。
トヨタ自動車の豊田章夫氏は、次点だそうだが・・・。
すぐ泣くけれど、そこが逆に好印象で、トヨタ上層部の中では、飛び抜けているとのこと。

宮本 茂のWikiを読んでいて目に留まった、
「アイデアとは複数の問題を一気に解決するもの」
は、けだし名言。

サイバーダイン社に戻るけれど、これを音楽やスポーツ分野に応用すると、夢が膨らむ!
例えば、ピアノやバイオリンを弾く際の、正しいフォームへの矯正に使える。
正確なポジション移動の支援だったり、弓さばきを覚え込ませることが、できそう。できるに違いない。
自分は中学の頃、どうしても平泳ぎのカエル足ができず難儀したけれど、そういうフォームの矯正も可能ではないかな?

山海氏によれば、筋肉が弱って歩けない人も、サイボーグの補助で歩行を繰り返すると、自分の力で歩けるようになる事例があるとのこと。
外から矯正(強制?)された動きでも、運動神経や筋肉は、その動きを学習する。
ピアノやバイオリンのように、とても習得の難しい技術のレッスン法が、根本的に変わる可能性を秘めている。
楽器の習得期間が大幅に短くなり、素人でも、超絶技巧曲の運動感触を模擬体験できるかも?
フィギュアスケートのトリプルアクセルを跳べるかもしれない。

Cyberdyne社、買い。
なんだか株の推奨レポートみたいになってしまった・・・けれど(笑)、
目先の損得にこだわらず、応援したい会社や人、分野に、お金や時間を投資するのは、人生の(お金の使い方の)あるべき姿だと、このところ、よく思う。
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リキシモ(riquísimo)

2018年07月27日 | ライブ&コンサート
リキシモのライブへ。
リキシモは、谷岡久美 piano 藤野由佳 accordionのデュオ。満2歳とのこと。
リキシモは、スペイン語「おいしい」の絶対最上級。

PVも好印象で、アイリッシュ色のある、面白い音楽が聴けるかな?
スペインの爽やかな風が吹き抜けるかな?と想像していたけれど、
藤野さん曰く、肉食系女子系の曲(勢いがあって、分厚くて、暗め・かっこいい感じの曲)が多くて、残念ながら、やや食傷気味。
気持ちが入らず仕舞い。
好きな人には、凄く好きな音楽だと思うけれど・・・。
でも、1曲目、ユニット名と同じリキシモと、ラスト、アンコールの曲は、なかなか。

今回、席の都合で、あまりに奏者に近すぎて(奏者まで1メートル。手を伸ばしたら、鍵盤がある! 自己新記録更新!)、音楽に集中できなかったかも。
ライブでは、奏者に近ければ、近いほどいい!と言う考えは改めた方がいい???

MCは、藤野さんは相変わらず絶好調。演奏そのままに、押せ押せ!
曲紹介をやたら、肉食系女子系曲にしてしまうのに、谷岡さんが待った!を掛けるのが面白い。
あと、MCで思ったは、バイオリン壷井さんと、今は亡きザバダック吉良さんの存在の大きさ。
吉良さんとの思い出から生まれた曲も何曲か・・・。

アコーディオンの音は、もの悲しい切ない感じの音楽では、とても好きだけれども、
今回は、あまりに近すぎたからかな?、かっこよく勢いで押しまくる系の音楽では、ちょっと五月蠅いと感じてしまう。

「押して駄目なら引いてみな!」は音楽でも真理だな、と思ったりする。

@DOXY@栄

Charla [PV]


=====
個人的に、足を運んだ理由は、
もちろん、藤野さんが、吉良さんと縁のあるアーティストであることに加えて、言葉の巡り合わせもあった。
先日、何気なく聞いていたスペイン語講座で、 riquísimo(リキシモ)は rico(おいしい)の絶対最上級とのことで、へぇ~と思ったところだった。
それから、名駅のイタリアンricco(りっこ)の生パスタが、とても気に入っていることも。

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●レッスン 羊&モーソナ

2018年07月22日 | ピアノレッスン
レッスン
先週のバイオリン発表会まで、ほとんどピアノはうっちゃっておいた状態だったので、1週間頑張って、練習して臨む。
5月の人前練習会の後、2回目のレッスン。
取り組んでいるのは、数年ぶりになる「羊は安らかに草を食み」(Sheep may safely graze)そして、モーツァルトソナタK570の2楽章。

愛奏曲の羊は、今習っている師のアドバイスで、ブラッシュアップして、修復したくて、もっていく。
(バイオリンとオケの練習で、時間がいくらあっても全く足りなくて、新曲を譜読みする余裕がないのが、つらい・・・。)

師のアドバイスは、なるほど!と唸らされることばかりで、とても有意義だった。
どちらも、表現付けが深化すればするほど、弾くのがますます楽しくなる。
特にモーツァルトは、なんていい曲なんだろう!

