●推進力の音型

有意義なレッスンだった。
とても有意義だった。
今日、持って行ったのは、エオリアンハープと英雄ポロネーズ。
なるほどなあ！と思うことがもりだくさん！
自身で気づけないことって、たくさんある。

エオリアンハープ、推進力の音型！
肘で！
響きを生かすペダリング・・・。
英雄ポロネーズ、序奏の難所の半音階、２＋４＋１でとらえる・・・。
弾き易くすための、コツ、指使い・・・。
アーティキュレーションの細かい指示
・・・。
エオリアンハープと英雄ポロネーズに、同じ推進力の音型があるんだなあ！

両方とも、けっこう煮詰まっていたので、様々なアドバイスが、なるほど、なるほど！と腑に落ちる。
ピアノが２台あって、すぐ横で、実演してもらえるので、その弾き方の方がいい！とすぐ分かるのもいい。

いい先生に巡り合えたと思う。
これなら、ピアノも上達するかもしれない！
すごく励みになる。
導いてもらえる先生がいると言うのは、ありがたいことだなあと思う。

練習する時間がもっとあったらいいのに・・・。

小岩井農場から

時々、す～と、胸に沁み込むような詩に出会うことがある。
新聞の文化欄に載っていた、宮沢賢治「小岩井農場」の一節

＝＝＝＝＝
もうけつしてさびしくはない
なんべんさびしくないと云ったところで
またさびしくなるのはきまつてゐる
けれどもこれでいいのだ
すべてさびしさと悲傷とを焚いて
ひとは透明な軌道をすすむ
＝＝＝＝＝

「すべてさびしさと悲傷とを焚いて　ひとは透明な軌道をすすむ」が
特に印象に残る。
さびしさと悲しみを燃やして、明日を照らすのだ。
銀河鉄道も、透明な軌道を走ったのだろうか？

省みて、自分。
このところ、忙しくて切羽詰まった日々をなんとか乗り切るだけで精一杯な感じで、さびしさを感じる余裕もない。。。
これでいいのか？

時節柄、夢を語ることが許されるので

新年になって、随分、過ぎてしまったのだけど、２０１５年の目標を、書いておこうと思う。
この時期は一年の目標を語ることが、許されていると思われ・・・。
それが、大風呂敷の夢のような目標であっても・・・。

ピアノは、ショパンのエチュード、ベートーヴェンのソナタ、バッハのフランス組曲、シューマンの子供の情景、グリーグのホルベルク組曲から、それぞれ１曲、レパートリーを増やすこと。（↑コンクールの課題曲リストみたい（笑）

ヴァイオリンは、ピアノと違って、１年後、何に挑戦しているか全く分からないのでパス。
どこまで上達するのか、とても楽しみではあるけれど・・・。
スズキの５巻で遊んでるかな？
でもこの調子で、１年で１巻進むとすると、５年後には、メンコン（メンデルゾーンのコンチェルト）を弾いてるかもしれない。
これは、凄いことだ！！！
できれば、どこぞのオケでデビューできるといいな。今までと全然違う世界が見える気がするので。

山は、百名山の九合目を越えられるかな？
できれば、登頂最難関と思われる、飯豊連峰、朝日連峰、光岳を極められるといいな。（膝や腰の爆弾が爆発する前の、元気なうちに）

そして、何とか、生き延びること。（笑）

●ピアノレッスン再開

ピアノの体験レッスンでした。
科学的、合理的な奏法をレクチャー頂けそうで、レッスンをお願いすることにしました。

一応、備忘のための個人的なメモです。

＜スターライト・ワルツ＞
◎音型に合った、手の使い方を考える
　・肘を使う
　・右手和音含みの旋律を際立たせる、手の甲を外側に傾ける
　・強調する音、小指を立てる、親指も立てる
・左手の隠れた旋律、出すところは出す
（↑自分、左が全般、弱いのだ）
・ペダリング
　本当は和音にしたいところを、ばらしてるようなところ、ちゃんと踏む
　（⇒響きが厚くなる）

＜即興曲Op90-2＞
◎音型に会った、手の使い方
・細かい音をテヌートで弾くためには、指をすぼめる感じで、無駄な指の上限運動をなくして、最小限の動きで
・逆に広げる感じで弾く音型は、指を広げる感じ、
・最初のテーマの左手、音の進行を意識して、出していい。
・３＝１＋１＋１ではなく１＋２で捉える
　その方が、自然な歌になる。
・コーダの表現方法
　ずっとフォルテシモで、頑張るだけでは、苦しくなる。
　山を作って、ストーリを作ってみる

遮二無二練習するだけでは気づけない、奏法上のコツがあるんだろうな。
思うように弾けないのは、もちろん実力不足もあるけれど、奏法に無理・無駄があって、肝心なところに集中できていないから？

きらクラのすゝめ

NHK-FMのクラシック紹介番組「きらクラ」が、このところお気に入りです。
聴き始めたのは半年ほど前だけど、このところ、すっかり馴染んで、楽しくなってきました。
まず、司会の「ふかわりょう」さんと遠藤真理さんのトークが面白いこと、お二方の息がぴったり合ってる。声もいいし。
あと、いろんな曲に出会えること。
楽しめるコーナーが用意されていて、ついつい耳を傾けてしまうようになっていること。
（きらクラどん：イントロクイズ、ただ当てるだけでなくニアピン賞もあったりする。
　BGM選手権：詩の朗読にぴったりのクラシック曲を募集
　勝手に名付け親：クラシック曲に副題をつける、などなど・・・。）

