当研究室からNatureが出ました。
— とだ ひろき (@Hiroponn81) 2019年4月25日
水からアンモニア合成、実用化されれば世界が変わる研究です。https://t.co/M8SMujSAwO
冗談も何もなしに、本気で世界が変わるな、これ:
NHK アンモニア 新たな製造法を開発 04月25日 06時23分
「医薬品や肥料などの原料となる「アンモニア」を効率的につくる方法の開発に東京大学のグループが成功し、製造コストと二酸化炭素の排出を大幅に減らせる手法として注目されています」
「東京大学の西林仁昭教授のグループは、マメ科の植物に寄生する「根粒菌」と呼ばれる菌が空気中の窒素からアンモニアをつくり出していることに着目し、この菌が持つ酵素に似た働きをする触媒を開発」
「この触媒を使って実験したところ、化石燃料からの「水素ガス」を使わずに「水」と「窒素ガス」を反応させてアンモニアをつくることに成功した」
「製造の際の温度は25度で圧力を上げる必要もなく、電力消費を大幅に減らす」
もう、夢の技術としか。
しかしまあ、そりゃそうだ、植物の根っこのあたりでこういう反応が起きてこそ、植物の肥えができるわけだ。
肥料に対しても効果的でありながら、再生可能エネルギーを化合物の形で蓄えるエネルギーキャリアとしての利用も可能になるのではないかと考えております!
— とだ ひろき (@Hiroponn81) 2019年4月25日
はじめまして!
— とだ ひろき (@Hiroponn81) 2019年4月25日
こちらの九工大の研究は触媒を使っていない反応系なので、かなり分野が異なりますね。
触媒を使わない反応系は活性化エネルギーを下げられず、多くの電気エネルギーを必要とするのではないのかと思います。(詳細がないためわかりませんが)
まさにその通りで、自分の研究はアンモニア分解反応です。
— とだ ひろき (@Hiroponn81) 2019年4月25日
詳しくはまだお伝えできませんが、アンモニアから直接エネルギーを取り出す反応を開発したため、そもそも水素を経る必要がなくなります。
これまで水素エネルギーのボトルネックとなっていた輸送コストの大幅な低減を期待しています。
ハーバー・ボッシュ以来の大革命になるか。
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