ごく最近の報道。
聯合ニュース 韓国の出生率0.81 1~3月期で過去最低(5月25日) 2023.05.25 08:57
「韓国統計庁が24日発表した「人口動向」によると、1~3月期の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定数)は0.81にとどまった。前年同期より0.06低く、1~3月期としては過去最低を更新した。1を下回るのは16四半期連続。
死亡数が出生数を上回る人口の自然減は3月まで41カ月続いている」
何というか、順調なペースである。これが順調なのはダメだと思うが。
昨年度実績、0.78の確認。
Jetro 2022年の合計特殊出生率0.78の背景(韓国) 若年層の社会問題に迫る 2023年5月15日
「韓国では、2022年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数、暫定値)が0.78と、1970年以降で過去最低となり、OECD加盟国の中でも最下位だった」
「若者が結婚や出産を望まない要因として、就職難や都市部の地価高騰、多大な教育費負担といった経済的要因や、韓国独自の文化・価値観などが挙げられることが多い」
とまあ、基礎的な状況確認をしたのち近年の動向を明示する。
「韓国の合計特殊出生率は1980年代から低下し始め、1984年に2を、1998年には1.5を切った。それでも、2010年代半ばまでは一定水準を保ってきた。しかし、2016年ごろを境に出生率はさらに急速に低下し、2018年は0.977と初めて1を下回り、2022年には0.78にまで落ち込んだ」
急減はここ10年くらいの傾向というわけだ。境の年として明示されたのは2016年。背景のあれこれは、それこそあれこれ論じられるが。
MAG2NEWS 韓国が“国家消滅”の危機。隣国で進む急激な少子化の裏にある「あの宗教」 2023.06.02
儒教と「上野千鶴子」の名でくくられるフェミニズムとの相性の悪さ、また政権のありようによって加速されてこのざまだ、という議論。こうした雰囲気に主因を求めるのも、まあ論者の趣味でありえよう。
ともあれ、手荒な・雑な取り扱いを受けたくないのは、そりゃあもう男女とも同様だろう。
Courrier 世界最低の出生率0.78の背後にある「社会的断層」 韓国の出生率が低すぎる「本当の理由」─女性たちが男性としたくない「4つのこと」 2023.4.16
こうした中、なお海外養子縁組はなされ続けている様子。
朝鮮日報 出生率は世界最低なのに…海外養子縁組は世界3位の韓国 記事入力 : 2023/06/03 11:45
「韓国は世界で最も多くの児童を海外に送り出している国だ。児童保護に関する非政府組織(NGO)団体「国際社会サービス(ISS)」の昨年の発表によると、韓国は2020年に266人を養子縁組で海外に送り出しており、これはコロンビア(387人)、ウクライナ(277人)に続く世界第3位の記録だという」
2020年に266人。万で数える出生数に比べれば微々たる数字ではあるが、とはいえ無視してしまえるほど小さくもない。
「韓国政府関係者は「韓国は今、合計特殊出生率が世界最低を記録するなど、海外から労働力を輸入しなければならない状況にあるが、韓国の子どもたちを海外に送り出している」」
「2012年まで養父母たちは養子を連れて行くために韓国に来る必要がなかった。書類で見た子どもたちを、留学生などの代理人が養父母に引き渡すことができた。養子縁組機関が養父母を直接確認せず、「資格や適性が不十分な養父母」による養子縁組が相次いだ」
「世界のほとんどの国では公共機関が養子縁組を担っている。ところが、韓国はホルトのような民間機関に海外養子縁組を主導させている。2012年の改正養子縁組特例法の施行以降は家庭裁判所が養子縁組許可を決定することになったが、それまでは民間機関が韓国の子どもの海外養子縁組を決めていた」
とまあ、「出生数とか出生率とか、それ以前の話だぞ」的な。
聯合ニュース 韓国の出生率0.81 1~3月期で過去最低(5月25日) 2023.05.25 08:57
「韓国統計庁が24日発表した「人口動向」によると、1~3月期の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推定数)は0.81にとどまった。前年同期より0.06低く、1~3月期としては過去最低を更新した。1を下回るのは16四半期連続。
死亡数が出生数を上回る人口の自然減は3月まで41カ月続いている」
何というか、順調なペースである。これが順調なのはダメだと思うが。
昨年度実績、0.78の確認。
Jetro 2022年の合計特殊出生率0.78の背景(韓国) 若年層の社会問題に迫る 2023年5月15日
「韓国では、2022年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数、暫定値)が0.78と、1970年以降で過去最低となり、OECD加盟国の中でも最下位だった」
「若者が結婚や出産を望まない要因として、就職難や都市部の地価高騰、多大な教育費負担といった経済的要因や、韓国独自の文化・価値観などが挙げられることが多い」
とまあ、基礎的な状況確認をしたのち近年の動向を明示する。
「韓国の合計特殊出生率は1980年代から低下し始め、1984年に2を、1998年には1.5を切った。それでも、2010年代半ばまでは一定水準を保ってきた。しかし、2016年ごろを境に出生率はさらに急速に低下し、2018年は0.977と初めて1を下回り、2022年には0.78にまで落ち込んだ」
急減はここ10年くらいの傾向というわけだ。境の年として明示されたのは2016年。背景のあれこれは、それこそあれこれ論じられるが。
MAG2NEWS 韓国が“国家消滅”の危機。隣国で進む急激な少子化の裏にある「あの宗教」 2023.06.02
儒教と「上野千鶴子」の名でくくられるフェミニズムとの相性の悪さ、また政権のありようによって加速されてこのざまだ、という議論。こうした雰囲気に主因を求めるのも、まあ論者の趣味でありえよう。
ともあれ、手荒な・雑な取り扱いを受けたくないのは、そりゃあもう男女とも同様だろう。
Courrier 世界最低の出生率0.78の背後にある「社会的断層」 韓国の出生率が低すぎる「本当の理由」─女性たちが男性としたくない「4つのこと」 2023.4.16
こうした中、なお海外養子縁組はなされ続けている様子。
朝鮮日報 出生率は世界最低なのに…海外養子縁組は世界3位の韓国 記事入力 : 2023/06/03 11:45
「韓国は世界で最も多くの児童を海外に送り出している国だ。児童保護に関する非政府組織(NGO)団体「国際社会サービス(ISS)」の昨年の発表によると、韓国は2020年に266人を養子縁組で海外に送り出しており、これはコロンビア(387人)、ウクライナ(277人)に続く世界第3位の記録だという」
2020年に266人。万で数える出生数に比べれば微々たる数字ではあるが、とはいえ無視してしまえるほど小さくもない。
「韓国政府関係者は「韓国は今、合計特殊出生率が世界最低を記録するなど、海外から労働力を輸入しなければならない状況にあるが、韓国の子どもたちを海外に送り出している」」
「2012年まで養父母たちは養子を連れて行くために韓国に来る必要がなかった。書類で見た子どもたちを、留学生などの代理人が養父母に引き渡すことができた。養子縁組機関が養父母を直接確認せず、「資格や適性が不十分な養父母」による養子縁組が相次いだ」
「世界のほとんどの国では公共機関が養子縁組を担っている。ところが、韓国はホルトのような民間機関に海外養子縁組を主導させている。2012年の改正養子縁組特例法の施行以降は家庭裁判所が養子縁組許可を決定することになったが、それまでは民間機関が韓国の子どもの海外養子縁組を決めていた」
とまあ、「出生数とか出生率とか、それ以前の話だぞ」的な。
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