新政権10日余りで国会は解散した。岸田総理が解散させたと解釈しそうな報道もあるが、衆院議長は「憲法第7条により衆院を解散」と発せられた。第7条は天皇の国威行事として行われたことを示す。そこまでの段取りは総理の基で進められたが、公示も投票日も仏滅という。選挙関係で仏滅は珍しいそうだが「マイナスとマイナス」を掛けたらプラスになるというから面白い。
その投開票日の31日はハロウイン、これに関する多くの行事はこの1週間から10日前に行われるそうだ。ということは選挙期間中はハロウインの諸行事と重なる。ハロウインを楽しんだことはないが、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い払う行事やお祭りで、起原は古代ケルト人の風習で、日本ではお祭りとして親しまれているそうだ。
近くの公民館にも大きなハロウインの装飾が置かれ子どもたちが眺めていた。散歩の通り道にある民家の飾り窓にハロウインの装飾が並んだ。この窓は年間を通して祭りや季節行事などの飾りを展示される。もうこの季節になるのか、時にはそう教えられることもある。几帳面なお家だろうなと思いながら眺める。
映像で見るハロウインの装束や仮面は、日本のそれと異なり理解が進まないが、楽しむ人にはたまらないのだろう。しかし、選挙に出る人は仮面をせず素顔で、庶民のために何をどうするかわかりやすく訴え、政治家になれたら正直に隠さず話すことを固く約束して欲しい。綺麗ごとを言うなと叱られそうだ。