日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雛さまを飾る日

2016年02月19日 | 生活・ニュース


 今日は雨水。3月5日啓蟄までの期間を指し、雪が雨に変わり春に向かっていく節目といわれる。「季節が春になっていくよ、農作業の準備を始めましょう」、今と違い昔はそんな大切な日とされたともいう。もう一つ大切な日でもある。それはお雛さまを飾るなら雨水の日がいい、それは良縁に恵まれるからという。女の子は素敵な旦那様と幸せになって欲しい、そんな親の願いから生まれたらしいが現在ではお叱りが来そうな説明かもしれない。

 雨水と良縁は関係あるの、これは日本神話から来ているという。雪が雨に変わり春に向かっていき農作業が始める。機を同じくして草木も芽吹き雪解けは川となる。水が命の源で母と考えられ、水の神様は子宝とされた、とある。今日、飾れなかった家は都合に合わせ楽しく飾りつけをしてください。


 孫娘は遠くに住み我が家にはおひな様の飾りはない。その代わりと呼ぶには物笑いになりそうだが手製の雛さまを飾っている。何年か前、陶芸教室で仕上げた2組。気持ちを込めて作った記憶がある。世界で一つの雛さまとしてこれからも大事に使い続ける。

 年々、錦帯橋界隈の江戸時代の風情が少なくなっていくのは寂しい思がしている。少しでも江戸期の昔の情緒を残し伝えたい、そんな思いを込めた「内裏びなまつり」が今月27日から3月6日まで錦帯橋近くで始まる。店頭など35カ所にさまざまな表情をしたひな人形が飾られるという。新しい趣向もあるようでカメラ持参でお越しください。 
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サンザル

2016年02月18日 | 生活・ニュース


 最近、メールの本文上部にピンクの帯に「禁止されているファイルの種類です」に続いて「このメッセージには危険な可能性のある拡張子のファイルが添付されています」と付いたメールが届く。メール文は、送付した荷物が配達できずに返送されてきた。ついては至急連絡を、という内容で連絡先が書いてある。他にも類似のもので郵政省や銀行名のメールもある。

 連日報道される電話の特殊詐欺事件と同じようにメールのこうした連絡も後を絶たない。警察の防犯メールで今年の干支の申にちなんだ特殊詐欺被害防止が送られてきた。そしてこのような事案があったらすぐに110番通報をしてくださいとある。
  ○突然送られてきたもうけ話のパンフレットなどは『見ザル』
  ○キャッシュカードの暗証番号やマイナンバーなどの個人情報は『言わザル』
  ○マイナス金利の不安をあおるような話やあやしい投資話は『聞かザル』

 特殊詐欺事件について「犯人の多くは番号を非通知で電話をかけてくる」と広報されている。我が家にも非通知で掛かってくるが、掛かってきても機能設定で着信の呼び出し音が鳴らないように設定している。ということで、掛かったことを知るのは時間が経ってからになる。これは時間的にはATMが稼動している、申し訳ないことをしたなと笑いながら表示を消去する。

 非通知でなくても勧誘電話は掛かる。「NTTの関係会社」と長いカタカナの社名を一方的にしゃべり「手続されると電話代が1万円安くなります。詳細は別の者が連絡します」と告げて切れる。おかしな電話だとすぐに気づく。しばらくして別の者から電話、個人情報を聞き出そうと一生懸命、掛け子としては新米さんらしい、意識して2、3質問すると無言で電話を切ってしまった。社名にも気をつけなければならない。「電話でお金の話は詐欺です!必ず家族や周囲の人に相談しましょう」こんな通知が届いた。何とも困った世の中になったものだ。
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考える人スタイル

2016年02月17日 | 生活・ニュース


 「考える人」と聞かれたらロダン作と答える。ではロダンの他の作品に何があるかと問われたら答えられない。教科書に載っている一つだけを物知り顔で言っている。その「考える人」という命名はロダン没後にこの作品を鋳造した職人がつけたという。当初は「詩人」と名づけられていたが、作品の感じからは考える人がいい、そう思う。

 「これは、考える人」と子どもに教えたら「人ではない彫刻だ」と答えたという噺を聞き、子どもはなんと正直なんだろうと感じた事がある。この考える人の姿勢が注目を浴びているという複数の報道がある。注目しているのは医者で「考える人の前傾姿勢は洋式トイレで排便しやすくなる」と外国の医学誌に発表したという。そのさい、片手にあごを乗せても効果は上がらないそうだ。

