
2020年の年賀はがきは発売になり、喪中のお知らせも数枚届き、確定申告用の資料も一部届き年末への準備を促している。最近のように思わぬ自然災害発生などを思うと、定期的な用事はぎりぎりまで伸ばさず早め早めに済ませておくことが肝要なことと思う。抜け落ちて高齢者現象と呼ばれぬように早めに処理しておこう。賀状の準備を始めて思う。
干支は「子(ね)」から始まるが来年はその子で鼠。干支の順番はどうして覚えたのだろうか。教科書には載っていない、と言って親から教えられた記憶もない、どこかで聞いて記憶した。それは「お寺の小僧は習わぬ経を読む」と同じではなかろうか、そう、念仏の様に記憶したのでは、笑われそうだがふと思いついた。しかし、この年になっても順を覚えてるから不思議だ。
そんなことを思いながら新しい手帳へ忘備事項を転記のため今年の手帳を繰る。毎日が休日の退職高齢者、大きく重要なことはないが、疎かにしてはいけない、欠かせられない内容もある。毎年繰り返しのことはスマホに入力しており、洩れることは無いが、その時々の気づきはスマホには無い。メモの必要性、大切さは現役時代から変わりないと思っており続いている。
定年した年を加えると丁度20回目の年末になる。賀状の投函数は70枚あまり少なくなった。そのほとんどは年齢が原因でそうなった。今日も思いもしなかった方の訃報が届いた。今年は残すこと40数日、気が早いが来年の暮は80歳での年越しとなる。元気で越したい。