日々のことを徒然に

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神奈川に就職の孫 見守る

2021年10月26日 | エッセイサロン
2021年10月26日 神奈川新聞「自由の声」掲載

 7日夜、テレビで報道番組を見ていると、番組内のスタジオが揺れ始めた。地震速報で孫娘の住む首都圏が最大震度5強だったと知り、大丈夫かと心配になった。
 孫娘は今春、学業を終え神奈川の企業に就職。1人暮らしを始めた。コロナ禍で仕事はリモートワークが主体という。「外出は必要な買い物くらい」と近況を聞いている。
 地震発生時の街の映像を見ながら無料通信アプリ「LINE(ライン)」 で「大丈夫か」と送信すると、すぐに「ありかとう。大丈夫でーす。でもしっかり揺れました」と返信があった。無事なことにほっとするとともに、文面から、心配かけまいという思いが感じ取れて、その気遣いがうれしかった。
 孫娘はこれから何年、神奈川でお世話になるだろうか。社会人となって初めての土地で、責任ある社会人として自覚を持って過ごしてくれることが、祖父としての願いである。それは、神奈川で暮らす皆さんのご支援なくしてはできないことだ。「孫娘をよろしくお願いします」と頼みたい。
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