 ロダンは著名なフランスの彫刻家(1840~19217年))、なんの関係もないが私より100歳年上になる。この作品はロダン40歳ころの作といわれるが、作品の姿勢が医学的に評価されるなどロダンは想像もしてなかっただろう。後世の評価に苦笑いしているのではなかろうか。

 右手の肘を左足の腿に乗せ右手の手首を曲げ顎にあてている姿勢、これを長時間そのまま保つとしたら体は相当に無理するのではなかろうか、写真を眺めながら気づいた。ある人にこの話をしたら、民放ワイドショーで洋式便座に腰かけて排便の説明しているのを見たという。しかし、考える人に関係あったか否か考えてみたが思い出せなかった。悩んでいる人はお試しあれだが、効果への責任は負いかねる。
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救急車の行った先

2016年02月16日 | 地域


 それは遠くであれ近くであれ救急車に消防車、パトカーという緊急自動車のサイレンを聞かなかったという日は無い。身近に事故や災害が発生していることになる。こうした車両にはその進路を譲ることが運手する者の義務になっている。ところがこうした車両にお構いなく、我が運転を続ける場面にヒヤリとしたことは何度かある。救急搬送に同乗した人が「思ったよりゆっくりな走り」と感じたというが、安全走行が優先しているのだろう。

 一般的に119番で救急車出動を依頼するのは、急で手に負えない症状と判断した時で救急車の到着でひとまず安堵する。そこには救急隊員への信頼があるからにほかならない。救急車が動き出すと、どこへ向かうか分からないが救急業務を見ていた方もほっとした経験は何度かある。発進した救急車も行先に困ることがある。市内には国病や医師会病院が存在するが、受け入れられず40㌔近く離れた隣の市の病院へ搬送されたと聞いた。ごく最近のことという。

 地方にある医療機関が医師不足を始め種々の経営課題を抱えていることは報道で知るし巷の話題にもなっている。医療機関独自で解決できる問題は少ないからこそ、国や自治体が関与することになる。そこには住民の安心安全、特に命を守るという何ものにも代え難い内容がある。市内には二つも大きな病院があり万一の時も安心、そう思っていたら搬送先がドラマのような結末だったとは大きな驚きだった。

 病院側には診れなかった事情があるだろうが、診る方と診られる方の思いには開きがるようだ。市民の安心安全を約束しない政治家はいない。時には目線を変えて約束したことの課題を見直してほしい。
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復活に期待

2016年02月15日 | 地域
 


 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は国会でその審議が開始される見通しになっている。参加12カ国ののまとめ役を自負した大臣は協定署名直前に訳ありで辞任せざるを得なくなり、署名式には副大臣が参加、和服や警備体制の暴露などでこれまた不評をさらした。協定が発効すれば最も困るのは農畜産関係といわれる。この困る人らのためにどこまで襟を正して取り組んでいたのか、結果から思えば疑問を抱かせる。

 こんな大上段にこぶしを振り上げる話ではないが、散歩の道すがら農政の端を覗き見る事がある。よく野菜の育っていた肥沃な畑が宅地になり、新しい家が建ち新しい家庭の生活がはじまる。農業を続けられない、あるいは宅地にせざるを得ない理由がそれぞれにある。子どものころ遊んだ広い田畑はすっかり姿を変えている。

 この時期、黄色に色付いた柑橘類をあちこちで見られるが、どの果樹も枝が悲鳴を上げないかというくらい生っている。生ってるが収穫された様子はあまり見かけない。我慢しきれなくなり落下した実が根本に転がっている。人に似て声をだすならどんな呼びかけをするだろうか、置き換えてみるとやるせない。柿も似たような運命をたどることが多い。

 市特産のレンコンも生産の維持、消費の拡大策が報道を賑わせる。子どものころ通学路で見かけていた、この地域の伝統的な白菜や赤カブ大根の復活を目指した活動も話題になっている。宅地に変わった農地は戻らないが、今ある環境で昔の味が戻って来ることを楽しみにしている。採種のために高価なミツバチもハウスの中に放たれると聞く。そんな手立てを持たない者は地産地消で協力することだろう。
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ゆったり遊歩道

2016年02月14日 | ウオーキング 散歩


 名勝・錦帯橋の下流に架かるJR岩徳線の鉄橋からおよそ1㌔下流の新愛宕橋まで、清流錦川沿いに遊歩道がある。巾は2㍍ほどでコンクリート舗装されている。遊歩道と流れの間には長く伸びた中洲があり、四季の草花や野鳥が楽しませてくれる。今は中洲の枯れ芒に見守られながら冬鳥が群れになって川面に浮かんでいる。

