日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

がまん

2013年08月08日 | 生活・ニュース
            

 熱帯夜に猛暑日、局地的豪雨が年々増え、今年の夏はそれが普通のようになった。亜熱帯地域のようなこの暑さをどう我慢するのか、どう耐えるのか、どうしのぐのか、気象情報をみながら無い知恵を絞る。TVのデーター放送は気象の状況は教えるが、暑さを切り抜ける策は画面に出ない。

 悪い癖ですぐに昔と比べてみたくなる。暑い日もあったが近年の暑さは格別な感じがする。そんな話をしていたら「加齢で抵抗力が落ちているから」と軽くいなされた。歳を割り引いても暑さが増している。できることをし、その上は「我慢」くらべかもしれない。そんな暑さを我慢しているひとつのは庭のはゴーヤ。

 プランターに植えたゴーヤの1本があらぬ方角へ伸びた。その茎なった実が日に日に大きくなっていく。ゴーヤを支えている細いつるに引っ張られる茎はV字になって耐えている。日差しを受けたゴーヤは時々風に吹かれて気持ちよさそうに揺れる。それを支える茎、暑さと引っ張りに耐えている心境はどんなだろう。

 育ちすぎて重くなった実でつるが切れるか、耐えるか、少しでも大きくなれと収穫を待つか、三様のがまん比べになる。高さ2メートルほど、ここから墜落すればゴーヤといえども無傷ではすむまい。悪くすれば折れたり割れたりで品質価値を失う。欲を出さずにゴーヤの質を守る収穫時期、少し先だろうが、油断せず、指差確認しながらその時を待つ。
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