
緊急事態宣言に蔓延防止対策が解除された休日の人出、遊ぶ人も受け入れる人もみんないい顔で、秋の空もほっとしただろう。自粛継続の身からは「何か不安な感じがする」そんな光景に見えた。第6波の来ないことを祈り人出の映像を見ながらブログを書いているという人もあり、同類のあることに少しほっとする。
ここ公民館と併設の図書館も利用する人がひところより多い感じ。マスク着用にアルコール消毒の感染防止策は実施しながらも。利用者の目元が何かしらなごんでいるように思える。子どもの姿も多く社会がほっとしているすすがたの一端だろうか。このまま終息すると専門家は断言していないばかりか、第6波への対処が必要と検討されている。経口治療薬も出る予定もあるが気は抜けない。
図書館も公民館も施設は2階より上になる。2階へ行く階段の下に小さな小さな黄色の花、花径hは5㍉ほどの大きさだが、秋の日を浴びている。根性花、と呼んでもいいのだろうが「どうしてこんなところに」と思わせる。館の利用者に踏まれもせずに生き延びている。いや、利用する皆の優しい気持ちがそうさせているのだと思う。
花の名前が分からず、いつもの様にグーグルレンズを向けると「カタバミ」と出る。種類はいろいろあるようで写真も多い。そんな中に私の1枚に似た写真もあり名前を確認できた。花は小さいが根の力は強く厳しい環境でも咲くという。コロナ禍で多くの人も終息を願って頑張っている。小さな花から、人はなお頑張りなさい、そんなメッセージを送られた秋晴れの会談下だった。