 流れの反対は市内で一番歴史のある公安委員会指定の自動車学校がある。ここで免許を取得して丸50年になる。免許更新の高齢者講習で走行して分かったのは、運転教習場で変わっていないのは難関のサイド合わせの緩やかな坂だけ、そのほかは改修されている。教習場を挟む様に両側は家庭菜園が広がる。荒地が年々広くなり高齢化の陰を感じる。河川敷公園では運動を楽しむ人、車を気にせず遊ぶ子どもたちの声がする。2面あったゲートボール場は雑草で姿を隠した。

 このコースは車の心配なしに歩けるのがいい。ということで高齢者も安心して思いのままに歩ける。杖などをつきリハビリを兼ねている人も多い。難点は日陰がないので夏場は水持参、冬は川風対応の服装が必要になる。黙々と歩く人、すれ違うたびに挨拶する人、カメラを片手に探し物スタイルの人、伴の犬が迷惑している立ち話、思いのままに過ごせるのどかな遊歩道だ。

 この遊歩道からの眺めは周囲に遮るものがない。上流の遠く、城山山頂には城100選の岩国城、鉄橋を1両で渡るローカル線のジーゼル車、下流には物流の動脈として活気ある欽明路道路の新愛宕橋がアーチを描く。何よりも素晴らしいのは街なかでは見られない広い広い空が広がることだ。「空は広いな大きいな飛んでいきたいよその国」という替え歌など思いながら歩く。歩数計は8千歩、玄関まで歩けば1万歩になりそうだ。
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PM2・5の監視体制

2016年02月13日 | 地域


 東日本大震災から間もなく満5年、報道で知る限りでは震災前の日常にはほど遠く、完全回帰は見込めない感じだ。同時に発生した原発事故からの恐怖は拭いきれず、その処理も後へ後へずれていく。原発ゼロの声は真逆の方向に進んでいる。トイレなきマンションを後世にゆだねることになる。原発忌避から火力発電建設が見直され、建設に反対していた環境省も、電力業界策定の環境対策に応えるように建設容認に転じた。大気汚染に注目することになる。

 中国の環境汚染の映像を見ると空気中に何かを散布したように見える。それは西の風に乗って東へ東へと拡がる。報道される画面を見ながら手で口元を覆いたくなるほどだった。今日のPM2・5としてTV画面に広がる黄に色づけされた汚染の帯は不気味だった。

 県は、この中国大陸から風に乗って飛んでくる可能性が高いとみられる微小粒子粒物質PM2・5の監視を強化する。一方で環境対策の進んだ瀬戸内海沿岸の工場群などでは効率化するという。PM2・5や光化学オキシダントを測定する代表局の機能を充実させる一方、二酸化硫黄や窒素酸化物など工場から突発的に出る汚染を監視する地域局は統廃合に休止や再開などを図る。

 その休止されるに地域局が身近なところにある。岩国小学校運動場の隅、岩国学校挙育資料館の向かいにある白いプレハブ、家庭の物置くらいの大きさ。設置されてからそれほど経過していないが「山口県大気汚染常時監視局」に並んで測定局名が掲げてある。測定再開という事態にならないよう大気の環境改善に関係者は努めてほしい。
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お宝の値打ち

2016年02月12日 | 生活・ニュース


 TVの長寿番組「お宝鑑定団」司会者の去就が話題になっている。その番組は学問的ではなくバラエティー風に仕上がっている。そこが気楽に観られる番組かとも思う。由緒ある逸品、高額に驚く鑑定金額、真っ赤な偽物、思い出のひと品など面白く構成されている。伝来の宝が贋物と鑑定されても「大事にします」という方の気持ちこそが何ものにも代えがたいお宝だと思う。

 番組に登場する贋物は書画や陶芸品が多い。鑑定士の説明に「いや違う」という知識はないので、そうなのかと聞き置いている。贋作と鑑定された作品でも「丁寧に描かれている。楽しんでください」という評がある。面白いのは購入した骨董品なのに印刷やお土産用の作品ですという酷いものもある。大枚をはたいた当人の気持ちはやりきれないだろう。それを商売にすることに恥ずかしさを感じないことを残念に思う。

