みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●2018最終レッスン

2018年12月29日 | ピアノレッスン
この日は2018年最後のレッスン。
大雪が降り、すり減ったノーマルタイヤで先生宅まで行けるか?危ぶまれたけれど・・・、セーフ。

2週間先に迫った、弾き合い会の予定曲を見て頂く。
数ヶ月ぶりの曲もあったのだけど、とりあえず、とんでもないことにはなっていないお墨付きをもらって、自信を持って会に臨むことができそう。
ただし、どの曲も、途中停止に見舞われ、今回も完奏できる見込みはなさそう・・・。(笑)

ここ数ヶ月、ピアノのレッスン記もさぼっていたけれども、
ずっと月1回のレッスンを続けて、つねにピアノ演奏の奥深さを思い知らされるレッスンだった。

プロのピアニストたちは、楽譜から、素人が素通りしてしまう様々な意図を読み取って、
創意工夫を盛り込んで、曲を色付けしていくのだ。
同じピアノでも、世界が違い過ぎる・・・。
自分ごときは、人前で弾く意味はほとんど無いに等しい。

教訓
・やりすぎない。
・レッスンの指摘を鵜呑みにして、やりすぎて、バランスを崩さないこと!
・肘
安定した音、厚みのある豊かな音、やわらかい音、表情豊かな音
すべて、ポイントは肘にある気がする。
小手先の指先でやろうとしない。なるべく、体の奥の方を使うように。
(バイオリンのレッスンでも、同じことをよく注意されるのが、興味深い)

=====
2018年に弾いた曲
・ドビュッシー/月の光
・モーツァルト/ソナタK570
・バッハ/羊は安らかに草を食み
・ブラームス/間奏曲Op118-2
・レハール/メリーウィドウワルツ
・バッハ/管弦楽組曲3番のエア
・モーツァルト・吉松隆編曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス
・ショパン/エチュード1番、13番

新年は、はてさてどうなるかな???
(せっかくレッスンを受けた曲は、レパートリーからこぼれないようにしたいけれど・・・)
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◎ラフォリア卒業、ヘンデルのソナタ3番へ

2018年12月29日 | ヴァイオリン
今年最後のレッスンでした。
レッスン記はずっとさぼっていたけれど、ラ・フォリアに入って、月1~2回で、レッスンも続けていたのでした。
12月頭のオケ本番が優先だったので、どうしても個人レッスンは、力を入れられなくて、
どうも先生に申し訳ない感じで、レッスンに臨むことも、しばしばだったけれども、予想外に、卒業してしまった。

好きな曲だったので、もう数ヶ月やってもいいと思っていたのだけど・・・、
実は、7月から、はや半年もやっていたことに、先生に言われて気付く。(笑)
温情合格時期に入っていたのだ。

今のペースでは、一生かかっても、スズキ教本を終えることは不可能なので、
もう、曲を進むことは、どうでもいい感じ。
人前で、弾くようなレベルにも、到底行きつけるはずもなく、
その他大勢のオケで、迷惑をかけずに、楽しんで弾けるように、技術が、少しずつでも身に着けばいいなと思う感じだったので。

ラ・フォリアは、多彩なバリエーションで、凄くいい練習になったと思う。
最終変奏は、かなりカッコよかったし・・・。(ちょっとバイオリニスト気分!)
ラストの1つ前の、重音変奏には、随分、苦労させらたけれど・・・。

教訓
どんなに歯切れのよいスタッカートでも、手首をこわばらせて弾いては、音が死んでしまうこと。
なにごとも、やりすぎないこと。
苦手部分を、片手ずつ、数音ずつ、取り出して、徹底的にやること。

次は、ヘンデルのソナタ3番
1楽章は、正直、まったくピンと来ない曲だけど、しばらくさらっていたら、
以前やった、バッハのブーレのように、何とも言えない、典雅な魅力を湛えた曲である気がしてきた。
出だしから、しみじみで湧きあがる歓びが感じられる。
新春に相応しい感じ。
良さが分からない音楽が、良く感じられるようになるのは、レッスンの醍醐味ですね。
これを練習して、新年を迎えるのは、なかなかいいものだな、と思ったりする。

George F. Handel - Sonata No. 3 in F Major - Gary Kuo
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アウラ・クリスマスコンサート

2018年12月23日 | ライブ&コンサート
この日は、クラシックアカペラ・アウラのコンサートへ行く。
美しいハーモニーを楽しませてもらえて、アウラの皆さんに感謝!

本当に素晴らしいと感じたのは、ユーレイズミーアップ、アニーローリー。
慌ただしい曲よりも、伸びやかなハーモニーを聴かせる曲の方がいい。

これを書いているのは、大晦日なので、
コンサートから1週間も経ってしまい、印象がかなり薄れているのだけど・・・。

今回、日本語の歌詞の曲も披露されていたけれど、
自分は、歌詞は、どのみちよく聞き取れないから、日本語よりも、その曲の国の言葉の方が、それらしく感じられていいかも・・・。

今回のコンサートもそうだったけれど、客層が圧倒的に中高年で(平均年齢は50以上?)、
それに、クラシックのコアな声楽向けでもなさそうだし、
日本語歌詞に取り組まれるのは、そういう中で、親しみやすさを演出する必要があるからかな・・・。

