これが結構よい:
Blogos 昔の入社式におけるカラフルなスーツの意味は何だったのか 赤木智弘2016年04月02日 09:58
「さて、入社式といえば、近年話題になり続けているのが「昔の入社式は新入社員もカラフルで個性的だったのに、今の入社式は同じような髪型に同じようなスーツを着ている。今の若者は没個性なのではないか」という話題だ。多分今年もそんな話が繰り返されるだろう」
「これについてはリクルートスーツも同じように批判されていて、同じような格好をしている若者を批判的に見る人達は、若者が同調圧力に屈して個性を発揮していないことに憤っているらしい」
「僕はそうした批判に対して「学生たちが必死に会社のニーズに合わせようとした結果だ」と反論した。
就職状況が厳しくなり、新卒での採用が大きく人生を左右することを考えれば、個性を出すためのために、会社に受け入れられないかもしれないというリスクを犯す必要など、若い人にはないはずなのだ」
とまあ、まっとうな大人の意見を単に真っ当に言うだけでも、もはや十分な見識という感じ。
「元々この話題が盛り上がったのは、2010年に日本経済新聞が、JALの入社式を取り上げ「昔は個性的だったが、今は個性は封印」という話を論じたのが発端だった。そしてそこに掲載された写真は、昔の写真も現在の写真も女性の新入社員をメインとしたものであった。つまり、この話はそもそもが「女性の個性」の話なのである」
ここはきちんと男女別に条件を整理したひとの勝ち、だ。素晴らしい。
「女性の勤続年数の推移を見るに、1985年(昭和60年)は勤続年数が4年以下の女性が5割を超えていた。(*3) 単純にこのデータだけではなんとも言えない部分も多いが、それでも時代の空気として、そのくらいで寿退社を目指すライフモデルが一般的であったことを覚えている人は少なくないだろう」
…もう、それ、マスでいえば「そぅ」だよねという説得的な数字を控えめに提出する技。見習いたい。
「ならば私たちはかつての入社式のスーツのカラフルさに「華やかさ」を見るのではなく、「女性が戦力として扱われず、華としてしか考えられてなかった時代の傲慢さ」こそ見るべきなのである」
関連:「女性のスーツの画一化のタイミング?(2019-04-03)」
同じネタをそっちこっちで見るが、このひとだけ・4日ほどでリツイート21000超え、「いいね」52000超え。これ、論じる意味があるかも。
これと
これとは、個々の事情、地域差、対象となる業界…いろいろあるので、まあなんとも。
例えばごく最近まで、保育所の保母さんは短大卒の独壇場だったはず。ならば四大卒は敬遠された―という状況はわりと最近まであっただろう。この「最近」というのは10年程度をさしているが。で、さらに最近、ここ数年レベルであれば、四大卒を一定程度以上確保せねばならぬ―という動きが強化されているのではないかなあ、とか。
この辺は、各個にどんな業界のことをいっているのかな、というチェックが必要かも。
Blogos 昔の入社式におけるカラフルなスーツの意味は何だったのか 赤木智弘2016年04月02日 09:58
「さて、入社式といえば、近年話題になり続けているのが「昔の入社式は新入社員もカラフルで個性的だったのに、今の入社式は同じような髪型に同じようなスーツを着ている。今の若者は没個性なのではないか」という話題だ。多分今年もそんな話が繰り返されるだろう」
「これについてはリクルートスーツも同じように批判されていて、同じような格好をしている若者を批判的に見る人達は、若者が同調圧力に屈して個性を発揮していないことに憤っているらしい」
「僕はそうした批判に対して「学生たちが必死に会社のニーズに合わせようとした結果だ」と反論した。
就職状況が厳しくなり、新卒での採用が大きく人生を左右することを考えれば、個性を出すためのために、会社に受け入れられないかもしれないというリスクを犯す必要など、若い人にはないはずなのだ」
とまあ、まっとうな大人の意見を単に真っ当に言うだけでも、もはや十分な見識という感じ。
「元々この話題が盛り上がったのは、2010年に日本経済新聞が、JALの入社式を取り上げ「昔は個性的だったが、今は個性は封印」という話を論じたのが発端だった。そしてそこに掲載された写真は、昔の写真も現在の写真も女性の新入社員をメインとしたものであった。つまり、この話はそもそもが「女性の個性」の話なのである」
ここはきちんと男女別に条件を整理したひとの勝ち、だ。素晴らしい。
「女性の勤続年数の推移を見るに、1985年(昭和60年)は勤続年数が4年以下の女性が5割を超えていた。(*3) 単純にこのデータだけではなんとも言えない部分も多いが、それでも時代の空気として、そのくらいで寿退社を目指すライフモデルが一般的であったことを覚えている人は少なくないだろう」
…もう、それ、マスでいえば「そぅ」だよねという説得的な数字を控えめに提出する技。見習いたい。
「ならば私たちはかつての入社式のスーツのカラフルさに「華やかさ」を見るのではなく、「女性が戦力として扱われず、華としてしか考えられてなかった時代の傲慢さ」こそ見るべきなのである」
関連:「女性のスーツの画一化のタイミング?(2019-04-03)」
入社式、すげえな日本…
— Tokkuns (@tokkuns1917) 2019年4月4日
普通年が逆だろう pic.twitter.com/r4z8bnApMi
同じネタをそっちこっちで見るが、このひとだけ・4日ほどでリツイート21000超え、「いいね」52000超え。これ、論じる意味があるかも。
これ昔のも今のも、JALの入社式の写真らしいです。日経が2010年に報じたものでロケットニュースも取り上げてました
— TÓMÌKÊさん(`・ω・´)📷★ (@Tmicamera_NikoN) 2019年4月6日
1986年頃にメディアの喧伝等で女性のカラフルなリクルートスーツが流行った時期がその年辺りから5〜6年だけあったらしく、結局どちらも流行に乗っただけでは?という分析がありました pic.twitter.com/pyHp8Xrt5A
1986年頃の就活と、近年の就活は全く別物です。
— とろろ (@tororo397) 2019年4月5日
女子学生は、公務員や教員以外は縁故就職しか道がありませんでした。四年制大学の女子は敬遠されました。「女である」というだけで、スタートラインにすら立たせてもらえないのです。
形式化されていようが、何だろうが現代の方が良いです。
これと
1985年に就職しましたが
— bura (@bura90928845) 2019年4月5日
そんな事(4大卒女性は
縁故しかない)はありません
でしたよ😺
地域によるのかな?
これとは、個々の事情、地域差、対象となる業界…いろいろあるので、まあなんとも。
例えばごく最近まで、保育所の保母さんは短大卒の独壇場だったはず。ならば四大卒は敬遠された―という状況はわりと最近まであっただろう。この「最近」というのは10年程度をさしているが。で、さらに最近、ここ数年レベルであれば、四大卒を一定程度以上確保せねばならぬ―という動きが強化されているのではないかなあ、とか。
この辺は、各個にどんな業界のことをいっているのかな、というチェックが必要かも。
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