ドイツ総選挙記事メモ：連立工作失敗

BBC Germany's Merkel 'prefers new vote' after coalition talks fail
20 Nov 2017

「Germany's president called on parties to "reconsider their attitudes".
Frank-Walter Steinmeier urged them to make compromises for Germany's "well-being", amid a situation he said was unprecedented.」

　いやあ、混迷と言うべきである。
　再度言及したい：

このイアン・ブレマーのインタビューは重いなぁ
欧米で自由民主主義が機能しなくなっている中で日本だけが自由民主主義モデルが機能している
安倍総理がベタぼめされているというより、欧米の政治情勢が機能不全に陥った中で、日本だけが唯一の救いのようにブレマーは見ている。 https://t.co/hZv9OtPcs4

— 招き猫 (@kyounoowari) 2017年11月6日

　野党があまりに弱体に過ぎるという、それはそれでアレな条件ではあれ、諸国が混迷しているときに、まだしもアンカーになってくれているのは、まあありがたいのではないか。

ドイツ政局は、連立協議不調という戦後初の事態。職務継続内閣を率いるメルケル首相には信任を問う権限がなく、従って解散もできない。憲法上は、大統領が議会に首班指名を促し、二度にわたって誰も過半数を得なければ、相対多数による少数政権を組むか、再選挙となる。長期にわたる混乱の継続は必至。

— 玉井克哉（Katsuya TAMAI） (@tamai1961) 2017年11月21日

メルケル首相の連立政権交渉が決裂しドイツの政治情勢が不透明になりユーロ売りの背景に。再度の総選挙の観測も出ている状況。

— Cafe_Forex（テムズ川の流れ） (@UponTheThames) 2017年11月20日

　しかしまあ「The elections were held in late September」これで「再度の総選挙も辞さず」である。

「Earlier on Monday, SPD leader Martin Schulz said his party was "not afraid of new elections"」

　…我ははらないとダメな局面はあろうが、しかしまあ、なあ…。
　…選挙疲れでアレになった例って、我々はそれなりに…知っていたりするのでは。