tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「晩秋の平泉寺」旧参道。

2009年11月28日 | 季節の便り(北陸、福井)
平泉寺の境内の中は、一応報告できましたので、
一の鳥居までの旧参道と入り口周辺もご覧ください。

参道入り口の菩提林

この神社は、「日本の道100選(1986年)」・「かおり風景100選(2001年)」
・「歴史の道100選(1996年)」に指定を受けた名所です。
9月指定を受けた「日本ジォパーク」認証の中にも入れられています。

旧参道は「日本の道100選」の道であり、入り口の菩提林から2km、
ずっと九頭竜川から運んで敷設された河川石の道路で、
あの時代の人力による労力を考えてみても
その繁栄が忍ばれます。




そのあとは、お地蔵さんが両脇に祭られた山道?が今も残っています。



参道までの周辺には、勝山市の北東部の山裾に「越前大仏殿」。
勝山出身の立志伝者、現存の相互タクシーの創始者多田氏の蓄財で作られた建物で、
残念ながら、今は2代目となり、この建物、市民税滞納により差し押さえ
市の管理化、「オークションで売却出品」て話題を呼びました。
40億円から始まり3度の入札機会、今は28億円までディスカウントしても、
応札が1件も無いという有様です。


創始者多田氏は、当市の名誉市民に選ばれ、教育会館前には大きな立像が立っていますが、市民から見れば、今は30億円以上の債務者、名誉市民では無いでしょう。
当時のの市長さん、責任取れ!です。

いまひとつの「勝山城」は、これも同氏の建設によるものですが、
日本歴史の中の勝山藩の城とはまったく関係ない、位置と姿です。
両方ともそれなりに立派なものですから、
300年くらい経てば、史跡?になるのでしょうか。


カリンの木(お金、始まり借りん借りん)の実がたわわ、皮肉。

コメント
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