日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

青葉寒

2023年04月22日 | 自然 季節

 「20人が亡くなった北海道知床沖の観光船沈没事故からまもなく1年――。海上保安庁や北海道警が今日の午前10時ごろ、沿岸部での行方不明者6人の捜索を4か月ぶりに再開」という報道。天候は雪まじりの寒さのなかという。冬の気候から捜索中断を余儀なくされていた捜索の再開、行方不明者ご家族の気持ちを推し量るといたたまれない。

 日本列島は北海道を頂点に沖縄まで南西方向に長く続く。この季節に気温30度を超える真夏日やそれに続く夏日の地点が何カ所もある。一方で北海道は雪に見舞われる。桜の開花も異常な早咲きが北上し驚かせるなど、ここ半世紀を思い返しても天気、気象の変化という異常さを否定しきれない。

 若い気象予報士から、週明けは「青葉寒」となるので体調に注意をという解説があった。その際手にしたボードに「青葉寒」の3文字があり、初めてその言葉を知った。花(さくら)冷えは知っていたが一つ物知りになった。青葉若葉のころ気温が上がらずにやや冷える、そんな感じで季語にあるという。

 今日は真っ青で済んだ青空、それを背景に若葉の大きな塊が茂る。知床半島で捜索される関係者に届けたいような穏やかな日差しが届く。近くの種苗店には朝から苗や種を求める方が店先に大勢で賑わっている。諸物価高騰への対策と健康志向、知人は菜園作業をこう話していた。2月は約5500品目、3月は約3500品目が値上げされた。今月は約5000品目で値上げを実施または予定という。物価高騰感、明日は衆院補選、どうなるだろう。

 (今日の575) 新青葉パッチワークで山装う
コメント (2)
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