Garowe Online 1 killed after unknown gunmen attack Islamic Courts officers May 5, 2009
モガディシュ発,5月5日。イスラム法廷の地位ある人物(officerとあって,一定の身分があることが示唆されながら,その個人的な情報は記事中に明らかにされない)とその警護の乗った車両に,色つきガラス装備の車両にのった襲撃者らが攻撃。銃撃戦が生起。少なくとも1名(護衛)が死亡,4名が負傷した。現場はモガディシュ,Hodan区のBlack Sea intersection近く。Hodanはしばしばこうした暴力騒擾で話題となる場所ですね。
話題となったイスラム法廷関係者は,もちろんというべきか,暫定政府に協力する側。モガディシュでの暗殺合戦が再開した感じです。
でまあ,詳細を求めてShabelle News Networkを見に行ったら…この件の詳細は得られませんで,別件の問題ある話を発掘してしまったり:
Shabelle Media Network Islamists destroy graves in southern Somalia Posted: 5/5/2009 5:08:00 PM
キスマユ発(あ,私がKismayoを「キスマユ」とカタカナ転写するのは現地新聞のKismayuなる表記をそのまま転写するんであって,ソマリ語的にどーかは知らないのです。詳しい人ご指摘&資料の御教示願います),5月5日。4日火曜,Radio Shabelleに目撃者が曰く,キスマユ西方90キロほどにあるKamsuma村で,イスラミスト過激派のひとたちは10基ほど墓を破壊。
イスラミスト(つまりキスマユのアルシャバブ)は住民の目の前で,地元住民の言うところでは半世紀以上の時経た墓を破壊。イスラムの教えがそうした墓の形態を許していないからというのがその理由。
キスマユ市ではabout hundreds Indian Shiate gravesを破壊してきた―というわけで,世界のニュースになんかなりませんが,キスマユのアルシャバブさんたちは順調に地域住民の信仰のよりどころを廃絶しつつある模様。
いやまあ,一般の住民のお墓をぶち壊してるわけではないでしょう。基本的にイスラム聖者のお墓―たとえば,何らかの奇跡を齎しただとかの縁起がある―を破壊するわけで,著名な人物が埋葬されている場所云々というのはそれを意図しているわけでしょう。
我々でいけば,たとえばお地蔵さんだの,庚申塚だの○○先生水難記念碑○○先生は明治××年△川洪水に際し果敢に飛び込み水に流された生徒2名を救助するも力尽き濁流に身を没したこれを記念し先生の遺徳を後世に伝えんとし村落住民は碑を建立するものであるみたいなもんでしょう。
仏教(なり神道なり)の教えに必ずしも適合せず,文句つけの余地はある。つかうちの地元のとある新興宗教にはまったお宅の家の入り口に昔庚申塚等々あったのですが,いつの間にかまっさらに廃棄されてました。歴史の意図的な忘却って点で明らかに地域社会の歩みに対する反逆行為ですが,彼らにしてみればなされねばならぬ宗教的矯正でありその行為でもってより正義が実現するわけです。
信教の自由という点では問題がありますが。
Garowe Online Somalia: Somaliland opposition demands changes to election commission May 3, 2009
小ネタ追加。ソマリランド。野党は選挙管理委員会に不信任状を突き付ける格好。メンバーは交代されるべきであるとする。
先日の調停案以来,一応政治危機は小康状態といったところでしょうか。
Garowe Online Somalia's leader condemns attacks, but avoids blaming groups May 2, 2009
Sheikh Sharifは政府機関等々への攻撃を非難,犠牲になった民間人の魂が天に迎えられるようアラーに祈願。さらにAweysとの間にはわだかまりはないはずだなどとし,つまりは特定の勢力の非難を控えて対話姿勢を示す。
尤も,Aweysがこうした対話呼びかけを却下してきたのも周知のことではある。
無意味ではないですけどね,呼びかけ自体は。
モガディシュ発,5月5日。イスラム法廷の地位ある人物(officerとあって,一定の身分があることが示唆されながら,その個人的な情報は記事中に明らかにされない)とその警護の乗った車両に,色つきガラス装備の車両にのった襲撃者らが攻撃。銃撃戦が生起。少なくとも1名(護衛)が死亡,4名が負傷した。現場はモガディシュ,Hodan区のBlack Sea intersection近く。Hodanはしばしばこうした暴力騒擾で話題となる場所ですね。
話題となったイスラム法廷関係者は,もちろんというべきか,暫定政府に協力する側。モガディシュでの暗殺合戦が再開した感じです。
でまあ,詳細を求めてShabelle News Networkを見に行ったら…この件の詳細は得られませんで,別件の問題ある話を発掘してしまったり:
Shabelle Media Network Islamists destroy graves in southern Somalia Posted: 5/5/2009 5:08:00 PM
キスマユ発(あ,私がKismayoを「キスマユ」とカタカナ転写するのは現地新聞のKismayuなる表記をそのまま転写するんであって,ソマリ語的にどーかは知らないのです。詳しい人ご指摘&資料の御教示願います),5月5日。4日火曜,Radio Shabelleに目撃者が曰く,キスマユ西方90キロほどにあるKamsuma村で,イスラミスト過激派のひとたちは10基ほど墓を破壊。
イスラミスト(つまりキスマユのアルシャバブ)は住民の目の前で,地元住民の言うところでは半世紀以上の時経た墓を破壊。イスラムの教えがそうした墓の形態を許していないからというのがその理由。
キスマユ市ではabout hundreds Indian Shiate gravesを破壊してきた―というわけで,世界のニュースになんかなりませんが,キスマユのアルシャバブさんたちは順調に地域住民の信仰のよりどころを廃絶しつつある模様。
いやまあ,一般の住民のお墓をぶち壊してるわけではないでしょう。基本的にイスラム聖者のお墓―たとえば,何らかの奇跡を齎しただとかの縁起がある―を破壊するわけで,著名な人物が埋葬されている場所云々というのはそれを意図しているわけでしょう。
我々でいけば,たとえばお地蔵さんだの,庚申塚だの○○先生水難記念碑○○先生は明治××年△川洪水に際し果敢に飛び込み水に流された生徒2名を救助するも力尽き濁流に身を没したこれを記念し先生の遺徳を後世に伝えんとし村落住民は碑を建立するものであるみたいなもんでしょう。
仏教(なり神道なり)の教えに必ずしも適合せず,文句つけの余地はある。つかうちの地元のとある新興宗教にはまったお宅の家の入り口に昔庚申塚等々あったのですが,いつの間にかまっさらに廃棄されてました。歴史の意図的な忘却って点で明らかに地域社会の歩みに対する反逆行為ですが,彼らにしてみればなされねばならぬ宗教的矯正でありその行為でもってより正義が実現するわけです。
信教の自由という点では問題がありますが。
Garowe Online Somalia: Somaliland opposition demands changes to election commission May 3, 2009
小ネタ追加。ソマリランド。野党は選挙管理委員会に不信任状を突き付ける格好。メンバーは交代されるべきであるとする。
先日の調停案以来,一応政治危機は小康状態といったところでしょうか。
Garowe Online Somalia's leader condemns attacks, but avoids blaming groups May 2, 2009
Sheikh Sharifは政府機関等々への攻撃を非難,犠牲になった民間人の魂が天に迎えられるようアラーに祈願。さらにAweysとの間にはわだかまりはないはずだなどとし,つまりは特定の勢力の非難を控えて対話姿勢を示す。
尤も,Aweysがこうした対話呼びかけを却下してきたのも周知のことではある。
無意味ではないですけどね,呼びかけ自体は。
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