みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

七面山

2019年04月29日 | 
翌日は曇天の予報。
こういう日のために取っておいた身延の七面山へ。
七面山は標高2000メートル弱、二百名山の一座。日蓮宗の信仰の山ですね。
標高差が1500メートルもあり、苦手な階段が整備されている情報もあって、今まで、足が向かったけど、いつまでも逃げているわけにもいかず、令和を迎えるあたって、凛とした気持ちになれる気もして、決行。


登山口、羽衣の赤い橋。
新緑に映えるなあ・・・。


ひたすら、こんなような道を4時間近く登る。
山道としては面白くないけれど・・・、とてもいい道なので、すれ違いで待たなくてもいい。
恐れていた階段は、それほどでもなく、一安心だった。


あと、ヤマブキも咲いていたなあ・・・。


途中、今風の白装束、5人組?の若者に遭遇。
遠くからだと、白いマッシュルームが生えているみたいだった。

そう言えば、お坊さん、うちわ太鼓を豪快に叩いて「南無妙法蓮華経」と大声で唱えながら登ってくるお坊さんにも遭遇。
皆さん、気持ちよく、挨拶されてたなあ。


だんだんガスも出てきた。


登りつめて、敬慎院。
不敬なことに、ある動物の顔に見えてしまった・・・。


敬慎院から先が、本当の登山道だった。




裏返った危は、梵字のように見えてくる。


山頂は樹林帯の中で展望なし。みぞれ混じりの強風で、すぐ退散する。


前日までの寒波で雪が降ったのだなあ・・・。


登りはガスの中で、見えなかった、大崩れ。
怖くて、この先には踏み出せなかった。


随身門


しばらく待ってみたけれど、富士山は、ついに全貌は見せてくれなかった。


1回だけ、撞かせて頂いた。
重いものは、消えずに、長く響くのだ。


誕生日の数字なので特別に撮らせて頂いた。


戻ってきた。


しっとりした新緑もいいものですね。

この山域を訪ねるのは、25年前の八紘嶺以来なので、懐かしい感じも・・・。
七面山は七面大明神(七面天女)、赤竜の化身を祀っていることを、後で知る。
(七面鳥と関係なくて良かった。)
普通の山とは違う、敬虔な雰囲気が感じられて、いつもとは一味違った、山旅だったなあ。
ゆっくり下ることを心掛けたので、事前の体力づくりが今一つだったけれど、ひどい筋肉痛にも見舞われず、よかった!

=====
<アクセス>
行き)精進湖から登山口まで、1時間半ほど
帰り)羽衣の駐車場から自宅(江南)まで、縦貫道と新東名で、4時間ほど
=====
<ルート>
7:00 羽衣の登山口(表参道を登る)
10:30 敬慎院
11:30 山頂
15:10 羽衣の登山口
====
<メモ>
・羽衣の駐車場は、余裕あり
・参拝者で混んでいるかと思いきや、意外と空いていた。
・展望には恵まれてない。
・標高差1500メートルのアップダウンを日帰りで歩く場合、普通の山だと相当、足に堪えるのだけど、
 ここは道がとても歩きやすいので、心配は杞憂だったなあ・・・。案ずるより産むが易し。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御坂山地の黒岳・釈迦ヶ岳

2019年04月28日 | 
GWの前半、好天のこの日は、山梨県へ遠征。
この日目指したのは、富士山の北側、御坂山地の最高峰、黒岳(300名山)。
前夜発できず、朝出発だったので、ハイキング気分で手軽に登れる山と言うことでのチョイス。


冬枯れの山道。
芽吹きまで、あと、少し。


もう少し。


さすがに見事だった!
黒岳から少し、富士山側に下った、展望台から。


左から、この1月に訪ねた三つ峠山、奥は丹沢、右は御正体山


丹沢アップ


左奥は毛無山(昨年登った)、右手前は節刀ヶ岳(せっとうがたけ)方面、そのうちに・・・。
右奥に笊ヶ岳が見えているのも嬉しい。


農鳥、間ノ岳、北岳もバッチリ!


