花の無い、晩秋には、「真っ赤な実」
をつけるのは、南天と同じ。
地面に這うように生えるものですが、間違いなく、
草でなく「木の仲間。
今、直径7mmほどの花が見られます。
10cmくらいの茎があり、正月の盛り花の裾に
「せんりょう」などの代わりとして、
使われることも。
「ヤブコウジ」の名は、近代になってからの改名とも。
古くは「赤い果実」を、山のミカンに見立てた
「ヤマタチバナ(山橘)」の名で知られていた。
それが「ヤブコウジ(藪柑子))になったという。
(タチバナはコウジミカン(柑子)の古い呼び名)。
小さな花なら、
先出の「南天の花」も、米粒のような蕾がみんな開花しています。
小さくても見ごたえのある花「南天」。