日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

帰省 2

2013年08月14日 | 生活・ニュース
           

 私は昨年10月02日、毎日新聞「はがき随筆」で紹介されたインコの「ピーちゃん」です。今年で2回目の帰省になります。今回もマイハウスの籠は黒っぽい布で包まれ、大きな手提げ袋に入れられ、新幹線で3人と1羽の帰省をしました。

 手提げ袋から出され、包みの布を外されました。そこはエアコンの効いた仏壇のある部屋で、昨年と同じだと思い出しました。扉が開けられると、すぐに外にでました。先の随筆の中で、昨年のこの時の様子を「孫の手に乗る。腕や肩、頭へと動き回る。動きながら孫と忙しく会話する。新幹線での真っ暗なかごのストレスを発散しているようで、ほほえましい」とありました。2回目の今年も同じです。

 帰省先は私の飼い主の実家。飼い主夫婦と私が「お姉ちゃん」と呼ぶ中3の娘さんと一緒の帰省です。お姉ちゃんは実家の二人を「じいちゃん」「ばあちゃん」と呼びます。私も同じようにそう呼びます。じいちゃんもばあちゃんも私が大きくなっていることと鳴き声のきれいなことに驚いた、と嬉しそうです。

 私は籠の中より外が好きで、昼間はほとんど籠には入りません。餌も水も、好物の新鮮な青梗菜もすべて屋上でいただいています。遊び疲れての昼寝も屋上です。屋上にいないときは部屋続きの居間を飛び回り、冒険をしているちょっとおっちょこちょいの娘です。

 帰る日の朝、じいちゃんは敷物を新しく取り替えるなど籠の掃除をしてくれました。鳴いてお礼を言いましたが、通じたかな。「これからは1羽が加わる孫の帰省、楽しみが増えそうだ」、随筆の終わりに書いてあった通り、じいちゃんにもばあちゃんにもかわいがってもらいました。3回目帰省のときは何か一芸身に付けて帰らなければ、籠に黒っぽい布をかけられながらそう思いました。
コメント (2)
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