プロ野球日本シリーズ2016、広島東洋カープは北の地で思いもしない逆転されての3連敗を喫した。昨日、逆転日本一を期待する観客3万693人がマツダスタジアムにかけつけた。同点でむかえた8回、まさかの大量失点で2勝4敗となり、日本一を逃した。パリーグで11.5ゲーム差を跳ね返した日本ハムが10年ぶりのプロ野球の頂点に立った。
試合の采配は監督であり素人が口を挟むことではないが、TV観覧席からの感想はある。外角低めの球にバットを出し空振りや三振を何度も喫している。大事な場面でも見られた。打者として打てる、当たると思うからだろうが、度重なると首を傾げたくなる。もう一つ、選手育成方法を評価される広島で石原捕手の代打が出せない、捕手をそだててほしい。
地元紙は記事も掲載広告も真赤な紙面、折り込み広告も「カープ感動ありがとう」と赤い大きな文字が来店を促している。日本一になれなかったがこの1年、野球評論家40人余りのセリーグ順位予想で広島優勝は達川と藪の2人、そう、カープは予想されなかった結果を残し、地元に大きな感動を与えてくれた。小窪選手会長が「選手に一体感 フアンとともに戦った」と語る。今年はこれに尽きる。
采配、監督、選手それぞれが顧みることは専門家によって提言されるだろう。フアン的にはカープ全盛期への足がかりができた、悔しさの顔の奥にそう呼びかけたい。来月初め優勝パレードが行われる。フアンに胸を張って応えてほしい、来季の日本一を目指して。1年本当にありがとう。
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