
2、3日ぐずついた雨も午後には止み青い空に青葉若葉が映えている。選挙の街宣車の懸命な呼びかけ声が拡がっていく。高い投票率に連なるといいのだがと思いながら聞いている。
「畑にはいい潤いでした」という旧市内の高齢で菜園を楽しむ方の嬉しそうな話し方が印象的。と言っても北部地域にあるダムでは、流入量の増加で放流量を増加する通知メールが入る。新設ダムの利用開始前だが、下流の流量減少で影響が出ているというレポートがある。
視力を保つためには遠くの山々、緑を眺めるのが良い、そんな耳学問でウオーキングを楽しんだころもあった。年を重ねるに従いそれを感じる度合いが薄れてきた、と勝手に思い込み、自分のさぼりを棚に上げているようだ。
初夏を迎える山々は、これからは色鮮やかな若葉が重なり、雄大な景観に変わる。岩国城の建つ城山も、異なる木々が、色合いの異なる緑色の新緑で覆われる。城山は椎などの常緑広葉樹に包まれ、吉川広家が入国以来350年を優に超えているが、斧を入れぬため原始林かしており「自然休養林」の指定を受けていて、訪れる人も多い。山頂広場からは市内の街並みや遠くに瀬戸内海が開けるスポットです。
(今日の575) 海と山青葉と鰹コンビ組む