
SNSは「人と人との社会的な繋がりを維持・促進する様々な機能を提供する、会員制のオンラインサービス」とある。私もそれの一部を使っている一人ですが、使いこなす人の会話を聞いていると私は使っているという範疇には入らないと言える。それでも使っている範囲では便利だと思いやめようとは思っていない。
これからの日本の行く末を左右する衆院選、投票日は次の日曜日、選挙戦は終盤に入った。接線中の候補者やその応援者の空中戦が当選か落選かを決めるともいう。SNSの空中戦は印刷や配布の手間暇の必要はなく主張を訴えられ支援をお願いできる。これに長けた人は重宝されるだろう。
最近は報道で「世論や町の声」という際に「SNS」から引用されることがよくある。報道のテーマに関し、世間ではこんな意見が多い、こんな傾向にある、こういう方向に進んでいるなどと紹介する。取材に出向かなくてパソコンで検索するだけで記事が書けるから便利なツールではあるだろう。しかし、SNSに載っている内容が、平均的な世論構成になっているかという疑問がいつもぬぐえないでいる。
こんな便利なものを無料で使いたいときに使用できる。時には有難みを忘れ応答が遅い、こりゃあおかしいなどと勝手に苦情を吐いたりして反省することがある。「なんでもSNS」というほど使いこなせれば新しい交流が誕生するのだろうが、思うだけで先に進まない。人生100年という、カタツムリのようにでも進んでみるか。