桃の節句も終り、お雛様もしまいました。
まだ、少し早いのですが春爛漫への期待。
少し早い「先取りのしつらへ」もよろしいのでは・・・。
一足先に、桜尽くしの設えに。
座敷のお軸は、「桜とヒヨドリ」です、
かなり痛んできましたが、大正時代初期の直筆、
作者はどのような方か分かっていませんが、
先々代からのものです。
毎年、この時期には楽しんでいます。
玄関の額は、「薄墨桜」。
現代作家、西田彰画伯の直筆、
岐阜県根尾村に現存する古木桜。
この下の置物は、「乾燥さくら」の花です。
10年も経ち、もうそろそろ寿命かと思っていますが、
思い入れのあるもので、大切にしています。
乾燥フラワー(ブリザートフラワーなど)は、
「本物の桜の花」です。
作成した企業を知っていますが、
「小さな桜の花ビラを、そのまま乾燥する」のは大変難しい技術のようでした。
今日も降雪の中、屋内だけは、
一足早い、春爛漫の設えにしました。