肩ひじ張らずに、気楽に楽しめて、初級から中級ぐらいへの橋渡しをしてもらえる感じ。
番組のエンディングに流れる、愛のあいさつ（遠藤真理さん編曲・演奏のチェロ版）の独奏も、素朴な味わいでとても素晴らしい。（CDを探したけど、まだ出てないみたいで残念）
http://www4.nhk.or.jp/kira/

番組で紹介されるピアノの曲は、まずまず、知っている曲が多いけれど、オーケストラや室内楽は、初めての曲も多くて、こんないい曲があるんだなあ！と、ささやかに感動しながら、聴くことも多いのです。
スタートから２年半のようだけど、長寿番組になってくれるといいなと思う。
今年の放送は、11日から。
楽しみなのだ。

再びマスターキートン

何と言う、嬉しいニュースだろう！
マスターキートンの新作発売。

マスターキートン。
考古学者にして保険調査員、
そして、元英国特殊空挺部隊隊員で武術、サバイバルの達人。
それでいて、少年のような好奇心を失わず、謙虚、
夢とロマンを追い求め、教養豊か。
でも、押しも弱いところがり、お嫁さんには逃げられてしまったけれども・・・。

先月、20年ぶりに新作が出た。
ハードでダークな内容やら、心温まるエピソードやら、
以前と変わらないストーリーが繰り広げられて、面白い！
久しぶりに大切なことを思い出させてくれた気がする。

コミックの中の人物とは言え、自分が、最も影響を受けた人物の一人です。
キートンのような教養があれば、周りのすべてが、ドラマチックで、ロマンチックで、興味深い対象になるに違いない。

夢をかなえる人の共通点は・・・、
「あきらめないこと。夢をあきらめなければ、人は絶対夢をかなえらえる」
この巻でも出てきたけれど、過去のマスターキートンから、ずっと変わらないテーマなのだ。
見習わないと、と思う。

	MASTERキートン Reマスター (ビッグ コミックス)
	クリエーター情報なし
	小学館

スポンジ挑戦

時間があったので、スポンジを焼いてみました。
実家に持って行ったら、なかなか好評。
昨年、試みた炊飯器シフォンに比べると、作り方が簡単で、楽ちんだ。

作ってみて、驚いたのが、砂糖の量のすごいこと。
レシピは、卵２つに、砂糖60g、薄力粉60g、バター20gだったけど、
あの砂糖の山の大半が、お袋殿のおなかに収まってしまったわけで、
これは、親孝行と言うべきか、親不孝と言うべきか？？？


一瞬、この物体は何だ？ですよね・・・。
中心部分だけが膨れて、愛嬌のある車みたい。
（MyCarに近い）

小さい頃、母親が焼いてくれた、スポンジには、かなわないし、
半人前スポンジといった感じだけど、初回にしては上出来、上出来。
いろいろ工夫して、満足できるスポンジが焼けるようになる日が来るといいのだけど・・・。

http://cookpad.com/recipe/2580786

パナソニックのオーブントースターは、ケーキも、焼き芋も作れて、いいですね。
モデルチェンジして、自分のより、パワーアップしてそうだ！

	Panasonic コンパクトオーブン ブラウン NB-DT50-T
	クリエーター情報なし
	パナソニック(Panasonic)

ログのすゝめ

半年前くらいから、楽器練習の記録をつけるようにしたのです。
Excelで横軸に日付、
縦軸に曲名と、あとピアノとバイオリンのそれぞれの練習時間だけの、簡単な記録ですが、半年分の練習の状態を眺めてみると、いろいろ見えてくることがあって面白いですね。
例えば、
・ピアノも、バイオリンも、それぞれ月２０時間ほど練習している
・この半年で一番練習した曲は、英雄ポロネーズ、次点はシューベルトの即興曲Op90-2

気付きも得られます。
あの曲は最後に弾いてから、そろそろ１ヶ月になるから、忘れないように、弾いておかないと！とか。
今のペースで上達してゆくのに必要な練習時間も分かるし
仕事で忙しい時は、平日は２日に１回１０分１５分でも、上達は望めるらしいことも分かった。
ペース感が掴めると、安心感が湧くし、将来に明るい展望が持てますね。

ダイエットでも日々、ヘルスメーターに乗って、グラフにするのがとても有効なダイエット法だそうですが、楽器の練習にもあてはまると思う。
仕事柄、システムのログの大切さは、日々感じているところでもあり、業務でも、何の作業にどれだけ時間を費やしたかは、しっかり管理させられているので、その延長線ですね。
（有効なことは、趣味の世界にも取り入れようっと）

練習ログの効果が分かるのは数年後のような気もするけど、時は金なりで、お金と時間は等価と言えるので、家計簿をつける感覚で、練習帳をつけていこうと思う。

続けるポイントは、あまり細かく記録をつけようと思うと、しんどいので、ゆる～く、ものの１０秒～２０秒ぐらいで済んでしまうぐらいの簡単なログがいいでしょうか・・・。

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
新しい年が良い１年になりますように！

私事ですが、年末に指先を怪我してしまい、楽しみにしていた正月のピアノはお預けです。
いきなり、出足で躓いてしまいました。
改めて思うのが、人生、一瞬先は闇。
いつ、どんな災難が巡ってくるか分からないので、
やりたいことは、早目に、さっさとやっておかねば・・・。

それでも、バイオリンは、なんとか弾けるので、二兎追いをしていて、よかったなあとも思い、
あと、キリギリスのように、楽しい音楽にのめり込んでしまってはいけないよ！という神様のお告げのような気もします。

元旦の朝の教訓としては、
・早くやる
・リスク分散
・趣味はほどほどに
でしょうか。

2015年が、平和で幸せが多い年になりますように！