日々のことを徒然に

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今夏の節電

2012年05月15日 | 生活・ニュース
           

 日本に原発の灯りがともっておよそ40年、その原子力発電が全停止して10日。建設再開は勿論のこと、再稼動も含めこれからの電力見通しに何の道筋も見出せていない。原発の安全神話、今になって思い直せば「原発のいろはを深く理解しないまま、根拠の薄かった安全を絶対的なものとして信じらされた」と反省するしかない。

 そんな状況の中で今夏の節電は現実味を帯びてきた。原発再稼動に異を唱える側の声が大きく聞こえてくる。その異は理解できるが現実としての対応を如何にするかがいまひとつ分かりかねる。稼動推進の側は電力不足を補う必要を説くが、安全に不安があると厳しい指摘を受けている。そんな中、大飯原発の立地自治体の議会は再稼動を容認するとした。

 瀬戸内色と湘南色の通勤電車が4両編成で連結されている朝の通勤電車。向かい合った連結部分でお互いがライトを点し相手を照らしあっている。それは睨みあいっこでなく笑いあっているようで微笑ましく見えた。考えてみれば切り離されるまでは不要な点灯に思える。消灯すればどのくらいの節電になるのだろか、と貧乏神が頭を持ち上げる。

 この夏、我が家はどう節電したものか、と昨年を思い出す。これまでもエアコンより扇風機を良く使っていし、節電タイプを昨年購入したので扇風機主体は続く。故障で冷蔵庫に洗濯機、TVは一昨年買い換えた。こうした節約生活の中で電気製品の買い替えはできない。冷蔵庫の扉の開閉を回数を減らす、これなら出来そうだ。

大都会の灯り輝く夜の街の映像を見ながら小さな節電対策を考えている。

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