日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

車も啓蟄

2016年03月05日 | 自然 季節


 閏年なので今日が啓蟄、公園の松の幹に巻かれたコモ外しが始まる。コモで安眠していた虫どもは驚いただろうか。啓蟄は驚蟄とも書いてある。この日はコモだけでなく土中に冬ごもりしている爬虫類、両生類、昆虫類が冬眠から覚め地上に出てくるという。蜥蜴は見たけど蟻や蛇、蛙はまだ見ていない。地中から出るには最低気温が5度になったころ、は気象予報士の話し。

 虫穴からではないが所用で久しぶり海岸線沿いを走る、といっても運転席にいるだけで走るのは車。遠くは霞かPM2.5か視界はすっきりしない。車載温度計は18度、窓を少し明けていると気持ち良い風入る。蟻出ず、蜥蜴出ず、虫穴を出ずなどというから 人間様も啓蟄の候を授かった感じになる。

 冬眠しない人も穴から出たばかりの虫も生きるために食べる。餌とは人以外の生きものが食べる物の総称かと思いきや、生き物が自ら食するものは食物、飼育したり捕えたりするための食べ物を餌という。そういえば「景品という餌に釣られて、景品を餌に客を引きよせる」など人を誘いこむ時はエサと呼んでいる。

 次の個所へ急ぐので、昼食は早くて安くて食べやすいうどん定食にする。気温も影響してか身体がほっかほっかになる。啓蟄で這い出た虫らも陽気な空の下でどんな食事に出合えたか、呑気なことを思いながら運転する。今日はエアコンなしで走行し燃費は30㌔/㍑、車も啓蟄の恩恵を受けたようだ。
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