日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

中休み

2007年07月07日 | 生活・ニュース


七夕。五節句のひとつ。
小さな竹の葉に願い事を書いて結びつけた、そんな記憶はある。願い事が何であったか思い出せない。終戦直後のこと、願い事はどんな紙へ書いたのだろうか。五色の短冊は歌の中で知ったのではなかろうか。

今日は曇りで上空は雲。どこかに天の川の見えるところはきっとある。牽牛星と織姫星の出会いを多くの人が見上げるだろう。中国伝来の風習と日本の神を待つ信仰とが習合したであろう、と解説されている。奈良時代から行われ江戸時代から民間にも広がった行事、願い事を書いて飾り付ける、今も続いている。

未明まで続いた雨は止み、時おり日が差す。錦川も清流に帰りつつあり、周囲の緑を映し始めた。錦帯橋下、長い竿を操る数人の鮎掛けをする人があった。しばらく見ていたが掛からない。胸まである長靴を履いた人が疲れた様子で岸に腰を下ろした。今日はこの通り、差し出した網に鮎はいなかった。久々の増水に鮎らは喜び、釣人のことを忘れている様子だ。

この地は、今日と明日は梅雨の中休み。九州の豪雨は続き大きな被害がでている。梅雨末期の症状と解説されているが、終りの予報は出ていない。早く静かになり、子供たちが楽しく夏休みを迎えられるよう、牽牛と織姫の二つの星に願ってみる。
(写真:錦帯橋下の錦川は鮎掛けの名所、長い竿が特長)
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雨の交差点で

2007年07月06日 | 生活・ニュース


梅雨前線の停滞により九州各地では大きな被害が発生している。
市内でも早朝からの降雨量が30㍉になっているようだ。これから降り続き21時ころからは時間降雨量が20㍉ほどと予報が出ている。

6月の降雨量は平年の半分以下だった。7月の1週間でその倍ほどの雨量になっているそうだ。しとしと降るのが梅雨の雨、これは思い出の中の梅雨になってきたようだ。

駅付近の交差点。赤信号で停車していた。黄色い傘の女の子とお母さんが手をつないで向こう側の横断歩道を渡っている。右左折する車は止まって待っていた。その車の間をすり抜け、親子の直前を横切った左折の自転車を見た。交差点付近の人は、一瞬ひやりとしたと思う。

男子高校生に見えた。彼は傘さし運転だった。登下校時の中高校生の自転車マナーについては改めることが多い思っていた。先日のポリスメルーにも、これらの指導について要望が出されている、と載っていた。

黄色い傘の女の子、どんな気持ちで歩道を渡り終わったろうか。交差点を渡り終えたときには黄色い傘は見えなかった。
(写真:1時間半後の雨雲の予想 Yahoo Japanより)
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注意

2007年07月05日 | 生活・ニュース


火事を知らせるサイレンが鳴った。火災の方角は、消防車の吹鳴する音で分かる。見ると黒煙が昇っていた。電話で場所を確認する。直線で1.5㌔あまり南の方角。問い合わせる知人は思い出せなかった。
数分間、黒煙が立ち昇っていた。

定年など思いもしないころ、会社の独身寮が放火により焼け落ちた。このとき警察と消防の現場検証へ立ち会った。と言っても見ているだけの立会いだった。出火場所が分かっていたので、その付近を中心に行われた。地味だが大変な作業をされていたことを思い出した。

隣家から火の手があがった方の話を思い出した。
防火のため、隣家との境界の壁にバケツで水をかけた。近所の方の手伝いを得ながら、手押しポンプで水を汲みながらかけた。幸い類焼は免れた。終わって気づいたという。手押しポンプの側に池があり、少し離れた所には散水用の蛇口があった。それらの水を使うということに誰も気づかなかった。

もう1つ、荷物を持ち出そうとした。一生懸命、箪笥の中から持ち出す衣類を選んだ。これも終わって気づかれたという。選ばなくても中の物をみんな持ち出せば良かったのにと。

火事場のばか力、米1俵でも石臼でもひょうい持ち上げるという。1度経験がある。小火ということで側にあった消火器を持って駆けつけた。使わなくて済みよかった、肩に担ごうとしてその重かったこと。駆けつけるときは全く感じなかった消火器の重さを知った。

「盗人は物は取るが家は残す。火事は物も家も失う」、どちらもいけないが火を出さない注意が肝心と、うすくなっていく煙を見ながら思った。
(写真:自宅の2階から見た、火事と思われる黒煙)

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梅雨らしい

2007年07月04日 | 生活・ニュース


明け方からの雨は小止みなく降っている。一昨日からの雨で、止水制限が緩和された所もあるようだが、弥栄や菅野などの大型ダムは、50%前後の貯水率とか。まだ雨が欲しい。

我家の近くを走る岩徳線と錦川清流線、先ほどの下り列車は超スロー運行だった。清流線は先日の降雨のさい、倒木で一時運休になった。安全にやりすぎはない。

先日の話。
激しい雨音に窓を開けた。丁度小学生の下校時だった。傘を持たない子がいる。急いで我家の傘を持ち出した。と言っても数本。1年生の女の子、半なきだったが傘を受け取り、こっくりと頭を下げてくれた。