 有名な画家の作品では、その作品に込められた意味が解説される。曰く「全世界の平和を希求し全人類が豊かに過ごせることが描かれている」。そこには様々な線と図形がいく種類もの色彩で描かれているとしか見えないので解説のような意味深さは理解できない。子どもが写実的に描いた母親の人物画を観て「その瞼からその人の優しさ」を感じることは出来る。美術品には真贋だけでなくその価値は素人には分からない。

 あるオークション前に数万円と値踏みされていた絵が世界的に有名な画家の作品と判明した途端に千倍という高額で落札された。価値とはそういうものなのかと不思議に思う。散歩の途中に何とも言えない異様な1本の立ち木がある。名前も知らないその木の上部に誰かが緑の布を巻きつけたような姿、真っ青な背景に向かって何かを指して訴えている。これを自然の芸術と見るなら、さてどのくらいの価値があるだろうか。
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青空に飛行機雲

2016年02月11日 | 地域


 ふと見上げた真っ青な空に一直線に伸びる白い雲、それを見上げる限りでは線引く人はいい気持ちだろと思う。米粒よりも小さな光る機体が引く白い線はやがて膨らみ風に流され消え去る。これは飛行機雲、別名は航跡雲と呼ばれる。広辞苑では「大気中の温度の低い所を飛行機が飛ぶと、その後に尾を引くように出来る人工雲。エンジンからの排気ガス中に含まれている水蒸気が凝縮して出来ると考えられる」と解説する。

 もう1種類ある。それは主翼などの後に空気の渦が出来て部分的に気圧と気温が下がり、水分が冷やされるために出来る飛行機雲もあるという。高度1万㍍上空の気温は地表のそれより50度も60度も低い。高空を飛行する機外では乗員乗客には見ることの出来ない現象が起きている。なんで鉄の塊が空を飛ぶのかと疑問を持ち、飛行機嫌いな人を知っている。

 ブルーインパルスは、基地解放日に展示飛行(アクロバット飛行)が披露され我が街ではお馴染み。あのアクロバット飛行は高度な訓練により磨きあげられた操縦術だと感じる。東京五輪開会式のアトラクションで五輪を描いたことはその日の夜、ニュース映像で見てそうした部隊のあることを知った。2000年のフレンドシップデーでは2000という文字を描いたという。事故も発生しているが航空ショーには欠かせない国民的人気を得ているが、平和な空で展開されることを願っている。

 飛行機雲は珍しくはないが、ファインダーに入らないそれを含めて、これほどの飛行機雲がほぼ平行に並んでいるのは始めて見た。これほどの高空を飛行するのは空軍関係機が多い。不安定な国際情勢がさらに進んだのではと気をもむ。高いといえば為替相場、1ドルが一時的とはいえ110円台という報道、明日の株価、株は持っていなくても気にかかる。
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余暇を楽しく

2016年02月10日 | 岩国時遊塾

 
 新しい年、「これ」をやろうと声を掛けられた。聞くと面白い内容で名称は「時遊塾」という。広辞苑のじゆうは自由と事由の2種類、従って時遊塾は造語だが、中身はこれから肉付けする。「余暇をいかにして過ごせば健康で楽しむことができるか」という同志の集いを立ち上げようというもの。アイテムは両手の指では足らないくらい魅力ある項目が並ぶ。余暇とは自分が自由に使える時間のこと、定年直前には真剣に考えた記憶がある。

 打ち合わせ項目の一つに資料がある。視角に訴え目を見ながら話しあえる資料としてパワーポイント(PP)を活用することになった。最近のPCにはそのソフトが備わっている。何度か自分用の、あるいは特定の人向けのPPは作成しことはある。既存のPPを使ったこともあるが、教材的な内容作成の経験は少ない。参考書を久しぶりに開く。

 国会の委員会、質問者がTV視聴者に見せるためパネルを使う。作成は誰であれ上手もあれば下手もある。特に文字の羅列されたものは見る気がしない。パネルがなくても質問内容が分かる、理解できる話術を身につけてほしいものだ。と他人事なら気安く言える。先日の陶芸教室の茶碗作りで成形手順の板書、単純明快な図示はよかった。PPはシンプルで明快が肝心、思い出して頑張ろう。

 時遊塾の構想を聞くと、そこに集う人の経験と発見や情報をお互いが共有することで、それが各人の自己研鑽へ発展する糧になるような途が浮かんでくる。一方通行でない余暇の活用法、楽しみ方が広がっていけるよう、先ずは自らの足元を固めておこう。
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