「秋海棠」は、
正岡子規も病床からその美しさを詠んだという花。
古くから歌人や俳人にも愛された花、ベゴニアの仲間。
別名は、なぜか断腸花。
「憂いを帯びた花を咲かせる風情のある」とは、どなたの言葉でしょう、
私もかっては、この「花の色に心惹かれ」ていました。
原産地は、中国大陸・マレー半島。
日本には江戸時代初期に、中国からの渡来品。
その特徴は、雄花と雌花のそれぞれを同じ株につける「雌雄異花同株」
花が終わるとむかごをつけ、それらがこぼれて発芽する多年草。
冬の間は地上部は枯れてしまい、地中で球根となって越冬。
特に、乾燥に弱く、直射日光が当たると「葉焼け」を起こしてしまいます。
また、乾燥に弱く
花言葉は、「自然を愛す」「恋の悩み」「片思い」
我が家の庭では、放置でも毎年開花してくれるありがたい季節の花、
何代もの昔から生き続いているようです。