日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

公衆電話に注目

2016年03月29日 | 社会 政治

 2年前の3月から行方不明になっていた埼玉県朝霞市の女子中学生が保護された。事件は記憶から遠ざかっていても報道を知って誰もが良かったと喜んだ。容疑者の逮捕も間もなくで詳細な経過は解明待ちになる。その結果は再発防止策に役立つ事を願っている。報道から中学生の沈着な行動がここに至ったと思う。

 この中学生が助けを求めたのはJR東中野駅に設置されている公衆電話、映像では2台の公衆電話が繰り返し映し出される。スマホや携帯などの普及で、地方の街でも設置数の減少を感じている。日常ではその必要性を感じなくなっているし、何年間も利用したことはない。しかし、この度の中学生保護に至ったいきさつから、緊急時における公衆電話の必要性が問われている。

 携帯電話を所持するまでは出張や外出、特に遠出の時などはテレホンカードを確認して出かけた。その便利さを何度も経験した。人の往来の多い通りや人の集まる場所にあり知らない街でも格別に困ることはなかった。公衆電話からの悪さに悩まされ、今は受信拒否に設定している。緊急時を思えば解除が必要かもしれない。

 「公衆電話知らない」という中学女子生徒の声が聞こえた。常時、片手に通信機器を携帯している人らも万万が一の場合役立つ公衆電話、身の安全を守るための一つとしてその知識を備えておくことは負担にはならない。緊急通信を使わないことが最善ではあるが、備えあれば憂いなしという。保護された中学生の心身の健やかな回復願う。
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