事例研究が足りてない、いやそれ以前に事例を知らんなこれ、という例:
「国内向けにはひたすらに脅威を煽り、近隣諸国と対立することにばかり熱心」…ああ、第二次大戦前のソ連とナチスドイツのことか。大国である相互の間ではそこそこ機嫌取りをやりつつ、周辺の小国と対立、次々脅迫して併合していく。あれは…うん、外交とは、呼びたくない、というのは尤もだ。
…まあ、基本的には第二次世界大戦勃発までは、戦争は起きてないといえば起きていないしな、まあ…。ノーベル平和賞がでるレベルで平和だったわけだろうしな…(すごく遠い目)。
…で、戦争になったから、それは外交の失敗ということなんだろう。
…高校世界史くらいで、だいたい学ぶ程度であるはずなのだが。
いや、教科書によってはフィンランドの悲劇が書いてないことがあるし、あと「フィンランド化」という悲しい言葉は、最近は死語になりつつあるかと思われ、現代の勉強しない人たちには、当時の(外交官が血の涙をリットル単位で流してたよーな)苦労を「いやあ、フィンランドって外交が上手いよね☆」で済ませてしまえるよーになったかもー…。
…そういう難しいこと抜きに最近の日本の政権担当者をこき下ろすネタとして最近の国際情勢を使うのは、あまり上手くないのでは。
そう難しいことじゃないんだ、高校社会科の内容でまあ、まずは結構、足りるんだ。基礎は。
追加
つ ワシントン海軍軍縮条約(Wikipedia日本語版)
これはプレイヤー数5だが、日本的には日英米の三者で競ったところもあるので。とまあ、専門家の難しい話も、こんなふうに参照事例を思い起こせば、多少類推もできて理解しやすかろう。やっぱり、高校までの学習内容は重要であるなあと。
その「お前の家族が殺されてもいいのか!」と脅かして戦争を肯定させるやり方、世界中で昔から戦争に反対する人たちを黙らせるために使われてきたやり方じゃないですか。実際、それで始めた戦争で日本人はいっぱい死んだわけですよ。 https://t.co/SNSRnO280f
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2019年4月18日
戦争を起こさないための国家間交渉こそが外交であって、国内向けにはひたすらに脅威を煽り、近隣諸国と対立することにばかり熱心で、大国にはポチのように擦り寄って機嫌を取るような姿勢は外交とは呼ばない。万一戦争になったら、それは外交の失敗です。
— Political Existing (@PExisting) 2019年4月19日「国内向けにはひたすらに脅威を煽り、近隣諸国と対立することにばかり熱心」…ああ、第二次大戦前のソ連とナチスドイツのことか。大国である相互の間ではそこそこ機嫌取りをやりつつ、周辺の小国と対立、次々脅迫して併合していく。あれは…うん、外交とは、呼びたくない、というのは尤もだ。
…まあ、基本的には第二次世界大戦勃発までは、戦争は起きてないといえば起きていないしな、まあ…。ノーベル平和賞がでるレベルで平和だったわけだろうしな…(すごく遠い目)。
…で、戦争になったから、それは外交の失敗ということなんだろう。
ベルギー「お前、ドイツに2度も『フランスを殴るついで』に攻め込まれても同じことを言えるの?」イギリス「アルゼンチン大統領の人気とりで戦争を仕掛けられた件」クウェート「フセインに、貸した金を返せとせっついたら侵略された件」フィンランド「隣にスターリンが居た(´д`|||)」 https://t.co/flGDQ5PNsW
— アプロ (@rUyaCVtIiRxgC9M) 2019年4月24日
…高校世界史くらいで、だいたい学ぶ程度であるはずなのだが。
いや、教科書によってはフィンランドの悲劇が書いてないことがあるし、あと「フィンランド化」という悲しい言葉は、最近は死語になりつつあるかと思われ、現代の勉強しない人たちには、当時の(外交官が血の涙をリットル単位で流してたよーな)苦労を「いやあ、フィンランドって外交が上手いよね☆」で済ませてしまえるよーになったかもー…。
…そういう難しいこと抜きに最近の日本の政権担当者をこき下ろすネタとして最近の国際情勢を使うのは、あまり上手くないのでは。
そう難しいことじゃないんだ、高校社会科の内容でまあ、まずは結構、足りるんだ。基礎は。
某国「米帝様から譲歩引き出せると思ってる将軍様に毎週ミサイルぶち込まれたことある?」
— 酔いどれふりす (@Huris056) 2019年4月25日
追加
三カ国以上で数的バランスをとるというのは、他の二国が結託して対抗してきた場合に太刀打ちできなくなるので、理論上無理なのではないかと思います。 https://t.co/uEctgVoAzW
— Masashi MURANO (@show_murano) 2019年4月26日
つ ワシントン海軍軍縮条約(Wikipedia日本語版)
これはプレイヤー数5だが、日本的には日英米の三者で競ったところもあるので。とまあ、専門家の難しい話も、こんなふうに参照事例を思い起こせば、多少類推もできて理解しやすかろう。やっぱり、高校までの学習内容は重要であるなあと。
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