自分は、アヌーナのように、アイリッシュの雰囲気の新曲に、どんどん臨んでもらいけれど、無理そう・・・。

歌唱には、性格や個性がよく表れると思う。
歌い手さんによって、合う・合わないがありますね。

ファンサービスも素晴らしい。
あんまり皆さんが、美しいので、サイン会に並ぶのは、気後れする。







@宗次ホール
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人生に大切なことはすべて絵本から教わった

2018年12月22日 | 芸事全般
目覚めのラジオは、絵本編集者、末盛千枝子さんの講演。
ハートウォーミングで心が洗われる、いい話! 目頭が熱くなる。

想像力、相手への思いやり・労り、奥に隠れて見えないものを見る努力、
眼では見えないそのものの周りのあれこれに思いを馳せること、
絵本でも、音楽でも、分野は違えども、人の心に響く芸術には、共通点があると思う。

様々なエピソードが語られていたけれども、長年、絵本の世界の第一線で活躍されてきた編集者だけあって、心の感度がすばらしい方だと思う。とても説得力がある。
話の中で、ターシャ・テューダーや谷川俊太郎さん、皇后様のことも触れられて、興味深い。

「僕のパパなのに死んだ!」

◎人生に大切なことはすべて絵本から教わった
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=0969_01_21973
ラジルラジルでしばらく聞けますね。

ピアノ調律師 (末盛千枝子ブックス)
クリエーター情報なし
現代企画室


あなたのひとり旅 (末盛千枝子ブックス)
クリエーター情報なし
現代企画室


わたし (かがくのとも絵本)
クリエーター情報なし
福音館書店

=====
いい話で休日をスタートできて、運が良かった!
話の中で紹介されてた絵本、少しずつ、集めてみようかな・・・。
メリーゴーラウンドに来てもらえないかな・・・。

岩手山、八幡平、姫神山に囲まれた、土地で生活されているとのこと。
一昨年、訪ねてよかった・・・。
後で調べて、キリスト教の信仰もある方だったか・・・。
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アルヴァ・アアルト もうひとつの自然展

2018年12月14日 | 絵・写真・美術館
この日はフィンランドの建築家アルヴァ・アアルトの展覧会へ。
やわらかく、人に優しい曲線、デザインが印象的だった。
平日、午前だったので、会場は、とても空いていて、静かに、じっくり、見ることができた。

一番印象に残ったのは、サヴォイ・ベース。

自然な温かみのあるデザイン、少しでも生活に取り入れられるといいな。









@名古屋市美術館
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ケルティック・クリスマスコンサート

2018年12月09日 | ライブ&コンサート
この日は、アルタンのコンサートへ。
アルタンは、コンピレーションアルバムで、数曲だけ、聴いたことがあって、気になっていたケルト音楽最高峰のグループ。
日本で聴ける、またとないチャンスなので、足を運ぶ。

すごく自由に楽しそうに、これでもか、これでもかと繰り出される音、音、音。
マレード女史のフィドルは、実に自由な弾きっぷりだった。

カトリーナ・マッケイ&クリス・スタウト デュオのハープとフィドルの熱演も印象的。
カトリーナ・マッケイさんのハープ、素晴らしくて、自分のハープの常識を覆された。
ステファニー・カドマンの見事なタップダンスも、とても印象に残る。

本場のケルト音楽の雰囲気が分かって、一つ宿題が済んだかな。(笑)

大人気で、会場の穂の国芸術劇場は満員御礼だったのではないかな・・・。

穂の国芸術劇場@豊橋



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オケ定期演奏会

2018年12月02日 | オーケストラ
この日は所属する市民オケの定期演奏会。

実際のところ、自分はミスも多かったけれど、(本番に弱いタイプなのだ・・・。)
精一杯弾けて、個人的には満足。
この1年、いっとうお気に入りのドヴォ8を取り組むことができて、幸せだった。

新世界より、難しいと聞いていたけれども、2年前の新世界(初オケ!)よりも、弾きやすかった。
苦手なピアニシモも克服の感触を会得しつつある。
2年前に比べると、技術は着実に進んでいる。
アラフィフでも、間違いなく進んでいる。

もちろん、反省点もいろいろ。
ラスト2週間の濃度の練習を、ずっとやれていれば、どれほど進んだことか!
本番間際の弓順変更は、直せず、もごもごしてしまった・・・(笑)

1年間練習して、違った景色が見えてくるのも良かった。
はじめの頃は、今一つ、ピンと来ていなかった、カーニバルも好きになった。
好きなドヴォ8は、1年前はどんなふうに好きだったのか、分からなくなってしまった・・・。(笑)

モーツァルトのコンチェルトも気分よく弾けた。ソリストの音は、意外と聞こえなかったけれど・・・。
拍を数えるのに必死で・・・。(笑)

同じプルートの相方さんが、無茶苦茶楽しそうに弾かれる方だったので、すごく勉強になった。
左手なしで、弓だけの地道な練習は、効果があると思う!
あと、職場の友人も観に来てくれて、それも、凄く練習の励みになった。(笑)

指揮者の先生の講評も興味深かった。
他のパートへの配慮を!
オケの発展は、会社の組織の発展と、なんだか同じだと思う。
希望を配るのがリーダーの役割で、いい指導者に恵まれている。

そして、来年は、憧れのチャイコフスキー5番!
ちょっと楽譜を見た感じでは、驚天動地に難しく思われる・・・。
チャイコスキーが、あらん限りの技を駆使して、腕によりをかけて、生み出したシンフォニーなのだから、当然とはいえ、チャイ5地獄になること、間違いなし・・・。
地獄から這い上がれるか???(笑)

フレッシュなオケで、毎年、憧れのシンフォニーが続く・・・。
すごく、運がいいと思う。

脈絡なく、いろんなことを書き連ねてしまって、ごめんなさい!


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