日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

バラの生きる力

2023年04月27日 | 生活・ニュース

 「tatu_no_ko」と銘を付け大きな鉢に植えたバラが届いたのは10数年くらい前になろうか。バラの花、難しい事は分からないが、水やりとバラの消毒液で消毒するくらいだが、実によく咲き続けている。花が終わると伸びた枝をバッサリと切り落とす。それは剪定とは言えない切り落としになっている。

 昨秋、あまりにも茂ったので、鉢から抜き、ぼうぼうになった根を、これまた小さく切り落とした。全部の枝を切り落とし、幹分かれしている数本にした。どうなることかと見ているうち、暖かくなり始めたら枝が出、葉が付き、これまでと同じ赤いバラ、少し小さいかなとは思うが咲き始めた。

 バラの縁をつかんだのは、ある同好会メンバーの一人が自宅の庭をバラ園にしていた。手は傷だらけ、そんなことで紹介されたのが出会いだった。そのメンバーがある公園のバラ園を管理しているとき、仲間とサポートしたこともあり、冒頭のバラが届いたと思っている。公園のバラは自治体により撤去された。

 手入れの仕方もしらないまま、伸びれば切る、そんな手荒なことにも耐えて咲き続ける。切るときに、また咲いてくれ、と思いながら鋏を使ってはいる。水は欠かさず、肥料は花の終わっときと春先にやっている。今20個くらいつぼみがあるがまだ増えそうだ。咲けば長くない命だが、深紅のその色は我が家に来てから少しも変わらない。手入れより見る者の気持ちがそうされるのだ、と勝手に思っている。

 (今日の575) 棘あれどバラは見る人癒しけり
コメント (1)
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