日々のことを徒然に

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運転免許証の返納

2017年11月09日 | 生活・ニュース

 少し年上の知人3人が相次いで運転免許証返納と聞いた。みんな事故や違反などによる返納でなく日々の生活を考慮してとのことだが、それほど高齢を感じさせる人らではないが、はた目にはわからないことがあるのだろう。免許更新手続きの高齢者講習がことのほか気になる人もあるようで、悩みを誘い込む講習だと笑った人が、更新免許証を嬉しそうに見せてくれた。

 最近、横断歩道を渡っているとき車にはねられ年上の知人が亡くなった。その人は、子どものころ、女学校の運動場でワイワイ遊びながら子どもなりの遊びや喧嘩のルールを習った人で、出逢えば挨拶を交わしていた。この様に、最近の交通事故に占める加害・被害とも65歳以上の高齢者が関わる比率が高いと報じられる。

 今年も県内各地で重大事故が発生しており多くの人が亡くなっている。高齢者が関わる事項を防ぐため、今日から15日まで「高齢者の交通事故防止県民運動」が実施されるという。呼びかけは、「日没時間が早くなります。外出するときは、車は早めのライト点灯と夜間におけるハイビームの有効活用を実践し、歩行者は反射材を身につけるなど、自分の存在を目立たせる工夫をして、事故に遭わないよう気をつけましょう」、これは年齢に関係なく守ろう。

 今日も返納を考えている人の話を聞いた。体調のすぐれないことがその理由だが、返納はいつでもできるが再取得はあり得ない、日々の生活のことを考えると踏み切れないという。返納後の移動手段を解決しておかないと返納は難しい、特に地方の中心地域を離れると難問となる。こうした問題を解消しないまま地方創生の発言が消えた、思い付きの政策はもういらない。
コメント (2)
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