・大切に表現すべきフレーズは?
・柱になる音は?
・ストーリー付け(モーソナ2楽章は、オペラの二重唱(テノールとソプラノ)!)
・ペダル濁りの排除
・短調の重みを表すための、幾分長めの音価
・三和音の真ん中の音を際立たせるための奏法
・旋律を際立たせるため、腕の重みの利用
・出しにくい音を出すため、指使いを工夫

なんだか代り映えないしない指摘が多いけど・・・。(笑)
でも、自分では、気づけないんだな・・・。

しかし、とんでもなく炎熱な夏ですね・・・。
この調子で温度が上がっていくと、20年後は、45度とかが当たり前になるのかな?
将来は、宇宙戦艦ヤマトの灼熱地球みたいなってしまうかも???
美しい音楽も滅びてしまうのは、残念だな・・・。


宇宙戦艦ヤマト ヴィオラ五重奏

これを弾くために、ビオラに転向することもありだな!(笑)


宇宙戦艦ヤマト2199 40th Anniversary ベストトラックイメージアルバム
クリエーター情報なし
HATS UNLIMITED
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金沢あきな&岡林和歌Duoライブ

2018年07月21日 | ライブ&コンサート
ピアノ仲間の誘いで、岡林和歌(cl)&金沢昭奈 (p)のDuoのライブを鑑賞。
クラシックアレンジからオリジナルまで、多彩。
ノンジャンル。ジャズっぽく、お洒落でかっこいいアレンジが多く、親しみやすい。

ピアノも素晴らしかったけれども、自分はクラリネットに一票!
素晴らしくパワフル、型破りで、変幻自在。
はじけ飛んで、爆裂なクラリネットだった。
(楽器が壊れないかと、心配だった。)
昔、しののめそらで聴いた時の興奮を思い出した。
音色も、とても多彩で驚く。
クラリネット、すごい。

特に印象残ったのは、
岡林和歌さんオリジナルの「残照」(静かで、心に迫る、いい曲)
金沢あきなさんオリジナル、ピアノソロの、なんだったけ・・・「雨の森の???」

ヴィルトーゾ系よりも、静かに聴かせる曲の方が、心に残る今日この頃。

でも、なんでもありだったので、独自の世界観は?よく分からなかったかな・・・。
何回も聴けば分かるのかな???

暑い日だったけど、電車が事故で遅れて大混雑で、なんだかな・・・、だったけれど、
家でのんびりしたい怠け心を押しのけて、聴きに行って良かった!





@サンモリッツ@名古屋栄 中日ビル
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◎発表会2018、あれまあ・・・。

2018年07月16日 | ヴァイオリン
発表会だった。
結果は、残念、大失敗・・・。
今までのバイオリン発表会では、一番ひどかったと思う。
これが自分の実力と、真摯に受け止めないといけない。

出だしの音を外し、途中、数小節をすっ飛ばして弾いてしまうし、落ちるしで、大乱調。
ピアノの発表会に比べると、たいして緊張していなかったはずなのに、何故???
伴奏してもらった友人に、ほんとうに申し訳なかった。


ヴェラチーニ氏にも、申し訳なかった。

この歳になると、手ひどい失敗をしても、まぁ仕方ない、何事も勉強!と
すぐ開き直ってしまい、あまり、反省の色がないのもが良くないか・・・。

いい歳をして、バイオリンでもがき苦しんでいる、変なおじさんがいても
それは、それでいいではないか!

自身の不甲斐ない戯言はこれくらいにして、
今回、ある生徒さんのとても印象的な演奏に触れることができたのは、良かった。
彼女は、大好きなモーツァルトのコンチェルトを弾いていたのだけど、音の艶が抜きん出ていた。
明るく、軽やかで、澄んでいて、幸福感溢れる音色。
端正で、美音が際立っていた。
すっかりファンになってしまった。
音階練習だけでも、あんな美音がいつか出せるようになったら、幸せだろうなと、ついつい夢見てしまう。
粗削りでも、将来が楽しみな少年の演奏などもあったりで、彼らが、この先どんなふうに進歩していくのか?楽しみ。

バイオリンのレッスンを続けていて、いいなと思うことの一つは、音楽を味わう耳が、育つことかも。
弾けるようになること以上に。
技術がなくても、心に響くバイオリン演奏は、あるかもしれない。(ピアノと同じように)
丁寧に、一生懸命というのは、美しい光を放つ。

@長久手市文化の家 森のホール
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京都市内パーク&ライド、でも・・・。

2018年07月09日 | 雑記
今回は、Googleマップで下調べして、京都市内のパーク&ライドしてみる。
(駅の近くの量販店の駐車場を使わせもらう。一応、礼儀として何か買い物はする。)
シーズンオフで観光客の多いエリアを外せば、全然大丈夫。
これは、便利だなあと思う。

名古屋方面からの正規のパーク&ライドは大津なのだけど、浜大津から目的地まで、
電車を乗り継いで行くのは、けっこう億劫なので・・・。

しかし、帰りは、名神通行止めの大渋滞にはまってしまい、大失敗だった。
京都東ICの手前は、2キロ進むのに2時間かかる。時速1キロ!
いろんな渋滞があるけれど、通行止め渋滞は、過酷なので、要注意!

