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2月初回の陶芸教室、送迎バスを待つ集合場所で今朝は寒い、と発する人が居ない穏やかさに春が近いと感じる。車窓から見える瀬戸内海は波もなく陽の光が海面を眩しく照らす。曲がりくねった道を海抜500㍍にある施設まで上ると気温は少し低くなっている。
久々の新入会員の紹介から今日は始まる。初心者もありテーマは茶碗作り。丁寧に学んだが、出来上がってみると茶碗というより椀に似ていて出来栄えは今一つ。
創作中は外のことは気づかなかったが強い風が吹き、市内では風速20㍍ほどの風だったという。そんな風に吹かれてか大きな大きな大きなポリ袋が庭に落ちてきた。そういえば出かける時には強風に波浪、乾燥などいくつかの注意報が出ていた。
粘土に触れるたび思う。金属や木材のように硬くなく、水を含ませればいくらでも柔らかくなり自由に捏ねれる。捏ねれることとそれをある形の作品にすることの違いに開きがありすぎる。そこは重々承知でろくろを回すが、回しながら毎回のこと難しいと感じる。そんな思いはするが止め様と言う気はない。「いい仕事してます」にはなれないが、自分でニヤリとする作品をいつかは仕上げる。