空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

賃金水準―回復傾向というべきなのだろう

2017-11-24 20:36:44 | Weblog
日経 温まらない懐、ワケは「広がるワニの口」 2017.11.22

 非常に緩やかだが、一人当たりの賃金も微妙に上がりつつある。一応仮にも回復基調である。僅かな希望である。

しかも非正規は雇用者全体の37%を占め、5年間で2ポイント上昇した。このため、1人あたりでならすと賃金は上がりにくい

 一応就業者総数も上がってはいるらしいことが推察される。

厚生労働省が22日発表した毎月勤労統計調査によると、7~9月期の1人あたり実質賃金は、アベノミクスが始まった2012年10~12月期より4%低かった。一方、1人あたり実質賃金に雇用者数を掛けた日本全体の賃金は6%高い。有効求人倍率など雇用指標はバブル期の水準を超えて好調だが、一人ひとりの懐は温まっていない

 ということでもあり、夫婦共働きならそれなりにイケるっぽい感じ、と見えそう。



 尤も、ウハウハ潤沢に内需をまわす…とまではいかないのは生活実感なのだろう。ただ、並みの市民が「ちょっと苦しいかな」くらいで生きられる状況であるらしい点、やはり、それなりにプラス評価としなければなるまい。そりゃ就職無くて死にそーな世代もあったことでね。



 とのこと。
 喩えて言えば、「子育てが終わってヒマができても口がなかった近所の嫁が定職掴んだらしい」くらいか。
 もうちょっと景気がよくなるといいですね。



「これだかんね」(マッコイ爺さんに辟易するシンのように)。

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