そろそろ、高性能のナビに変えるべきか?
否、ハイテク機器に頼るよりも、もっと足しげく関西に通って、土地勘を養うべし!


今回の出発駅、山ノ内駅。
今までで一番、度胸の必要なホームだった。(笑)
(小さいころ、夢で、このくらい薄いホームで電車をやり過ごす恐怖の悪夢を何回か見たことがあるのだけど、
 あの夢は40年後を予言していたのか・・・。)
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篩月

2018年07月08日 | 食べる
嵐山は精進料理の篩月さんを久しぶりに訪ねる。
期待に違わず、とても美味だった。

予約はしていなかったので、3000円の雪だったけど、十分、満足。



よく吟味されて、それぞれ味が施されている炊き合わせは、素晴らしい。


青豆のすり流し(じゃがいもがあしらわれていたっけ)も絶品で、これに出会えたたけで、訪ねた甲斐があった。
こういう美味しい料理があるんだなあと、しみじみ、嬉しくなる。

前は、寒い時期で、温かい豆乳の鍋が、あまりに美味しくて、感激したっけ…。

自分の通された部屋は、お客さんは、外国人の方が多かった。
味付けが外国人向けになってしまうことなく、この味わいが、続いてくれますように!
(と言うか、日本人よ、頑張って欲しいなあ。)



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はつなつ音楽会

2018年07月08日 | ライブ&コンサート
お気に入りの井波陽子さんのライブへ。
今回のライブは、バイオリン熊澤洋子さんとのDuo構成。
ワンマンライブだったので、20曲近く、じっくり聴く。久しぶりに曲も幾つか。
たくさん聴けたようで、でも、ほんとうにあっという間だった。

大好きな井波さんの楽曲が、バイオリンが入って、より生き生きとした感じに聞こえる。
清々しく、瑞々しく、勇敢で、時に嬉々として、時に黎明の夜明けの雰囲気で、
自分の好きのものがいろいろ詰まっている。
大好きな音楽を生演奏で楽しめるのは、ありがたいこと!

会場のさうりるさんは、素敵なカフェ?バー?で、スタッフの方もとても素敵だった。
ピアノは、ディアパソンのグランドピアノ。
最初、いつもに比べて、音がグングンする感じで、おやっ?と思うが、さすが井波さんだった。
ディアパソンは弾いたことがないので、密かに、どんな弾き心地なんだろうか?と興味深かった・・・。

熊澤さんのバイオリンが聞こえてくるたびに、ドキッとしていた。
ピアノとバイオリンの組み合わせは王道!
いつもの井波ストーリーの面白いMCは少なかったけれど、熊澤さんが名フォローされてて、
曲もMCも、ほんとうに息が合ってきたような・・・。

Duoの新アルバムが完成間近とのことで、楽しみがまた1つ!







@さうりる@京都西院
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ブリューゲル展

2018年07月07日 | 絵・写真・美術館
知人から、いいよ!とのことだったので、見に行く。
(来週に迫った発表会のリハーサルついでに、足を伸ばす。絵を見ている場合か!(笑)

ブリューゲル一族の絵が集結。
ブリューゲルの描いた、実直、純朴な農民の背中姿が好きなので。
これは、見ておかないと!

元祖ピーターの方が好きな感じ。
なんとなく、宮崎駿監督のアニメの登場人物たちの姿と通じるものがあるなあと思ったり…。

特に印象に残った絵
・ヨース・ファン・クレーフェ/サクランボの聖母
・ヤン・マンデイン /キリストの冥府への降下
・種をまく人のたとえがある風景


・アーチ状の橋のある海沿いの町
深い青は、幻想世界に引き込まれるような、不思議な力があるような・・・。




鏡の回廊では、やっぱり、撮ってしまう。
空が青ければなあ・・・。
もっと青を!

コッドピース
https://blog.goo.ne.jp/hal-niwa/e/9b7b1b925a8f6bd71116c6b1197981f1
やっぱり、みんな気になるんだな。(笑)
こういう流行はまたあるんだろか???

@豊田市美術館

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