tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

中1日を待ち「勝山左義長」始まる、「短冊飾り」も。

2023年02月23日 | 当地の催事・行事など

いよいよ本番を迎えた「勝山左義長」、

昨日は「3色の短冊飾り」取り付けが、始まりました

 

 

 

「左義長櫓」を持つ12の町内、全域の道路に飾り付けられ、

風になびく様は、いよいよ始まるか、お誘いをそそる。

沢町の左義長やぐら。

 

「勝山左義長」の起源はかなりふるく、史実に残る文献では、

1748年(寛延元年)に記録がある、

時は、小笠原定信、初代勝山藩主が、入封してきたのが1691年ですから、

幕藩と関係の深い防火の行事(神事)でした。

 

 

 

勝山町には、「左義長・顕如講・御前相撲」が、3大行事として続いていました。

いずれも藩主と関係の深いものでしたが、

「左義長」だけは町民主体の行事。

 

私の住む「元禄区」は、幕藩時代武士の町域として、

桟敷席に招待され、この祭りを「見る方」でしたから

「左義長やぐら」はありません。

(今は望めば、どの櫓にもらせてくれますが、我が家の子供たちの時には

上がらせてもらえず、嘆いていて事を覚えています)

 

そして、大切な準備の一つが「3色短冊」です。

明治の中頃までは、松の小枝に赤く染めた短冊を各戸で飾っていたもの、

今の様な華やかなものに変化してきました。

鎮火祭として「火消し組の組色」

からこのようになったと伝えられています。

(5組、5色短冊の時代もありました)

いよいよ本番、今日あたりは「やぐらの飾りつけ」が、始まのでしょう

コメント (2)
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