
山口県の梅雨入りは6月6日だった。今日の午前11時20分、待ちに待ったその梅雨明け宣言がでた。明け方、頭上を覆っていた薄い雲は日が高くなるにつれ消え、夏空に変わった。車窓の向こうの山の峰に子供の積乱雲がのぞいているが、少し遠慮そうに見えるのが好印象。
小学校の1学期の終業式を待っていたかのような梅雨明け、なんともいいタイミングだ。夏本番に備えて行われていた、学校プールから聞こえていた水泳授業の賑やかな声も終わった。水だけでなく交通も含めすべてで安心安全な夏を過ごし、2学期を迎えてほしい。
私の子どものころもラジオ体操が朝の6時30分からだったが、これはいつからだろう。夏休みになると児童らには早起きしてラジオ体操の会場へ集まる。我が家の地域は小学校の校庭、そのために早起きが日課になる。変わらないのは長い紐のついた出欠表を首から下げるスタイル。歩いても走っても出欠表は左右へ大きく揺れる。
働き方改革とかで、とにかく休め休め、の時代になりつつあるようで日本の将来を心配している一人だ。いつかAIに使われる人間社会を予測してAI研究をやめた学者もいる。AIは自己学習するだけでなく疲れない、休みすぎた夏休みにならないよう若いお父さん方は気を付けてください。