「バットラントの恐竜」たち、探訪報告2弾です。
「バットランド」とは、北米(ユタ州・アルバーター州)にまたがる荒野、
1億年の前の地層が露呈している、恐竜発掘の世界の聖地の一つ。
今回展示は、此処から発掘された本物化石を中心に60点が見られます。
先の報告で残しておいた「ブラックビュウティ」と世界で呼ばれるティラノサウルスの1mにも及ぶ頭部の展示です。
その姿は黒光り。
その圧巻には驚きました。
また、全長25mの「ディプロドクスの全身骨格」、個の下を通っての見学も素晴らしい。
この時期は、まだ人間が生存する前の話しですから良いのですが、居れば一たまりも無く餌食になされていたことでしょう。
勝山に有る「福井県恐竜博物館」は、
世界の3大博物館といわれていますが、
今回の特別展はそのスケールが違う、
世代も地球が1つの大陸で有った「三畳紀」とは1億3千年前、
「ジュラ紀」はその後、
そして今迄見てきた化石は「白亜紀」といわれる、
7~8千万年の物でした。
この凄さは、他に比を見ないもので、もう一生見られない展示の筈、
ぜひのご観覧をお勧めします。
私は11月4日までに、3回行く予定です。冥途の土産になるはず。
目玉の「ブラックビゥティ」。
「ディプロドクスの全身骨格」。
その他の展示たち。
掘り起こされたママの様子を「産状」という名前で展示されています。
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