日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

勤め終えたスニーカー

2019年11月18日 | 生活・ニュース

 私の散策は健康のため、ブログネタ探し、素人なりの写真題材はないか、など一挙両得ならずそれ以上の何かを探しながら気の向くままに歩く。欲張りに徳は無しというが、これという出会いはそう存在するものではない。そんな散策の相棒は手のひらサイズのデジカメと小銭入れ、スマホ、そして絶対に欠かせない昔風に言えば運動靴、今風にはスニーカー。

 最近、何か足底の感覚が変わったなと思いながら、足腰に異変まではいかないが変化が起きているのかなあ、で過ごしていた。先日、その原因を発見した。歩いていて足の裏がチクリ、原因の小石を払い出すときスニーカーの底の中心部の凹凸が消えツルンとなっている。歩く感覚の変化はこれだと思いながら、消費税はアップしたが新調した。

 子どものころ「物を粗末にするな」とは教わったが、これほど靴を履きつぶしたことは記憶に無い。スニーカーを履いて歩き始めたのは定年退職してから。凹凸の消えたそれはいつ頃から履き始めたか全く記憶していない。状況から見れば2年や3年ではなさそうに思う。上側には何の変わりは見えないので歩き方が悪かったのか、スニーカーに謝りながら破砕ゴミへ仕分けした。

 運動選手、おっと、最近はアスリートと表現するが、それを育てる一つにスニーカーがある。それは池井戸潤原作のTVドラマ「陸王」で描かれた。企業が選手を思うか商業主義を選ぶかで見せ所は変わるが、アスリートにとっては重要な相棒になる。高齢の散策でも足もとはしっかり保たないと怪我に繋がる。新調のスニーカーはまだ少し緊張し硬さはあるがもうすぐ気を緩めてくれるだろう。
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