
「運転するのは自家用車だけだが最近は右折、バック、車庫入れ、高速道への進入などが、だんだん苦手になった」と同年層の男性。昔からそうではなかったが、高齢といわれ始めて何か意識するようになったとも続く。高齢者教習では高齢になると「身体機能、記憶力、判断力が変化する」と習う。低下といわないところに気遣いがわかる。
安全運転、事故を起こさない、という気持ちでハンドルを握っても認知、判断、操作性が変化、いや低下しととっさの場合若年層に劣る。ではどうする、完全な解決策があれば事故は起きながそんな策はない。ハンドルを握っていてできるのは、変化する交通状況に留意して油断しない運転をする。そんな緊張がどのくらい続くだろう。
交通事故で加害者にならないためには運転しないことだろう。いろいろあって誰もがそうなる訳にはいかない。市街地の中心部からの距離が離れるほど必要になる。ただ安全のために運転をやめると決め免許証返納者も多いという。前回の免許更新時、隣で返納手続中の高齢夫婦の寂しそうな姿が今も印象に残っている。
私の安全運転心得。時間に余裕を持って出かける。信号機のある交差点では信号を指差確認する。道路状況に見合った速度で走行する。横断歩道で停止する。駐停車違反はしないなどなど心掛けている。お陰でこれまで反則金など無縁で来れた。免許返納した同期も何人かいる。私もそう遠くない時期にきているが、返納までは、無事故無違反を続けたい。