空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

“スポンサーの顔色”発言 の件とそのほか

2017-02-21 22:48:03 | Weblog
日刊スポーツ 遥洋子の“スポンサーの顔色”発言にスタジオ凍る 2017年2月21日20時37分

ドキュメンタリー映画「太陽の下で -真実の北朝鮮-」を紹介。北朝鮮における理想の家族の日常を記録したドキュメンタリーとしながらも、全て北朝鮮当局によって演出されていたことに気づいたロシア人監督が、その裏側を隠し撮りで明らかにしたものだと説明された

しかし、その中で遥は「私たちはすごく距離をもって(この映画を)見てますよね? 向こうでは必ず権力者を笑顔で仰ぎ見なければいけないということを胸を痛くして見ていますが、じゃあ私たちはどうなんですか? スタジオにスポンサーさんたちがスーツ着てずらっと入ってきたら、私たち発言変わりませんか?」」…中略「「人というのは国にかかわらず自分の日常にある権力にいかに自分の言動が左右されるか」と指摘」。

 賢明な人だ。ああ、上野千鶴子先生に学んだのか。それなら、これくらいは言えそうだ。

バラエティー番組らしからぬコメントに、スタジオ内は静まりかえり、司会の坂上忍は「私にはいまいち理解できなかった」とスルーして場を和ませた

 まあ、バラエティ番組ということで、場違いなコメントではあったわけですが。
 しかし、きちんとバラエティ番組的にクリアもできたはずで、そこは器を問われるところか。

 当然のこと、違いは全人生・全人格的に監視されるかどうか、にある。
 たとえば、分かりやすくはスポンサーさんに枕営業を要求された場合、まあ従わざるを得ないような権力を感じる、断れば、芸能人としての人生は終わるだろう―とか。だが、実際に断った場合でも、一族郎党まとめて粛清(※スターリン的意味で)されるとは、信じがたいのではないか。いやまあ、陰に陽にあれこれ圧迫はされるかもしれないが、しかしこの国では、最高権力者のはずだろう首相を口汚く罵っていても逮捕されない。飲み屋で、今回のスポンサーがいかにアレかとくだをまくことはできる、しかし―というわけだ。

 そいえば上野千鶴子氏については最近炎上したようで:







 主要客層にはうけるような言論を売るという点、お見事というべきではあろう。頑張って褒めれば、こういうくらいになろう。







 …だからさあ、せっかく僕の出世に関与したんだから、もののついでで僕を使えばよかったのに(過去形)、と某機関のことも思いながら、メモ。



 山口二郎先生でも、上野先生にくらべたら”貫目”が足りんかな。上野先生であれば、一世を風靡するようなきらびやかさがあった。山口先生は―「民主党のブレーン」様で―…いや、一時は政権党だった党のブレーンだったなら、貫目に不足はふつうでないはずだなあ。





 この神原氏も同様。いや、新聞記事等に出てくることがある神原氏とこのアカウントの中のひとが同一人物であれば、の話だが。
 勿論、「旧ソ連」云々についても、本記事冒頭に類似したかたちで反論できるだろう。

 とゆーか、本気で旧ソ連云々いうなら、憂うべきは旧ソ連水準に達しない(らしい)我が国メディアだろう。「市民の支持をうけない反政府派デモは国会議事堂前で聞く者もいないシュプレヒコールをあげています」とか言ってきたなら、大したものだ―真に打破すべき邪悪な政権に圧をかけるべく、人民がどこに集まらなければならないか、そういった形で広報する、ということができるのなら。

 以前のメモ:




 …上野千鶴子老いたり、だろうか。
 あるいは、上野千鶴子の名(の意味)がわかる層(ほぼ、彼女のtweetを見ている層、といえるかもしれない)には適合せず、上野千鶴子の名を知らない、ないしその意味を知らない層へむけて発信・啓蒙するために別個の工夫を要する、だろうか。

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