日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ナースコール

2023年04月19日 | 生活・ニュース

 ナースコール、この言葉はよく聞く。10年少し前になるが、大腸がんで入院した。術後3日ほどナースセンター横の個室、それから6人相部屋に移され退院まで過ごした。夜になるとナースコールの音が部屋に聞こえる。鳴ると、静かだが足早に移動する看護師の足音がする。一晩に何度もそんなことがある。大変なんだ、そう思いながら聞いていた。

 ある夜、同室で心臓手術された高齢者のベッド周りで複数の看護師が動いている。就寝しているものに気をつかいながら、患者と会話している。しばらくしたらその患者の寝息が聞こえ始めた。コールしなかったら、あるいはコールボタンが押せなかったら、そう思いながらベッド脇のボタンを確認したことがある。

 ナースコールは、その名の通り、患者が用事や症状の変化などがあった時に、看護師にそれを伝えるために用いられる。家庭でもその備えが必要と教えられた。それは、介護者とそれを介護する者が75歳以上同士の場合は「超老老介護」ということを知った。我が家もその超に充分要件を満たしている。

 私はパソコンを使うときTVなどの音が聞こえると作業が進まない。TVの音が聞こえない部屋でキーをたたく。超老老の心配と合わせ、来客のインターホーンや固定電話などTVの部屋に通じる。物騒な世情でもあり、特に夜間用としてナースコール、いやジジコールを購入した。いい音色で家の中どこにいても用をなす。ちょっと安心してパソコンと遊べそうだ。

 (今日の575) ジジコールなぜか気持ちに余裕感
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