Nigeria中部Plateau州都Josで。Boko Haramの広報Abul Qaqaによる犯行声明あり。それによれば,目的は「ここ10年間のJosにおけるムスリムへの殺害および人間性無視への復讐」である。
BBC Nigeria unrest: Suicide bomb targets church in Jos 26 February 2012
攻撃目標はthe prominent Church of Christとあるので,現地では大変敬意を払われているところの様子。そこの朝の礼拝に,爆発物を乗っけた車両をtop speedで突撃させ,その過程で女性一名を轢き殺し,会衆近くまで来て起爆。父子ひと組を殺し,その他38名を負傷させた。
そののち,クリスチャン側の若者が激高して復讐行為に走り,検問を設置してバイクにのったムスリム少なくとも2名を引き下ろしこれを殺害。さらにムスリム所有の商店等々を放火。
Goodluck Jonathanは「我々を恐怖とテロ行為で分断させようと思う輩は成功しない」と声明で語る。「キリスト教徒・ムスリムへの無差別攻撃bombingは,平和を愛するすべてのナイジェリア人にとって脅威である」。
…Josだから,より激しやすいのであろうとはいえ,Boko Haramの行為の(恐らく当人たちは直接は意図していない)結果は熟しつつあるのだろうかなあと。悲しいことですが。
…特にこうした両教派の勢力がそこそこ均衡するらしい地域(参考,BBCによる地図資料Nigeria: A nation divided)ではガチ闘争になりかねないのではー。という感。
BBC Nigeria unrest: Mosque attacked in Benin City 10 January 2012
南部Beninでモスクが襲撃されたというニュース。北部ではキリスト教会が襲撃され,で南部ではHausaのコミュニティのリーダー宅を襲撃しに行った連中がHausaの若者と対峙,警察に介入されたり。
一応Boko Haram的には,『南部はキリスト教徒で・北部はムスリムで住み分けできればいいんだ!』ってのが彼ら流の”寛大な申し出”になるかと思われるが(そのための”ちょっとショッキングな警告”が爆弾テロとかにあたろう),寧ろ状況は"We see the nation heading towards civil war. We know that the civil war was preceded by problems - serious killings on both sides of the regional divide"(Wole Soyinka)な感じだろうか。
背景/原因にはやはり貧困問題をかぞえるべきであろうところで:
BBC Nigerians living in poverty rise to nearly 61% 13 February 2012
一日の生活費1$以下の極貧困層が拡大。原油輸出で国の経済自体は強化されつつあるが,それが一般にまで回っていかない(なお先日,個々への補助金が打ち切られた)。
原油輸出国なのに燃料は輸入。精製施設がない。そこに投資が必要。しかし施設があれば労働者も必要なわけだが,極度の貧困に陥ってるのが国民の60%超えの状況で高度かつ良質な労働力を揃えられるかというと,なんというか,常識的には非常に困難かと思われる(統計もなにも見ずに)。
BBC Nigeria unrest: Suicide bomb targets church in Jos 26 February 2012
攻撃目標はthe prominent Church of Christとあるので,現地では大変敬意を払われているところの様子。そこの朝の礼拝に,爆発物を乗っけた車両をtop speedで突撃させ,その過程で女性一名を轢き殺し,会衆近くまで来て起爆。父子ひと組を殺し,その他38名を負傷させた。
そののち,クリスチャン側の若者が激高して復讐行為に走り,検問を設置してバイクにのったムスリム少なくとも2名を引き下ろしこれを殺害。さらにムスリム所有の商店等々を放火。
Goodluck Jonathanは「我々を恐怖とテロ行為で分断させようと思う輩は成功しない」と声明で語る。「キリスト教徒・ムスリムへの無差別攻撃bombingは,平和を愛するすべてのナイジェリア人にとって脅威である」。
…Josだから,より激しやすいのであろうとはいえ,Boko Haramの行為の(恐らく当人たちは直接は意図していない)結果は熟しつつあるのだろうかなあと。悲しいことですが。
…特にこうした両教派の勢力がそこそこ均衡するらしい地域(参考,BBCによる地図資料Nigeria: A nation divided)ではガチ闘争になりかねないのではー。という感。
BBC Nigeria unrest: Mosque attacked in Benin City 10 January 2012
南部Beninでモスクが襲撃されたというニュース。北部ではキリスト教会が襲撃され,で南部ではHausaのコミュニティのリーダー宅を襲撃しに行った連中がHausaの若者と対峙,警察に介入されたり。
一応Boko Haram的には,『南部はキリスト教徒で・北部はムスリムで住み分けできればいいんだ!』ってのが彼ら流の”寛大な申し出”になるかと思われるが(そのための”ちょっとショッキングな警告”が爆弾テロとかにあたろう),寧ろ状況は"We see the nation heading towards civil war. We know that the civil war was preceded by problems - serious killings on both sides of the regional divide"(Wole Soyinka)な感じだろうか。
背景/原因にはやはり貧困問題をかぞえるべきであろうところで:
BBC Nigerians living in poverty rise to nearly 61% 13 February 2012
一日の生活費1$以下の極貧困層が拡大。原油輸出で国の経済自体は強化されつつあるが,それが一般にまで回っていかない(なお先日,個々への補助金が打ち切られた)。
原油輸出国なのに燃料は輸入。精製施設がない。そこに投資が必要。しかし施設があれば労働者も必要なわけだが,極度の貧困に陥ってるのが国民の60%超えの状況で高度かつ良質な労働力を揃えられるかというと,なんというか,常識的には非常に困難かと思われる(統計もなにも見ずに)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます