「税を考える週間作品展」として、小学生の書道と作文が展示されている。「納税・財政・税金・申告・国税」などの二文字の作品が気をひく。作品は6年生と5年生対象で金賞、銀賞、優秀賞と評された作品、上手いものだ。作文も広島国税局長賞などが、原文で並んでいる。
作品の評は出来ないが、この児童らが納税義務を負う頃には、国の税制が公平で課税に矛盾を抱かない制度に発展していることを願いながら、作品から国会の様子が浮かんでくる。先の衆院選で与党は過半数割れを期し、苦しい国会運営になった。いやいやこれが本来の国民の声をくみ上げた保守独裁でない政治形態になるのだと期待している。
最大の話題は税金の壁。103、106、130、176の各万円という値が飛びかっている。どの値にどう決まっても、そこに達すると再び壁が生ずることになる。最賃額の倍率だ、いや物価上昇率だ、社会保険料だなど、国会は様々な意見や賛否が論じられている。ここは時間をかけて検討し今後何十年も絶え得る税制や社会保障制度を確立して欲しい。
ある役所の会計年度雇用要員として働いていた知人の妻。夫の扶養家族から外れない様に勤務時間を調整していた。年末になり金額がオーバーするので1日休みを申請したが認められず、結局扶養家族から外れ、主人と自分に大きな負担が発生した。その負担は誰も補ってはくれなかったと嘆いていた。
(今日の575) 納税の正しい申告議員から
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