日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

121回目の例会

2016年03月18日 | エッセイサロン


 岩国エッセイサロンは「会員がエッセイの創作や、エッセイにかかる勉強をすることを通して自己啓発を図ると共に、創作したエッセイを外部に発信し評価を仰ぎ、会員ひとりひとりがより輝いて生きることを目指す」を目的に平成18年1月に設立、同年3月から月例会を開催、その資料はキングファイル3冊という、実践的な教材として大切にしている。

 月例会は、毎日新聞山口版に掲載された「はがき随筆」の月間賞と入賞はしなかったが会員の掲載された作品、例会用に創作した作品を読み合わせる。各作品のへの感想を述べ合う。月間賞についても選者とは違った視点で厳しい意見が出る。そんな感想は作品の評価をするものではなく、そのどれもが会員の次回の創作に役立つ。はがき随筆は本文は14行×18字の252字、タイトルは8文字以内という制限がある。

 会の活動は1年間新聞に投稿記載されたはがき随筆以外の作品も含め全編を同人誌として発行している。同人誌は3号くらいまで、そんな心配話も聞こえたが10号まで発行できた。ここまで会が存続し同人誌の発行が継続できているのは代表者の指導力にほかならない。

 今日は121回目の例会、11年目に踏み入れたことになる。年数は経過し、それに見合う年も取ったが会員の意欲は旺盛で、これからも相当期間存続する確信を抱いた。会場そばの小学校では卒業証書授与式だった。親子連れだって下校する姿に題材を見つける。校門に立てかけられた授与式会場の立看、雨に濡れている赤い「祝」の字の輝きが、児童らのゆくすえに重なってみえた。
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