河口湖の大橋


一応、山頂で証拠写真


ほんとうに、咲き初めだったカタクリ
大群生だった!




時間が余って、立ち寄った隣の釈迦ヶ岳にて


釈迦ヶ岳は360度の大展望で、黒岳よりも富士山を除き、展望は◎。
番外編としては、リニア実験線が、すぐ下を走っていて、眺められる点が面白い。
しばらく眺めていたけれど、もちろん時速500キロの様子は見られなかった。(連休中に試験走行しないですよね・・・。)


宿に向かう途中頂いた、薬膳ほうとう。
朝鮮人参、チコリ、ハト麦・・・入り。
個人的には、画期的に美味しかった。以前食べた老舗の小作よりも、ずっと美味しかった。
普段の夜、こういう鍋的な料理が多いので、勉強になるなあ。
朝鮮人参は多分、初めて食べた。
@いろいろ食堂ことぶき@精進湖

<アクセス>
江南~すずらん群生地駐車場 4時間半(休憩、道迷い含む)
=====
<ルート>
10:00 駐車場 北尾根経由で
11:30~12:50 黒岳山頂
13:40 どんべえ峠
14:50~15:20 釈迦ヶ岳山頂
16:10 駐車場

====
<メモ>
・スズラン群生地駐車場はガラガラ
・本当は、すずらん峠経由で黒岳に登ろうと思ったけれど、イノシシ対策の柵で登山道が封鎖されていると、
  戻ってきた登山者から聞いて、諦めて、北側から登ることに・・・。
・今回歩いたルートは、登山道入口の標識がなくて、分かりにくい・・・。
・黒岳も釈迦ヶ岳も、登山者は少な目で、静かな山歩きを楽しめた。
・宿は、出発の2日前に、偶然、空きを見つけた民宿だったけれども、
 とても清潔で感じが良かった!翠明荘@精進湖
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CafeMimo vol19

2019年04月27日 | ライブ&コンサート
今年も、この時期恒例の遊佐未森さんのCafeMimoへ。
大好きだった懐かしい曲を聴くと、どうも涙腺が緩くなって困る。
日頃、慌ただしく過ごしていると、目の前のことでいっぱいで、大切にしていることを、ついつい忘れてしまう・・・。
だからこそ、こういうライブで、久しぶりに再会すると、感動的なんだろうけど。

この日、大笑いだったのは、クィーンのカバーのRadio Ga Ga
楠さんのフレディ・マーキュリーの物まね?とあのお面は傑作過ぎた。

30年越しで聴いていて、その良さが深まっていく、ひしひしと迫ってくる感じがある。
好きが熟成されてくる感じ。
時代は変わっていっても、遊佐さんの音楽は、自分にとっては、原点。
これからも、長く歌い続けて欲しいと思う。

君の中に
山行きバス
午前10時午後3時
クロ
いつでも夢を(橋幸夫のカバー)
Radio Ga Ga
エデン
露草
春の雪
緑の絵
一粒の予感
・・・。

@千種文化小劇場
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィレンツェの思い出

2019年04月21日 | ライブ&コンサート
この日は長久手フォレスト合奏団の演奏会へ。
オケでお世話なっている先生が出演されていることもあり・・・。
このところ、クラシックの演奏会からは遠ざかっていたので、久しぶりの演奏会だった。

一番印象に残ったのは、チェロの音色。
福本真琴さんのチェロに、すっかり魅了されてしまった。
晴朗で、香り高い、馥郁とした音色。聞き惚れてしまう。
いつぞや聴いた、高名な日本を代表するチェロ奏者の方よりも、ずっと良かった気がする。
少しトークあったので、穏やかな人柄も好感が持てる感じ。
この先、応援したいなあ。





@長久手文化の家 森のホール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする