「新築したが、半導体が海外から入ってこないためトイレのウオッシュレットがなくて、とりあえず仮設でウオッシュレットなしを取り付けておいて、入荷次第取り換える」、というブログに出会った。自動車をはじめ半導体不足で国内産業が大きな打撃を受けていると、連日の報道にある。かって半導体で世界一を誇った日本はどうなっているのだろう。
新築のトイレ、我が家も思い出がある。今住んでいる家は、阪神淡路大震災発生の時は建築途中だった。大きな揺れに驚き現場にすぐに駆け付け何事も無いことにほっとした。ところが、入居前になって予定したトイレが入荷しない。原因は震災被災者用の仮設住宅へ転用されたという。メーカーの配慮で、近々発売予定の新型に変更し予定通り入居できた。ブログの方は気の毒だと思いながら、小さな半導体の凄さを認識した。
そんな私の家は表通りを入ったすぐの小さな辻の角にある。通りに面しておりちょっとおしゃれなブッロク塀にした。そのブロック、当初は淡いあずき色の色合いだったが年数と共に色は薄れてきた。それにつれて風雨や埃、車の排気などで汚れ、塀全体が黒ずんでくる。2,3年に1度する大型の束子を使っての水洗いを先日済ませた。
水洗いなら夏にすれば、そんなご注意を頂いた。しかし、真夏に束子を使って汚れを落とすには暑さから来る体力消耗は年齢の増加とともにその度合いが比例する。ということでこの時期の作業にしている。日が当たると少し白けてみる、何とかしたいと検討中。