空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みていた記事メモ(2015-12-08)

2015-12-08 22:52:38 | Newsメモ
BBC Lake Chad: Triple suicide blasts kill 27, security sources say 5 Dec 2015

 チャド湖のKoulfouaなる島で市に対する三連発女性爆弾テロ。27名死亡、80名ほど負傷。
 構文は基礎的、単語は面倒なものはなく、学習教材にほどよい難易度だが内容がアレ。

BBC Yemen conflict: Governor of Aden killed in attack 6 Dec 2015

 アデンの施政官がロケットグレネード攻撃で死亡。普通は路肩に爆弾でも埋めるものだが、なんというかざっくりした方法である。Islamic State集団が犯行声明を出した。

BBC Cairo restaurant firebomb attack kills 16 4 Dec 2015

 カイロのレストランで焼夷爆弾攻撃。16人死亡。店は地下にあって、まあ入口周辺に焼夷弾をぶちこめば、中の人は出るに出られず被害者数もこういう高さになる。いやな合理性だが。

 Islamic State集団によるテロ行為かどうかは不明。入店を断られた腹いせに…という線も捨て切れないかも、っぽいみたい。

BBC Iraq summons Turkish ambassador over troops near Mosul 5 Dec 2015

 日一日と混迷の度を加える中東事情。トルコ軍の越境をめぐってイラクがトルコ大使を召喚して撤退を求める―と。

Facebook 池内 恵 「予想通りひどい本だった。山形さんがしばし待たせてから、懇切に書いてくれていた」…

 イヤもう、傑作。

Hatena blog 反知性主義3 Part 1: 内田編『日本の反知性主義』は編者のオレ様節が痛々しく浮いた、よじれた本。 2015-10-16

そして……なんだか珍妙な本だと言わざるを得ない。編者のまとめ文が異様なほどの悪質さを露呈している一方で、そこにあらわれた意図と、実際の寄稿者たちの文が完全に乖離しているからだ。寄稿者たちの文の多くは、きわめて落ち着かない様子を見せたり、人によっては編集意図を、おそらくは故意に黙殺・迂回している。それはこの寄稿者たちが決して単細胞なお調子者たちではなく、本当に与えられたテーマをきちんと考えている誠実さを持っていることを示している

 げらげら笑いながら読める書評というのも結構見ないので、一読に値するだろう。

最初の直感や身体反応は「そんなバカな」というものだ。そういう脊髄反射的な肉体反応に委ねず、本当に何かおかしいところがないのかあれこれ考え、逃げ道を全部閉ざされて途方にくれ――そしてやっとそれまでの自分の考えの不十分さがジワジワわかってくる。それがある意味で自分の身体に取り込まれ、かつての安定状態から新しい安定状態へと遷移する。ぼくはそれが最も知的な態度であり、本当の学習だと思ってる

 こういうドキドキが楽しくて学者やるもんなんじゃないかなー、ふつうの学者って。



 こういうことだろう。

 さて、賞与の額がでてきたりしたんだが、そこで雑感:

それ金 新・やる夫の関が原戦線異常アリ その25 「D-DAY OR LOSTDAY」

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. / : / !: : : : : : !: : : : :/ !/   l ||: : : : :!  '.| ヽ : : : : l: : | : |   やっぱり 太閤殿下の下で戦を覚えたからかな?
,': : /  !: : : : : : | : : : /  |'      l!', : : : |       ヽ: : : : l : | : !
l: :/  |: : : : : : :| : : / !´! ̄ ̄`!  ! ヽ: : :! l ̄ ̄`lヽ : : : l: :|: :|   三成も 長盛も 吉継も
|:/    |: : : : : : |: : i'   l_    |  |  ヽ: |  '、   !∧ : : :|: |: ,!
!'     ! : : : ∧:|: :| ヽ  r'、___,.!    ヽ|  l´、___,l  ! : : |.、!/    劣勢時の戦い方ってものが分かってないよ
      ! : : :! |:! :|: : l   ゞ-‐'     .    `ー- '. ∧ : !ノ|ヽ
     l : : |  !:| |: : :!. '"'"'"    、__,、__,.   '"'"'" ,! : l: :|: |ヽ!
       ヽ: !  l:l:'l: : :| ヽ、   ,..、 !、  ,!     ,. イ : : |:| : !
      ヽ|   !| : : : l |: : l> l }.__` ´ _  <´ : /: : : :|! : |
            |:!: : : :| ! : |: : / l |  ̄ .!- 、:|:|: :/: : : :/: : :|
            ! |: : : :ヽ: :l: ,/ ,./..、    ヽ!::::\/: : : :/:!: : :|
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 同僚のみなさん(の多く)、大大学の大研究室で大研究をする状況に慣れすぎたものか、そこらの並みの職場では実力を発揮できない模様。いや、というか、世間には基本的には「そこらの並みの職場」しかないのであって。宮廷なんか宮廷くらいしかないのであって。

 …だからこの劣勢状況でどう切り返すか。大大学の大予算で取りこぼされるところを掬って我が物にしてみるとか、戦いようはそれなりにあると思うのである。たぶん私は自分の研究状況の再構成にそこそこ成功した。



 だいぶ粘着しているらしいコメントが見受けられるが、この場合は、それだけこの言葉が真に迫っているからだろう。ベストの研究環境なんぞ、向こうのほうから振ってくることなんか、基本、ない。だからベターを自分で作り出すんだ。

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