
このブログで何度も地域内の道幅の狭いことは触れてきた。車が楽にすれ違い出来る道に改修するとしたら、いまある地域のとてつもない数の家屋が立ち退きを余儀なくされる。頭で描き無限の金銭があったとしても実行は出来ないだろう。かつての城下町の名残が今に続いる。
立ち止まって写真を撮ったT字路交差点はそんな中のひとつ。写真の右側の道は軽自動車のサイドミラーが壁に接触しそうな幅員。手前のそれは軽自動車でも離合は出来ない幅員。どちらも道沿いに家屋が軒を連ねている。運転して通ったことはないが、通り過ぎるドライバーは、慎重にも慎重な運転をしているように見える。
2カ月ぶりにこの道を歩いていたら新しい交通安全標識が設けられているのに気づいた。「とまれ」の大きな文字の下に、左右を見るパンダが描かれ、その両側に「みぎみて」「ひだりみて」と書き込んである。道の交差するところと、壁の2カ所にある。どなたかの指摘と協力があっての策と思うが、これでヒヤリハッが少なくなるだろう。
この道の途中にある地域の神社で、29日の錦帯橋祭りの奴道中に参加する旧友に出会った。「予報通り雨になるだろうが準備だけはしておかないと」いう。コロナで3年、その前が雨で中止、5年ぶりの道中を楽しみにしていた。本番の今日は雨、道中は中止になった。空白が長く若い後継者育成が難しいという話だが、5年間の中止はどんな影響を及ぼすだろう。
(今日の575) 左右見てパンダ呼びかけ活きてくれ