高学年の男の子、差出した傘へありがとうといい、受取らないで楽しそうに駆けていった。友達の差出す傘へ入らない子供もいる。通りがかりと思われる人の傘で雨をしのぐ子もいた。1本の傘を2人で使った子もいた。仲良しなのだろう。

小さな四つ角で見た子供たちの様子、みんな元気で明るかった。60年近く前、にわか雨の下校時、何も思い出せない。
夕方、丁寧なお礼の言葉と一緒に傘が戻ってきた。
(写真:通る人も少ない小さな四つ角)
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箒の掃目

2007年07月03日 | 生活・ニュース


梅雨入りしてまもなくのころ。
約束の時間より少し早めに到着したので、時間までその近所を散策した。よく車で通過する所だが歩いてみるのは何年ぶりか。運転席から見るのとは違って見える。

小さな公園があった。垣根越しに見えるそこは、子供用の遊具が見える特に変わった作りではなかった。公園の入り口で驚いた。園内いっぱいに「箒の掃目」が付いていた。

中に入った。足跡をつけないよう垣根沿いに歩いた。外から見えないとこに花壇もあった。花壇も、子供の駆け回る広場にも雑草が見られなかった。ごみなど残っていようはずがない。どなたがこんなに気持ちの良い掃除をされるのだろ。

遊ぶ子供の姿はなかったが、幼稚園や小学校から帰った子供たちは、気持ちよい公園で元気いっぱい遊ぶだろ。こんな環境で過ごす子供たちは、こんな姿を自然に伝えていくだろうと思いながら、足跡を残さないよう公園を後にした。
(写真:隅々まで掃除の行き届いた公園の1部)
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雷雨接近

2007年07月02日 | 自然 季節


夜半すぎ。寝返りを打ったとき、写真撮影の連続するフラッシュ様の明るさを感じた。なに、と思ったがすぐに稲光と分かった。雷鳴は聞こえない。遠くだろうと眠りについた。

いつもの朝ウォークで起床する時間。稲光の間隔は短くなっており、弱いが雷鳴も聞こえる。暗い上空には黒い雲が見える。雨間じかだと思いながら勝手口を閉めた。

ウォークは中止、いつもする準備運動の軽い体操だけ済ませた。そのとき大粒の雨を感じさせる激しい音が聞こえ始めた。雷鳴も稲光も近くにあることが分かった。雨間じかとは感じたが、いきなりこんな激しさとは思わなかった。

災害が起きなければ、いまは雨に感謝する人ばかりだろう、と思ったが、勝手口を閉めるとき通った新聞少年が気になった。
一時、警報が発令されるほどの強い雨足だった。

雨足が一休みした。
戸外の風は思いのほかひんやりとして気持ちよかった。上空の雲は忙しそうに西空へ流れて行くが、その流れを見えなくする山肌からは、厚い靄が立ち昇っていた。いつもながらの梅雨の様子だ。

庭木にカタツムリがいた。雨を喜ぶかのように、進みが速い。湿気を好むカタツムリと書いてあるが、雨のほうが似あうと思った。頭部にある2対の触覚を使って進むが、進む先の枝は剪定されて無い。どうするのか、引き返すのだろうが、見届けてはいない。らせん形の殻の色がきれいだった。

朝ウォークへ出ていたら急いで引き返しただろうが、ずぶ濡れは避けられなかった。こんなときカタツムリはどこで雨宿りしていたのか聞き漏らした。
(写真:気持ちよさそうなカタツムリの姿)
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新型車両

2007年07月01日 | 生活・ニュース


今日の朝刊。JRの新しい時刻表が入っていた。
東海道・山陽新幹線では新型車両「N700系」が運行開始した。「車体傾斜システム」によりカーブでも高速走行が出来る特徴で、東京~大阪の所要時間が5分短縮されるという。5分を喜ぶ利用者のインタビューが流れていた。

東海道本線の全線が開通したのが1889(明治22)年の今日7月1日。新橋~神戸が全通し、毎日直通列車が1往復し、その所要時間は20時間ほどだったいう。昭和20年代が8時間、今は3時間ほど、進歩は素晴らしい。

新型車両の素晴らしさが発表されている。ひとつ気になることがある。普通車は窓側、グリーン車では全席パソコンが使えるという。いつもよりいい企画書が書けるかもしれません、そんなPRもされている。

東京駅19時の下り新幹線、出張の帰り、駅弁と缶ビールを買って乗車した。新横浜駅を発車してから検札がある。いつも検札を済ませてから弁当を食べるので夕刊を読んでいた。やっと弁当を開く時間になった。出張帰り唯一の楽しみ、それは駅弁を選んで、買って、食べる。最後のアクションのときがきた。

新横浜駅から乗車した隣席の客、腰を下ろすや否やパソコンを使い始めた。予備のバッテリーまで準備していた。キーボードを打つ音は聞こえない。が、常に腕を動かし、書類を見開きするその動作は目障りだった。サラリーマンに同情はしたが、先に乗車していた隣席にひと言声をかけるマナーのなさには呆れた。弁当の味は忘れた。一昔前に経験したこと。

利用する人の状況が、周囲のすべてを許さないこともある。喫煙車両がその手本としてある。いまからパソコン利用専用車両を考えておくべきではなかろうか。
(写真:N700系新型車両、新幹線HPより)
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